越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

第1回 幻のキューバ  サンティアゴのブルへリア(20)

2011年11月24日 | キューバ紀行

 

 エディタは、アフロ信仰に興味があるなら、

 中に入ってみないか、と私を誘った。 

 私は、そのとき初めてブルへリめくるめくような祭壇を見たのだった。

 木の扉を抜けると、すぐに薄暗い居間になっており、その一角に祭壇がある。

 祭壇の上段と中段にはイエス・キリストの写真と肖像画、エル・コブレの「慈悲の聖母」の祭礼のビラ、

 聖女バルバラ、聖ラサロなどのカトリック教会の聖人のフィギュア、

 レイナ・アフリカーナ(アフリカの女王)や、鉄釘の入ったオグン(鉄、戦いの精霊)の容器などが飾られている。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿