くらやみ祭、5月5日にもう一度行ってきました。
この日がクライマックスで、夜8基のお神輿が神社を出て、旧甲州街道と府中街道の交差点にある御旅所というところまで練り歩きます。
これ見たかったのだけどね、あまりの人混みで断念しました。
昼間、大太鼓が打ち鳴らされるところに行き、太鼓のすさまじい振動に身を任せました。
もう、体中の細胞から邪気が出ていく感じ。
太鼓って、物理的に空気を振動させることでエネルギーを撹拌し、邪気を追い出すために打ち鳴らすものなのだと深く納得しました。
コロナ禍で3年もの間、日本中の神社のお祭りが途絶えていた影響は多大です。
今回ようやく祭りが再開され、くすぶっていた邪気やたまりにたまった人々のストレスを発散させてくれたことでしょう。お祭りの意義はとても大きい。想像以上に大きい。
日本の神様っていつもはどこか空の上にいて、お祭りなどの際にお神輿のような依り代に降りてくるようです。
神様を降ろす行事がお祭りであり、様々な儀式です。日本人の潜在意識の中にはこうした神様が宿っているようです。
私は神様はいると確信しています。個別の宗教や国家神道とは別物の、エネルギーとしての神様。
人々の集合意識も含まれるけど、もっと大きな力を持った何者か、それこそ「神様」。
昔、富士山の噴火を鎮めるために、山頂で人々が輪になって鎮めの儀式をするので一緒に行かないかと誘われたことがあります。残念ながら行かなかったのだけど、行けばよかったと今も思っています。
自然と人間は分離されたものではなく、本来一つのものです。
なので、富士山だろうが地震だろうが、人のエネルギーと直接つながっているのです。
だからこそ、鎮めの儀式は必要だし効果があるのです。
これはオカルトでも何でもなく、本来人間がエネルギーである、ということから考えると当然のことです。
だからね、私は大太鼓を聞きに行ったのでした。こればかりは直接肌で感じないといけないと思って。
その通り、太鼓の振動はビリビリと伝わり、体じゅうの細胞を活性化してくれるような気がしました。
でも、残念ながら、神社の境内から一歩外に出ると、建ち並んだ屋台の群れから一気に邪気が押し寄せてくるような気がして、早々に帰ってきたのでした。
夜祭のお神輿はYouTubeの実況中継で最後まで堪能しました。
来年は体力を蓄えて夜祭に行きたいと思っています。
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