のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

路面電車が走る街 函館

2012年04月05日 10時11分18秒 | 旅行
路面電車が走る街 それは私たちにとってもノスタルジックな風景である
かっては東京を縦横に走り回っていた都電があった
車が増えるにつれ専用軌道は無くなり 邪魔者扱いのようにされ 遂には撤去された
通勤にも 必ず利用していたあの光景は ときたま 頭の中を通り過ぎて行く
 
 
 
函館の駅前を中心として 堂々と専用軌道を走る市電 ここには風格さえ感じられた
チンチンと車掌さんが鳴らすあの音が 今にも聞こえそうだ
中に乗って見回せば あのチンチンと鳴らした丸い鐘は残っており懐かしい
 
少し幅の狭い車内 微妙に身体を揺らしながら走る
いつも車窓からは 函館山が シンボルのように見える
明治からの 時の流れを どのように感じているのだろうか
 
高い建物は殆ど無い 平屋か2階建ての家が 路線に沿って続く
間取りもそんなに広くない店が多い
生活に必要な分だけの店と 商品が そこにある
 
港は大きく弧を描き 真ん中に函館駅がある
中へ入って見ると 郊外の駅と変わらない 静かな駅に見えた
青函連絡船が接続した頃は 広い敷地と長い連絡通路があった
 
 
 
駅のそばに 朝市がある
今は どんぶり横丁が整備されて賑うが 市場の中に混然としてある方が良い
早朝から賑わいを見せる 函館へ行けば これが立ち寄り定番となる
 
かにを並べ威勢良く 客の呼び込みを見せるあの声
うにを ひとつ買って そのままそこで食べる楽しみ
何も買わずに ぐるぐると廻って歩くのも良い
 
 
 
海沿いの道をしばらく歩けば 金森倉庫群に着く
赤レンガの建物の内部は 現在はビアホールや観光グッズの店が並ぶ
観光客が あれこれ品定めをして歩き回っている
 
 
函館山から海まで 山麓は傾斜して 数々の坂がある
レトロな歴史的建造物が この裾野に散在している
坂の上から 傾斜の道の下方を見ると どこにでも海がある
 
 
 
明治 大正 昭和の初期の建物が 山麓のスカートの縁に沿って建つ
旧函館区公会堂 旧イギリス領事館 ハリストス正教会などなど
どれをとっても 異国への郷愁が漂っている 
 
函館 本土からは北海道へ来た まさに玄関口でもある街だ
 
 
 
 今日の誕生花  むらさきはなな
 花言葉       智恵の泉
 
  
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帰京が一日遅れたら帰れなかったかも

2012年04月04日 09時53分05秒 | 旅行
春の嵐 昨日は 全国で こんな言葉が飛び交う大変な天候だった
ヘルマン・ヘッセの小説 春の嵐を連想して のんびりしていたのは私だけかな
青春時代 車輪の下とか ハイネ リルケ ボードレールの詩集にも嵌っていた
 
     函館・熱帯植物園の花と鳥 極楽鳥の名前が付いた花もある
 
函館からの帰りの日程が 昨日の予定だったコースもあった
子供さんたちが多いあの方達は 無事に帰れたろうか
多分 欠航で 一日延期していると思う
 
この場合 延長する宿泊費 代替の交通機関などの差額は 個人持ちとなる
旅行社に責任が無い 台風や自然の災害 事故では すべて参加者が負担となる
列車が遅延して深夜到着の場合も ホテルやタクシー代は出ない
 
こんなことを考えると 私は恵まれている
雪は北の国だから当然 晴れの日も有ったから ツアーを満喫してきた
 
 
  函館港 北海道第一歩の地碑        新島襄 海外渡航の地碑
 
  相馬株式会社 大正2年の建物        現在は北方民族資料館
 
昨日の雨や強風は ベランダに強く打ち付けていた
窓打つ嵐に 夢も破れ~旅愁の一節~嵐はピーピーと音を立て 窓を揺らしていた
幸い 寝る時間前には静かになった
 
朝 起きて見ると 鉢植えが一つ倒されていた
パパイヤが 今年の長い寒さで どうもだめらしいが これも倒れかけていた
寒さと言えば ドラゴンフルーツも痛んでいる 昨年はいずれも無事 冬を越えたのに・・
 
今日は 桜ウォーキングでもしてみよう
 
  
 
  今日の誕生花  すもも
  花言葉    忠実 困難
 
  
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函館4日目は 散々だった

2012年04月03日 10時58分08秒 | 旅行
適当を売り物にしている芸能人も居るが 時には この適当が大変になる
まあいいか 何とかなるさ これが私の日常の考え方 過ごし方である
ただ 旅先では この適当は たまには しっぺ返しがあることを思い知らされた
 
昨日は函館フリーの4日目 最終日であった
手荷物は 空港へ届けてもらう らくらく便を利用して 手ぶらでホテルを出た
行き先は 適当に調べておいた スーパー銭湯である
 
ホテルを出たときは 雪もチラホラだが 5分もすると本降りになった
傘は用意してないし まあ 雪だからと 頭を雪化粧して市電を待つ
路面電車が懐かしく レトロな雰囲気が包んでくれる
 
 
スーパー銭湯は市電の停留所から歩いて5分とあった
そんな近くなら 降りたら 看板などがあるだろうと タカをくくっていた
看板が無ければ 街行く人に聞けば良い
 
雪は吹雪のように 酷くなっていた
さて 降りて どこを見回しても その看板は無い
どちらへ向かって歩いたら良いのか 見当がつかない
 
少しして 第一村人ならぬ町ひと発見
あそこを曲がって行けは゛付き当たりがそうですよと教えられる
降りしきる雪の中 コートも頭も白く染めたり 濡れてきたり
 
5分どころか10分くらいは掛かった 実際はもっと長く感じる距離だった
さあ 温泉だ あったまろうと 玄関の戸を開けようとしたら開かない
良く見ると 11時から営業とある 着いた時間は10時だった
東京近辺なら10時なら間違いなく開いている時間だ
 
ああ最悪! どうしよう 喫茶店とかレストランなんて何も無い閑散とした町
少し戻った所に コンビニがあった 雑誌を選んだり 缶コーヒーを買ったり
時間を潰しても せいぜい10分程度で また銭湯の玄関前に戻る
 
ひたすら 我慢して開くのを待った
やがて時間が来ると 土地の人たちが三々五々集ってくる
ようやく風呂に入れた そして反省した 良く調べておけ!
 
 
  函館・湯の川の熱帯植物園 温泉に入るサルたちも 至福の顔をしていた
 
空港に早く着いて 昼食をとる
前日の どんぶり横丁の海鮮丼が忘れられない
メニューが私を呼んでいる 迷わず注文した
 
大好きな海鮮だ
しかし 今まで味わったことのない まずさだった
回転寿司も良く行くが 多分 ネタが古いのか 最低だった
 
 
     前日行った 朝市のどんぶり横丁 有名人が多く訪れる店
 
  あおりイカのイカそうめん そして五色の海鮮丼 忘れられない味だった
 
適当な見識が 適当な結果を生む 散々な日だった
羽田へ着く直前 東京スカイツリーが見えた
近くに居ると そんなに高く感じないが ひときわ高いスカイツリーだった
 
 
 空港から見た函館山 左が立待岬    羽田直前から見たスカイツリー
 
 
 
 今日の誕生花  ゼラニゥム
 花言葉    決心 安楽 追憶 友情
 
 
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300年前 北海道は蝦夷地だった

2012年04月02日 09時12分25秒 | 旅行

今朝は晴れたり雪が降ったり めまぐるしく天気が変わる
ツアー客が大勢 賑やかにバスで出発していった

夕べは 久しぶりに添乗員をしている夢を見た
それも帰りに お客様にアンケート配布を忘れて 落ち込んでいた
夢が覚めてほっとした

昨日は 函館ベイエリア付近を歩く
日曜日と重なって 相変わらず観光客は多い
どこからでも見える函館山の山麓には 名所旧跡が多い

そのうちの一つ 北方資料館に入る
ここは かって 日本銀行の函館支店で内部は どっしりとして構えだ
アイヌをはじめ さらに北の民族の歴史や生活の資料がある

300年前の江戸時代の地図が展示されていた
北海道は 沖縄本島のように細長く 国後や択捉もあるが 大きく描かれている
中心あたりが大沼である 函館から近い距離にある国定公園のあたりだ

未開の土地と 未知の地域は どこでも こうして描かれていた
東北でさえ 昔は白河以北は ここより蝦夷地とある
坂の上田村麻呂の東征も かっては アイヌが住んでいた土地を奪っていったのか

秋田蝦夷 津軽蝦夷も居た
明治の前には 蝦夷地には多くのアイヌが居たのだろう
北海道の各地の地名は その多くはアイヌの呼称が そのままか発展した呼び名で現存する

湯の川の温泉地に流れる川も サメかわと呼ばれる
アイヌ語のシャムが和人をさしており これがなまってサメに変わった
各地に 別 とか 内の呼称が多い 川に関する地名の変遷だ

こうしてみると 開拓の苦難の歴史があるが その裏には土着の民族の歴史があった
網走の近くには 戊辰戦争で負けた 会津の藩士たちが流された開拓地もある
現在の発展は それ以後としても 急速な文化 開発などが変遷されたものである

朝市の近くには 青函連絡船の摩周丸が係留されて 記念館となっている
50年程前には 私も この船に乗った
北海道周遊券を買って 上野から各駅停車で乗り継ぎ青森駅に立った

早朝一番の列車に乗って 何回か乗り継ぎ ごご11時ごろの到着である
連絡船は夜行であった およそ4時間の船旅 眠れぬままに函館へ着いた
そして連絡する 道内の列車に乗り継いで また うたた寝をする

そんな想いをめぐらしながら どんぶり横丁に入る
ここには 10軒近い どんぶりの店が並んでいる
私の好きな海鮮5色を選んだ イカ サケ うに いくら ホタテが乗っている

今日は連泊ツアー最終日 午後の飛行機まで 数時間
チェックアウトて 近くのスーパー銭湯で最後の温泉三昧をして帰京する

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函館3日目 オッスは男の挨拶だ

2012年04月01日 09時06分50秒 | 旅行
昨日の函館は 朝から雪が降りしきり 夕方まで続いた
フリーのんびりだから 近くの散歩だけにした
出かけた先の 観光ではなく 付近の散歩も好きである

その土地の生活や歴史の香りがするような気がする
温泉街のはずれに 湯の川神社がある
土地の方の厚い信仰によって 結構大きな敷地と鳥居がある

なぜかお参りの願い絵馬は 七五三ばかりであった
普通なら 新年の絵馬や 学業祈願のお札があるはずだ
この地域は 七五三は もしかして季節がずれて行われているのか

湯の川の温泉の発見にも 他所と同じように 歴史がある
各地の温泉は 弘法大師の発見や 鳥や動物の導きによる
ここは その昔 松前に住む母が息子の難病に苦しみ祈願をしていた

ある日 夢に神様が立ち 東の地に行けと指図があった
お告げどおりに行くと そこには温泉があり 息子を連れて毎日入浴させた
さしもの難病も これによって救われたとある

神社の鳥居の上を 函館空港に着陸する飛行機が掠めていく
湯の川から 車で10分の距離にある空港だ

私が宿泊している宿は 函館ツアーの添乗でお世話になった
もっとも お客様は ワンランク上であり 他の旅館であった
夕食は 函館山ロープウェイの近くのレストランでかにがメインだ

夜景ツアーにご案内して 宿に帰り 添乗員だけ このホテル宿泊
それから だいぶ遅い夕食 ホッケだけのわびしい食事だった
今回のツアーも かなり安い料金で たいして食事は期待していなかった
2日間の夕食は この料金にしては満足のいくものである

今のシーズンは学生が多い
修学旅行や 各種スポーツ団体の宿泊が多い
まあまあのマナーだが 賑やかな時もある

エレベーターで一緒になった学生は 挨拶がオッスだった
本来なら こんにちはとか こんばんわだろう
しかし スポーツの学生なら それもよかろう

私もオッスと応える
久しぶりに男の挨拶だ
子供の声も多いが 旅を楽しむ姿は 微笑ましい

今日は珍しく 朝日が空港の上から昇っていた
1日くらいは 函館駅周辺へ出かけてみようと思う
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