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[理不尽クレーム]19教委が対応策 支援チームや研修で

2007年07月12日 | 教育・学校
2007年07月12日03時11分トラックバック(7)
 児童や生徒の親から理不尽なクレームや抗議が公立小中学校に寄せられている問題で、主要都市の教育委員会のうち、19教委が支援チームや職員研修などの対応策に乗り出していることが、毎日新聞の調べで分かった。東京都江戸川区教委では苦情件数が過去5年間で3.5倍と急増しており、教育現場が対応に苦慮している実態が改めて裏付けられた。


 全国の都道府県庁所在地や政令市、東京23区の教委などに、クレームの実態や対応策について尋ねたところ、75教委から回答があった。


 クレームは、「喫煙を注意されたが、人に迷惑をかけていないので指導は必要ない」といったものや「授業妨害をする児童の母を指導すると『先生に魅力がないから』と反論された」など子供の非を棚上げするケース、「不登校の子が家でストーブをけり倒した。学校が弁償してほしい」「いじめに遭う我が子を転校させるので、通学の交通費を出してほしい」「義務教育は無償なので野球部のユニホームは学校で洗濯すべきだ」と金品が絡む事例もあった。


 江戸川区教委では、苦情電話が▽02年度59件▽03年度87件▽04年度96件▽05年度156件▽06年度206件――と年々増え続け、今年度は3カ月間で89件と300件を超える勢いだ。教育現場では「クレームは実感として増えている」(仙台市)との受け止めが多い。


 これに対し、京都市教委は6月下旬、医師と弁護士、警察OBや臨床心理士の専門家らでつくる「学校問題解決支援チーム」の結成を発表した。北九州市教委は今月中にも、専門家による同様の支援を始める。福岡市教委は05年、元小学校校長と臨床心理士による「学校保護者相談室」を開設し、第三者の立場で両者の悩みを聞き、トラブルの早期解決を図る。東京都江戸川区や奈良市、広島市の各教委は、教師たちの相談に乗る教員OBを配置している。


 また、クレームに対応するため教員研修を行っているのは▽東京都練馬区▽堺市▽徳島市▽佐賀市の各教委。広島県教委は研修で親に扮(ふん)した教師を相手に応対する訓練を実施。岩手県教委は苦情対応マニュアルを昨年作り、大阪市も今年度中に手引書を作成する。


■保護者の非常識なクレームの例■


・写真の中央に自分の子供が写っていない


・休んだ1週間分の給食費を返してほしい


・給食が必要だと言った覚えはないので、給食費は払わない


・登下校時に友達とトラブルになるので、学校が送り迎えしてほしい


・クラスに気に入らない子がいる。その子を別のクラスに替えてほしい


・参観日に授業を録音した親が「先生の授業はここがよくない」と指摘

(毎日新聞紙面より引用)


「親」がおかしくになってきているから、「子供」もおかしくなるのだと僕は思う。「教育」の原点は「家庭」である。向かいのアパートの女の子がよく母親に大声で怒られ、体に痣などを作っていた。どうも「児童相談所」の職員が来たらしく、聞いた話では女の子は「嬉しそうに」施設(?)に引き取られていったみたいだ。我が子に「痣」ができる程、虐待をする。母親は何故、自分が産んだ子供に愛情を注げず、そんな行動に出るのだろう。上記、新聞記事を読んでいると、「親のクレームは常軌を逸している」。学校の先生の多くがストレスから「心の病」に罹るのも理解できる。理不尽過ぎるし、自分勝手過ぎる。
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自民幹事長をメールで脅迫した容疑で、元小学校教諭逮捕

2007年07月12日 | インターネット
 自民党の中川秀直幹事長あてに脅す内容の電子メールが送られた事件で、警視庁は12日、茨城県城里町徳蔵、元小学校教諭で無職の山口栄容疑者(64)を脅迫の疑いで逮捕した。

 捜査1課などの調べでは、山口容疑者は6月29日から7月8日まで、自宅のパソコンから中川氏のホームページを通じ「選挙中身辺に気をつけろ。必ず刺されるぞ」などの内容のメールを5回送った疑い。

 山口容疑者は「安倍総理と中川幹事長が日本の政治を悪くしていると思った」と供述。メールでは「織田信長」「吉田茂」「水戸黄門」などを名乗っていたという。

 中川氏は「詳しい事情や背景は分からないが、自由な言論や政治活動を暴力で封じ込めることがあってはならない。厳正な取り調べを期待したい」とのコメントを出した。
(朝日新聞より引用)


先生、大学教授、NHK職員、医者など「堅い職業」の人が思いがけない事件を起こす世の中。何故なんだろう。
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ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2

2007年07月12日 | 本・雑誌・漫画
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2

講談社

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著者からのコメント
こんにちは。  
 こちらでははじめまして。著者の東浩紀です。  
さて、この『ゲーム的リアリズムの誕生』は、『動物化するポストモダン』の続
編ですが、それを読んでいないひとでも読めるように書かれた書物です。とりあ
えずは、ライトノベルやノベル系のアドベンチャーゲームに関心のあるひとに読
んでいただきたいと思っていますが、それらの作品に触れたことがなくても、
現代のエンターテインメントに興味がある読者一般に広く読まれる内容になって
いると思います。  
 本書の主題は、ひとことで言えば、「ポストモダン、すなわち物語の力が衰え
た世界において、それでも物語を語ろうとすればどうなるか」というものです。
この課題は、現代の多くの作家が直面するはずのものですが、僕はこの本では、
いくつかの理由からライトノベルと美少女ゲームを分析対象として選びまし
た。状況や作品については解説が入るので、特別の予備知識は必要ありません。
 
 議論は2章に分かれており、第1章では、新城カズマの入門書を用いてライトノ
ベルについて最低限の知識を確認したうえで、評論家の大塚英志の議論、とりわ
け『キャラクター小説の作り方』を批判的に読みながら、「まんが・アニメ的リ
アリズム」「ゲーム的リアリズム」の理論が探究されます。第2章では、その結
果を受けて、『All You Need Is Kill』『ONE』『Ever17』『ひぐらしのな
く頃に』『九十九十九』が分析されます。参照対象の中心はライトノベルと美
少女ゲームですが、『九十九十九』が挙がっていることからわかるように、一般
小説へも言及しています。とくに第2章の冒頭では、伝統的な文芸評論への批
判も記されています。付録として、清涼院流水論と『AIR』論を収録していま
す。『ファウスト』連載時の原稿は完全に書きかえられており、書き下ろしと
言って差し支えありません。  
 僕は1993年に批評家としてデビューしており、振り返るとすでに15年近いキャ
リアをもっています。この『ゲーム的リアリズムの誕生』には、その長さを受け
て、さまざまな文脈が流れ込んでいます。この本は、ある見方で見れば、僕がは
じめて記した本格的な作品批評であり、他方では、僕がここ数年、あまり書籍に
ならないかたちで行ってきたライトノベル・ブームへの関与の総決算でもありま
す。またそれは、前著と同じく、社会学的な文脈でも読めるでしょう。むろ
ん、近年のオタクブーム、コンテンツブームの流れのなかにもあります。  
 けれども、僕個人の文脈を言えば、これは、僕がはじめて、最初から最後まで
を体系的に構成し、その意図がなんとか実現できた本です。  
 僕のむかしからの読者は知っているかもしれませんが、僕は学生のころ、
ジャック・デリダという哲学者の研究をしていました。デリダの思想には「脱構
築」というキーワードがあり、それは要は、真の思想は体系化できないという教
えです。そのせいもあって、僕はいわば、体系的な書籍を書くことができない体
質になっていました。本書は、その体質を改善するために記した本でもありま
す。したがって、本書は、内容に読者のみなさんが同意されるかどうかは横に措
いて、とりあえずは僕のいままでの本のなかで、もっとも読みやすく、ま
た論理的な著作になっていると思います。  
 「批評」というと、聞き慣れないタームを並べ立て、単なる印象論を難し
く理論武装するだけの困った言説というイメージがあるかもしれません。実際
に、世の中には、そのように非難されても仕方がない「批評」が数多くありま
す。批評家のひとりとして、そのような状況を恥じるとともに、なんとかオルタ
ナティブを差し出すことができないか、と考えて記したのがこの本です。
 
 多くの読者に読んでもらいたいと思います。よろしくお願いします。

著者について
東 浩紀(あずま ひろき)
1971年生まれ。哲学者・批評家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。
2006年10月より、東京工業大学世界文明センター特任教授。
単著に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『郵便的不安
たち』(朝日新聞社)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、共著
に『自由を考える』『東京から考える』(以上、NHKブックス)、編著に
『網状言論F改 ポストモダン・オタク・セクシュアリティ』『波状言論S改
社会学・メタゲーム・自由』(以上、青土社)など。
2007年4月より講談社BOXから評論集三巻を刊行。

動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会

講談社

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出版社/著者からの内容紹介
注目の批評家による画期的論考!!物語からデータベースへ

オタクたちの消費行動の変化が社会に与える大きな影響とは?
気鋭の批評家が鋭く論じる画期的な現代日本文化論!

オタク系文化を批評する意義――オタク系文化はJポップのような国民的広がりをもつ文化ではないが、決してマイナーな文化でもない。オタク系の消費者は、きわめて活動的な層に限っても、数十万の規模を下げることはないと思われる。そしてさらに付け加えれば、オタク系文化はもはや日本だけの現象でもない。オタクたちが作り上げたコミックやアニメ、ゲームなどの独特の世界は、アジア地域のサブカルチャーに深い影響を与えている。最後にもうひとつ加えれば、日本のネット文化の基礎はオタクたちによって築かれている。したがって、いま、日本文化の現状についてまじめに考えようとするならば、オタク系文化の検討は避けて通ることができない。
本書の企図は、オタク系文化について、そしてひいては日本の現在の文化状況一般について、当たり前のことを当たり前に分析し批評できる風通しのよい状況を作り出すことにある。――本書より



「物語」と「オタク」・・・現代を語る言葉だろう、きっと。
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ロストジェネレーション―さまよう2000万人

2007年07月12日 | 本・雑誌・漫画
ロストジェネレーション―さまよう2000万人

朝日新聞社出版局

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25~35歳で、就職時期に不況でこんなにも正社員になれなかった人がいるとは知らなかった。「彷徨えるオランダ人」じゃないけれど・・・この人達はこれからどうしていくのだろうか?
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人生気のせい人のせい―ツチヤ教授、代々木駅前の精神科医と語る

2007年07月12日 | 本・雑誌・漫画
人生気のせい人のせい―ツチヤ教授、代々木駅前の精神科医と語る

PHP研究所

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出版社/著者からの内容紹介
「わたしは以前から、考え方も笑いどころも一致するような気の
合う人が見当たらず、この世の中にはマトモな人間がいないのかと思っていた。
三浦先生と知り合って、やっと気が合う人がいたと思ったら、マトモな人間では
なかった」----。本書はそんな素敵な関係にある、「笑う哲学者」ツチヤ教授と
79歳の精神科医三浦医師による夢の(?)対談である。互いに反省と改心を求め
るどっちもどっちのやりとりを読んで、あなたは思うだろう。「なんて軽薄でい
い加減な人たちなんだろう」。そう思ったあなたは正しい。
しかし、そんないい加減な対談だからこそ、あなたの心の重荷が軽くなり、人生
が楽になる、かもしれない。<主な内容>「尊敬されない方がいい」「欠点は財
産、愛嬌が最高」「心の健康を保つ秘訣」「女とのつきあい方」「プライドを捨
てれば楽になる」「成功なんか、しなくていい」etc.


植木等の「無責任男」にならなきゃ、やっていけねえよ、この世の中!!!!!
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いのちのレッスン by新藤兼人・・・95歳、現役映画監督。

2007年07月12日 | 映画・DVD・ビデオ
いのちのレッスン

青草書房

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「心は何かを欲してざわめいている」・・・95歳になって、こんな言葉を言えたらいいな・・・
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今の時代「女らしさ」って何?

2007年07月12日 | 本・雑誌・漫画
オンナらしさ入門(笑)

理論社

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ユニセックスの時代、あえて「女らしさ」を探す旅に出る筆者は冒険家である。拍手
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NO MEANING[写真集]・・・長澤まさみ

2007年07月12日 | 本・雑誌・漫画
NO MEANING[写真集]

幻冬舎

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出版社 / 著者からの内容紹介
20歳を記念した写真集を作ろうと決意したとき、
長澤まさみが舞台として思い浮かべたのがロンドンだった――――。
グローブトロッターの大きなキャリーケースとともに、ヒースロー空港に降りたつ。
老舗のホテルにチェックインし、ロンドンの街に飛び出していった。
旅のスタイルに決まりはない。思うがまま、感じるがまま。
あるときは、電車に飛び乗って、リッチモンドへ。
あるときは、おいしいピッツァを目指して、チェルシーへ。
あるときは、雄大な景色を求めて、郊外のコッツウェルへ。
そして、あるときは市内の美容室へ。
ヘアメイク、スタイリングは、全て彼女自身が施し、
まさに“素”の彼女がぎっしり詰まった写真集となっている―――。


著者について
ながさわまさみ/2007年6月3日静岡県生まれ。12歳で、東宝「シンデレラ」オーディションのグランプリを獲得。その後、順調に歩みを進め、今では映画、テレビ、CMに、様々なメディアで活躍を続けている。


「可愛い」・・・それだけでいい。
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映画『シッコ Sicko』・・・マイケル・ムーア監督の最新作。

2007年07月12日 | 映画・DVD・ビデオ
『シッコ』(Sicko、正式な邦題は『シッコ Sicko』)は、ブッシュ批判・ブッシュ政権批判など社会問題を扱うドキュメンタリー映画で物議を醸す映画監督として著名なマイケル・ムーアによるドキュメンタリーのコメディー作品。2007年のカンヌ国際映画祭で特別招待上映された。医療保険制度を取り上げ、保険未加入者が5000万人いる米国医療制度の問題点を追及、ブッシュ政権や医療・保険業界を批判した。撮影のため米国政府に申請の上キューバを訪問したが、米国財務省が同申請書の渡航目的記載に問題があるとして調査し、カンヌでの上映直前に同省から通告書を受け取ったことを記者会見の席で明らかにしている。

公式サイトは→http://sicko.gyao.jp/



日本でも「年金問題」で揉めているが、アメリカでも似た様な事がある。ブッシュ政権と安倍政権はどこか宇宙のかなたに行って欲しい。切ない庶民の願い。
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昭和十二年の「週刊文春」

2007年07月12日 | 本・雑誌・漫画
昭和十二年の「週刊文春」

文藝春秋

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実は、「昭和十二年」には「週刊文春」はまだ無い。あったとしたら、という事で、当時の「文藝春秋」の雑誌から、「週刊文春」的に記事を集めている。このコンセプトが面白い。実は、今の日本とシンクロする時代なのかもしれないのだ。目のつけどころが凄い。必読。
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