昨日は丸一日空いたので、居間の押入れを片付けることにしました。
去年の秋のお片付けは一体何だったんだ? と思うほどぎゅう詰めのモノたち。
カセットコンロが2つ、ガスボンベが2セット、ガスボンベを使うストーブ(3.11の後に購入)、ソーラー電池のランタン、ミシン(ほとんど使わない)、大量の紙袋、古いDVD、古い加湿器、未使用の針金や工具類・・
よくもまあ後生大事にとっておいたもんだ。
片づけというのは、いくつかの段階を経て初めてそれが不要であることを認識できるようになる・・
というのが今回改めて感じたことです。
去年の秋までは、これらのモノたちが「不要」であるとは認識していなかった。
いつか使うかもしれない、誰かが欲しいというかもしれないし、いざという時ないと困るかもしれない・・
いくら片づけ本を読んでも、片づけ動画を見ても、実際に自分の持ち物が「不用品」であるという認識はなかなかできないものです(私だけか?)。
かくして、居間の押入れはモノであふれかえり、必要なものを探そうにも見つけられない、という状態になっていたのですね。
それでも、いつか使うかもしれない、もったいない、まだ使える・・
という悪魔の囁きからなかなか逃れることができない。
狭い家の中でモノの占める空間はかなりのものです。
昔、大学の経済学で「倉庫料」という概念を学んだとき(50年も前です!)、そういう考え方があるのか、
と目からウロコだったことを覚えていますが、
学んだことと目の前で起きていることがなかなか一致しない、というのが現実のようです(私だけ?)。
倉庫料のことを考えたら、10年に一度使うかどうかわからないものを保管しておくなんて、お金を捨てるようなもの。
とはいえ、カセットコンロは冬に鍋をするときに必要かもしれない(もう何年も使っていないが、お客さんが来た時に使うかもしれない)、カセットボンベ使用のストーブは、真冬に震災で電気ガスが途絶えたときに必要になるかもしれないし、ミシンだって使うかもしれない・・
と、再び押し入れの奥にしまいこむ私・・
まだまだ修行が足りんね。
それでも、いくつかの段階を経て、だんだんモノと決別してきた歴史もあり、
次回、押し入れを点検した時は、きっとこれらを手放すことに抵抗がなくなっているであろう、と期待しつつ、
今日は疲れたので、まあ、これでいっか、ということに。
(片づけ前)
(下段の中身を出してみたらこんな感じ。この他に大量の古いDVD、扇風機、ティッシュなど)
今回も市の清掃センターに電話して捨て方を聞いたところ、
カセットコンロは電池を抜いて不燃ゴミの日に、中身の入ったガスボンベは直接清掃センターに持ち込むようにと言われた。
清掃センターは我家から少し離れているので、バスを使わないといけない(自転車持ってないので)。いずれ晴れた日にでも清掃センターにミニ旅行に行こう。
ゴミを捨てるのって、本当に大変。
粗大ゴミとしてゴミ置き場に運ぶこと(手続きが面倒)、清掃センターに持ち込むこと(バス便で)、不燃ゴミの日を間違えずに出すこと・・
こうしたことが本当に億劫で、だからゴミがたまるのね。
(居間の押し入れの片づけ後↓ 大して変わりないようだけど、ガスストーブ、電気ストーブを扇風機と入れ替え、大量の紙袋、DVD、加湿器などを捨てることにした。上の段は次回)
これらのモノたちを捨てたら、もう二度と不要なモノは買わないぞ、
と決意を新たにしたのでした(何度目?)。
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