桜の花は他の樹に比して その華やかさは 比べようもない美しさだ
花のいのちは短くてと表現された この花も桜を示すのだろう
開花して およそ7日 花びらが舞い地上を彩る
この華やかさと 散り際が 日本人の心情にもあって 心のDNAも古来から伝承されている
桜は あの華やかさを忘れたかのように 葉を茂らせる
桜を観て 感動と心の浮き立った日も 心の中に刻まれていく
1キロも続く仙台掘公園の桜
桜に想いを寄せて 小説や詩に表すことも多い
願わくば 桜の樹の下に眠りたいと言う書もあった
こんなに多くの桜が 各地で観られることにも感謝である
地元 亀戸緑道の桜 以前は都電が走っていた
風誘う花よりもなお我はまた 春の名残をいかにとやせん
先日 施設で妹が歌った 忠臣蔵の中にも挿入されている辞世の句
浅野匠守が悔しい想いを果たせず 無念の心を桜に託した
風に散る花も名残惜しいが 自分の思いも果たせず散る我が居る
その無念はいかほどか 何とかして欲しいと歌に託した
辞世の句は 立ち会った方の記録に留められている
桜が華やかに咲いて そろそろ散りだすと 何故か このフレーズが蘇る
さくら さくら
まだ周辺にも 少し緑を彩らせて 名残りを惜しませてくれる
今日の誕生花 いちご
花言葉 誘惑 甘い香り