私たちのこれからの月日 いつまでも健康である保証はない
いつかは脳梗塞や認知症 事故などで障害が出た時に 介護施設があると思うだけで心強い
本当は お世話になりたくはないと 誰しもが思うが これだけは状況を受け容れるしかない
認知症でも 軽度のうちは まだ大丈夫かと本人が思ったり 家族が見過ごしてしまうケースがある
無理をしないで 或いは早めに対処して 地域の施設などへ相談して指示を受けた方が良いと思う
お金が無くとも 何らかの方法があるかも知れない 一人で悩まないで欲しい
私が6か所の介護施設を毎月 音楽訪問をしているが ここは私などは到底無理とか思う施設もある
しかし その差は別として 働くスタッフの方は 皆さん優しくお年寄りに言葉を掛けたり接している
実態は その労働はきついだろう 入浴や着替え 下の世話 食事の介護など体力も要る
怒鳴ったり わめいたり 時には暴力をふるう姿を見ている これが認知症の姿でもある
時には車椅子の毎日 自分では何もできずトイレもままならず 心がイライラしてくることもある
こんな日常を支えてくれるスタッフさんに 私はいつも感謝の気持ちを覚えるのだ
転職したりして辞めて行くケースも多い ああ あの人も居なくなったと訪問する施設ごとに感じる
きつい労働に加えて こんな心理に耐えて行けない事情を 私は責められない
仕事が無いから人員不足の介護施設に就職では定着も難しい この仕事に愛がなければ続かない
私の上の姉 二人とも 最後は介護施設にお世話になった
それも認知症での対応である 私たちの家族では こんなにも世話も見られないし共倒れになる
これから いつか自分の番が来るかも知れないが こんな施設があるだけで有難いと常々思う
定期的に 介護施設を廻るようになって ほぼ17年が過ぎた
多くの施設利用者さん スタッフの方を見て来たが いつも施設の方々には感謝を覚える
そして利用者さんには 私の母の姿を重ねることもある
高齢の方が 毎日の施設での生活に 少しでも笑顔の時間を持って欲しい
歌を歌うことが楽しい 歌えなくても 心に届き 癒しになってくれれば私は嬉しいのだ
認知症の方でも 音楽が その顔を穏やかにして行くケースもたびたび見てきた
歌える方は 特に歌が楽しいと 私が来るのを待っている 中には 私に会うことを楽しみにしている
昨日は 姉のことがあったが 気持ちは切り替えて 笑いながら歌と話を進めた
ボランティアは 誰かの為では無い こうして自分の癒しになるし 元気も貰ってくることである
何も予定のない毎日だったら 私の性格では 惰性の毎日 早くにボケてしまうだろう
ピアノやキーボードが弾けて それで皆さんに笑顔が浮かぶなら なんと幸せなことだろうと思う
今日は 下町のうたごえ 思い切り参加の皆さんの歌を楽しみ 笑い合える
最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m
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