今 私たちは平和にそれぞれの地で暮らしている
その地が昔はどうだったのだろうか 江戸時代は?遡って鎌倉・平安時代はどんな地であったのか
そして個人的にも3代も遡れば明治や幕末になる 祖父やその父や祖父はと考えれば興味は尽きない
いずれにしても その先人たちの礎によって 現代の街があり 平和がある
歴史を学ぶには単なる学校で習うものから発展して 郷土を愛して土地を守って行くのも私たちの使命だ
そんな郷土愛に溢れる方が 昨日 鹿児島のてんがらもんラジオに登場した
一言で言えば 鹿児島愛に燃える 藤崎たけしさん 42歳の男性である
片や県会議員をしているが 郷土の歴史研究等においては誰もが認める情熱と真摯な姿勢を感じる
少年時代から鹿児島のシンボル鶴丸城(鹿児島城)の楼閣を復元させたいと書くほどの夢を書いていた
あの五代友厚さんに似ていると言う
その夢は現在も持ち続け 県をあげて盛り上がり募金活動も開始され2.3年内にも実現しそうだ
もともとは放送記者でもあった 趣味を超えて家系図研究 歴史の再発見に没頭している
再来年からNHKの大河ドラマは 篤姫に継いで 西郷(せご)どん と決まり 配役も決定している
江戸時代の鶴丸城・・・形が鶴に似ているところからこう呼ばれていた
主役の鈴木亮平さん
鹿児島県民も期待は大きいが 藤崎さんの胸中は胸躍るものがあると伝わってくる
この様に鹿児島は日本の文化の発信地でもあるし 現在でも人材の宝庫であろう
話の中にも出てくるが 郷中(ごちゅう)教育 の土台も出来ている
歴史の話の中に 地名 人名 建物など 初めて聴くリスナーには少し難しく聞き取れないと思う
この郷中(ごちゅう)教育とは 今でいう縦割り組織 町内会の様と思えば良い
島津藩の独特のもので会津藩とも共通する ここでは上から下へ先輩から後輩へ教育がされて行く
身分に関係なく教育がされる当時にとっては 画期的な組織でもある
あの西郷隆盛さえ身分は低かったが このような土壌で郷土のリーダーに上がって行った
妙円寺参り の話もある かつて関ヶ原の戦いに 戦国武将・島津義弘は果敢に敵中突破するが撤退
その道中も厳しいものだったが 後世 鹿児島城下の武士たちがその遺訓を偲んでこの寺に参詣した
それも 鎧兜で身を固め 往復40キロを歩くのだ 今の武者行列に歴史を継いでいる
テーマのうちで私の興味を惹くものもあった
妙円寺参りの歌 があり 神仏分離で今は徳重神社に歌碑がある
そしてもう一つ ワシントン と題される曲もある 昔の方は知って居そうだが私は知らなかった
歌詞を一番だけ記載すると 天は許さじ良民の 自由をなみする虐政を
十三州の血はほとばしり ここに立ちたるワシントン すなわちアメリカのワシントンを称える歌である
幕末の頃 1860年には遣米使節団が鹿児島から派遣されたように 友好を図っていたのである
更にこの歌の作曲者 北村季春(すえはる)は 信州人なら誰でも歌える 信濃の国 の作曲者である
信州大学の師範科で教鞭をとったが 作詞の浅井洌とこの曲を作った
最初はスクエアダンスなどで使われたが 何しろ教師を養成する場であり 瞬く間に県内に普及した
北村季春を7代遡れば 北村季吟(きぎん) あの松尾芭蕉の俳句の師匠でもある
この様に時代を遡れば 意外な事実が浮かび上がり とてつもなく夢が拡がる
加山雄三さんの祖父なども鹿児島にあり ごちゅう教育の名簿の中に出てくるそうだ
まさかで言えば 今は貧乏人の家系にある私も あの徳川の系図 松平家の家系図にあった
歴史は面白い そして先人の苦労や教育など現代に生きるものも多くある
江戸の街づくりは現代も生きている 徳川家康の政治によるものが そのまま生きているのだ
甲州の発展は 武田信玄の治水対策によって 平地に街づくりが行われた
木曽川などの流域治水対策は薩摩藩によって行われ 現在でもその恩恵下にある
郷土の歴史を知ろう 学ぼう そしてその郷土をいつまでも愛して守って行くのが私たちでもある
てんがらもんラジオ 録画で見られます
http://www.ustream.tv/recorded/92891780
昨日の東京 54年ぶりの11月の初雪 スズメたちも寒そうだった
下町のうたごえ本所地域プラザで開催した
出かける前も雪の中 私の車で心配ながらも無事に到着した
寒さも加わる中 参加者が来るかとこちらも心配していたが 熱意ある皆さん30数名が参加
こんな悪条件の中でも来てたくれる皆さんに ただただ感謝である
いつもよりは少ない人数であるが 30数曲 皆さんと共に楽しんだ
明日はバンドの本番出演 明後日はマンション自治会のバスツアーへ添乗だ
月曜日からボランティアが2か所 そして水曜は下町のうたごえ亀戸と一日も休み無し
ちょっとハードであるが 好きなことで忙しいのは 恵まれたことである
健康と元気と笑顔 歌と愛する皆さんがいるからこその人生でもある
最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m
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