あざみの歌 私の心に刻まれた一番好きな歌であるし ピアノ伴奏も想いを込めて弾く
この歌は大好きだ と 下町のうたごえでリクエストがあれば都度言う
参加される皆さんも この曲は先生の愛唱歌だと知っているし 曲も素晴らしいので良く歌う
淡い初恋のような もの哀しいメロディと歌詞が 青春の頃に呼び戻す
きっと先生は この曲に忘れられない初恋の方が居るに違いない ずっと皆さんが思っている
そうだよ あざみの君が居たんだよ と 笑ってごまかしてきた
横井弘さんの作詞である 間もなく終戦の昭和20年 東京大空襲で四谷の家を焼かれた
間もなく軍の召集令状が来て 茨城へ初年兵として入営 終戦を迎えた
母と二人で家も無く 信州・下諏訪の知人を頼って行った
これからは好きな道 詩人になろう と毎日 諏訪湖や周辺の山を歩き 創作に励んだ
その中でも 自分が恋した女性を あざみの花に託して この詩が出来 気に入っていた
詩の背景は 諏訪湖から山へ登り 霧ヶ峰の近くの八島湿原である
うたごえバスツアーで私のハーモニカ伴奏で あざみの歌を合唱
左 一昨年亡くなった妹 中は兄 8人兄弟 この兄と二人になってしまった
半年後 東京へ戻ってキングレコードに入社 この あざみの歌 の歌詞を女子社員に渡していた
一方 作曲の 八洲秀章は さくら貝の歌 が大ヒットして 次の歌の曲も出来ていて歌詞を探していた
たまたま 女子社員からこの歌詞を見せられて これしかないと直感し 横井弘を探して交渉した
作詞が出来てから4年後のことである 昭和24年8月 伊藤久男の歌でNHKのラジオ歌謡で流されるた
たちまち大ヒットになり 特に女性の反応が大きかったと言う
のちに 倍賞智恵子さんが この歌を歌っているが 私は この透き通った声が好きだ
聴いて下さい あざみの歌 https://youtu.be/DW4upkF_aBY
一昨日の下町のうたごえ 本所地域プラザでの開催には 60名の方に参加して貰えた
30曲以上を熱唱して貰ったが もちろん このあざみの歌のリクエストもあった
そして 驚いたことに そのうちの一人の女性が あざみの鉢植えが売っていたと 私にプレゼントだ
山や高原であざみを見るが 鉢植えは初めてである
色が濃く 幹も太く 葉も揃って 見事な鉢植えのあざみであった
今 部屋の中に飾っているが 花が過ぎたらベランダに出して陽を当てよう 何とか育ってほしい
確かに あざみの歌には 私が初めて愛した女性のことが秘められている
19歳の夏 霧ヶ峰の近く 白樺湖だった 今ではリゾート化されているが 当時は寂しげな湖である
その名の通り 湖の中に白樺が数本立っていた 人造湖の名残であった
二人でボートに乗った 想い出の心の映像は そのまま この時の笑顔である もうセピア色
蓼科高原を歩いた ここも静かで落葉松が多く 抜けると あちこちに草原がある
あざみが咲いていた 華やかな花ではないが 緑の葉が茂る中で ひっそりと目立っていた
一年を経過して この恋は終わった と言うより終わらせた
わが恋は終わりぬ 自身で心を閉ざした
何故? また いつか あざみの歌を聴きながら・・・かな
ベランダで彩っているカランコエ
最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m
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