越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

キューバ学校

2008年05月12日 | 音楽、踊り、祭り
ロス・ロボスの「グアンタナメラ」



現代企画室の太田昌国さんの主催するキューバ学校(第一回)に行ってきた。

場所は、代官山のヒルサイドプラザというところ。

最初から最後まで、断続的に「グアンタナメラ」が会場に流れていた。

今回のテーマは「なぜ、キューバ学校なのか。<グアンタナモの不条理>を通して」だった。

マイケル・ムーアの『シッコ』にも取りあげられたキューバの中の米軍基地<グアンタナモ>。

画家の富山妙子さんが、60年代のミサイル危機のときにキューバを訪れたその経験を話した。

金井桂子さんが岩田宏の詩「グアンタナモ」を朗読した。

最後に、太田昌国さんがキューバの中に米軍基地が存在する不条理、9/11以降、米国がタリバンと無関係のイスラム教徒を多数収容する収容所としてグアンタナモを利用する身勝手さを、大航海の時代からのキューバ史を振り返りながら説いた。

あとは、会場で、キューバのお酒、モヒートがふるまわれた。

会場をあとにして、三省堂のTさんと恵比寿の居酒屋<ジャックポット>へ行って、飲み直した。

Tさんは4月にブラジルに行ってきたばかりで、リオのスラム街ファベイラや売春街など、いろいろと興味深い話を聞かせていただいた。