先月お伝えしたように(1月15日の記事)、
私は今「文章添削士養成講座」を受講中です。
全7回の講座(毎回3時間のワークショップ&宿題多数)のうち、3回の講座を終えたところです。
20代、30代の受講生と一緒に70代の私も頑張ってます。
これまでの受講内容は、「600字の小論文の作成」と「学生が書いた小論文の添削」でした。
(PC問題も何とかクリアできた・・かな?)
自分で小論文を書いてみると、いかに論理的な文章が書けないかが明らかとなり、
私ってこんなにグダグダだったんかい、と思うことしきり。
でも、いろんな発見があって楽しい。
一方、添削はかなり難しい。
まずは全体を見渡して、分析することから始めますが、
小さな点に目を奪われると大所高所の視点を忘れる。
て・に・を・は も大事だけれど俯瞰して見ることはもっと大事。
筆者が一番言いたいことは何か、この発想はどこから来るのか、それを端的に表現しているか・・
そして、どこをどう修正すれば、目的が達成できるか・・
目的というのは大学入試、入社試験、昇進試験等に合格することです。
ゴールはきわめてシンプル。
添削士の役目は、そこに至るまでの道のりを示してあげること(こっちの方が近道だよ・・)です。
言ってみれば、
試験というゲームの基本ルールを学び、攻略法をわかりやすく伝えてゴールに導くこと。それが添削士の仕事です。
これって日常生活にも言えることでね、
たとえば、片付け。
机の上に積み上げられた書類に目を奪われ、あれもこれも必要よね、といちいち目を通していたら、
いくら時間があっても片付かない。
いつまでに何割のモノを減らすか、目標を立てて、一つずつクリアしていく。
時間制限があるからこそ、攻略法が必要になる。
小論文も同じです。
600字(もっと多い場合もあるが)という字数制限の中で、言いたいことを書ききるのはけっこう難しい。
そこで、添削士という助っ人の登場というわけ。
ゲームでは、時々、強力なモンスターが現れて、いくら攻撃してもビクともしない。
そういう時は、別の角度から攻めてみる、いったん引いてみる、仲間を呼ぶ、最初からやり直す等々・・
人生すべてにおいて、ゲームのルールって役立つんだなあ。
今回の講座(というゲーム)を首尾よくクリアしたら、今度こそ本格的に片づけ(というゲーム)にとりかかるぞ、
と思っている私ですが・・
次回から「リライト」が入ります。悪文を読みやすい文章に書き直すのがリライト。
きっとまた新たな発見があると思います。
楽しみです!
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