菜の花畑に入り陽うすれ ~♪ おぼろ月夜の歌詞 春になれば こんな歌が流れてくる
ツアーで菜の花畑が見えてくると 誰からともなく おぼろ月夜のメロディを口ずさむ
私はハーモニカを取り出し伴奏すると バスの車内は大合唱となる 添乗員としても喜びの時だ
一面の菜の花畑 黄色い幸せ色に染められる
広大な菜の花畑がテレビにうつされると たとえ 中国でも行って見たいと思う
日本にも青森の方にある 秋田の菜の花ロードは 桜と菜の花の道が延々と続く
そんな菜の花畑を夢見て 昨年 鉢に捲いた 芽がいっぱい出て 間引きで植え替え7つもの鉢となった
食べられるけれど花が好きだから放っておいた タネも出来て一部を箱にしまいこんで忘れていた
先日 菜の花のタネを買いに行ったら時期的に遅く 売っていない
そうだ どこかに仕舞ってある 探したら出てきたから 因みにプランター二つに捲いて見た
芽が出ろ 芽が出ろ 毎日見ていたら 今日は一斉に小さな芽を出している
ああ 今年もちょっと遅いが 我が家で菜の花が見られるぞと今から楽しみだ
中島のお茶屋
さて 築地から歩いて行ける距離に 浜離宮恩賜庭園がある
私の楽しみは ここに咲く菜の花畑である
見渡せば 都心のビル街ばかり 一方に広大に開けた土地 ここが浜離宮だ
三百年の松
浜御殿 当時の姿に再現復旧
カモ猟場 アヒルを水路に泳がせカモをおびき寄せる
アヒルに餌を与える為呼び込むと カモも付いてくる それを隠れていて当初は鷹 皇室では網でとらえる
人間って卑怯だなっ カモが言ったカモ (笑)
徳川将軍家の庭園として有名 海水を引き入れた池 二つの鴨場 当初は鷹狩の場であった
4代将軍家綱の弟 甲府の松平綱重が埋め立て 甲府浜屋敷として別邸を建てる
綱重の子 綱豊 後に家宣が6代将軍になった時に 将軍家の別邸 浜御殿が出来る
お伝い橋
歴代の将軍が手入れを行い 11代将軍家斉の時代に現在の姿になった
明治維新のあとは皇室の離宮となり 浜離宮 と呼ばれる 昭和20年 東京都に下賜された
私は その将軍家と皇室の別邸 離宮に立てるのである それだけでもわくわくする
菜の花畑は その一画にあり 結婚式の前撮り写真を撮るカップルも見られた
樹々はその歴史を誇り 巨木となって権威を示しているようだ
都心のオアシス 広大な空間は 訪れる人を癒してくれるだろう
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