ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

「失敗を知って乗り越えたものなら、それはいいものだ」

2023-03-09 10:28:17 | 宇宙

H3ロケットは本当に残念でしたが、

アニメ「宇宙兄弟」を引き続き観ていたら、ムッタのこんな台詞に出会いました。

第56話、ムッタたちは宇宙飛行士候補生としてアメリカのヒューストンに渡り、宇宙飛行士の訓練を受けています。

その中に、小さなロケットに惑星探査機のようなローバーを搭載して打ち上げ、パラシュートで砂漠に降下し、目標地点にどのチームが先に到達するかを争う、チーム別の競争がありました。

ムッタたちは、低予算ながら砂漠の悪天候にも負けないローバーの開発に挑むのですが、その時のムッタの台詞がこれ。

「失敗して壊れるのを前提で、最低でも2機作れるくらいの余裕があった方がいい。

 モノ作りには、失敗することにかける金と労力が必要なんだよ。

 いい素材を使っているものがいいものとは限らない。だけど、失敗を知って乗り越えたものなら、それはいいものだ」

ちなみに、ムッタは宇宙飛行士になる前、自動車メーカーに勤めていたので、モノづくりには詳しいのです。

今回のH3ロケットの失敗は手痛いものだったと思いますが、

これにめげずにロケット開発に挑み続けてほしいと願っています。

ムッタたちのように、ねばり強く、どこまでもしぶとく、目標に向かってまっすぐに。

 

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