10月3日に退院し、早一週間が過ぎようとしています。
この間、近所の友人たちが、シナモンロールや果物や病院では出なかったお寿司など持参してきてくれて、
退院祝いをしてくれました。
友達は本当にありがたい。
それにしても、今年はお天気が長続きしないようです。
夏以来、三連休は決まって台風や雨に見舞われ、今日も曇りで寒い一日です。
いつのまにか季節が二つ分くらい進んだみたい。
まだ杖を使わないと外を歩けないし、
まして雨だと外出できないので(特殊なサンダルを履かないといけないので雨の日は外出できない)、
家で本を読んだり映画を見たりしています。
アマプラで見た映画「スーパーノヴァ」がよかったなあ。
コリン・ファースとスタンリー・トゥイッチ主演。
初老のゲイカップルの話です。
一人はピアニスト、もう一人は作家。
で、作家の方がアルツハイマー病を患い、日々認知能力が衰えていきます。
旅の途中で、サム(コリン・ファース)の実家に立ち寄るシーンもありますが、
ほぼこの二人がキャンピングカーでイギリスの湖水地方を旅するロードムービーです。
美しいけれど、荒涼として人影もなく、どこまでも続く風景。
これが二人の心象風景です。
繰り返し二度見ました。
主演の二人がいいのはもちろんのこと、人生の最後をどのように迎えるか、
愛する人とどのように最後の時間を分かち合うか、
様々な問題提起をしていて、自分ならどうするだろうかと思わずにいられません。
それでも、こんなに愛することのできる人と巡り合うって幸せよね、と思い、
さて、私が一番愛した人って誰だろうか(子どもたち以外で)・・
などと想いを巡らせたのでした。
いたかしら・・
映画「スーパーノヴァ」お勧めです。
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