普段、スポーツにはほとんど関心がないので、サッカーもラグビーも野球も観ません。
でも、昨日はちょっと特別な日でした。
お墓参りに行き、墓地の花屋さんでWBCの日本対アメリカの試合をTV中継しているのを横目で見ながら、
日本が優勝するといいなあ、と漠然と思ってはいたけど、それほど熱心ではありませんでした。
お天気がよく桜がちょうど満開で気持ちのいい日だったので、家の中でTV見るなんてもったいないと思ってたし。
帰宅後に日本が優勝したことを知り、TVやネットの解説を聞いていくうちに、今回の試合が特別なものだったことがわかってきました。
奇跡って起きるんだ、とマジで思ったのです。
ここぞという時に力を発揮できたのは、やはり選手たちの才能と日頃の訓練の賜物なのでしょうが、
それ以上に何かの力が働いたとしか思えない、そういう瞬間がスポーツには時々あるようです。
それこそ、理屈では説明できない何かが降臨したような。
それをわかりやすく普通の人たちにも見せてくれるのがスポーツなのかもしれない。
準決勝メキシコ戦での村上選手の最後の一打、決勝アメリカ戦での大谷選手の最後の一球、しかもトラウトとの対決はまさにこの奇跡の瞬間といっていいでしょう。
今さら私が解説するまでもないのですが、こうした幸運というか偶然というか奇跡は本当にあるのだなあ、
そして、奇跡が起きてみると、それは必然だったのだ、と思えてくるから不思議です。
これらの瞬間は何度見ても、一瞬前とは全く違う世界が一気に開けたことがわかります。
一瞬で世界が変わる、それを私たちはこの眼で目撃した、その瞬間に立ち会った。
シンクロニシティというのは、こういうことを言うのでしょう。
私たちが一瞬ごとに生きていることを教えてくれる。
もしかすると、平穏な日々の中にもこうした瞬間は訪れているのかもしれない。
現に私がいるこの地球の上で、今まさに起きたばかりなのだから、私にも訪れるに違いない。
そんなことを思いました。
人生ってこういうことがあるから面白いよね。
もしかすると、奇跡だらけなのかもしれないよ、人生は。
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