出版社/著者からの内容紹介
捕獲された犬が処分されるまでを、感動的エピソードを織りまぜたエッセイと写真で綴った一冊。年間十数万頭にも及ぶ、処分される犬達。その実態を十年にわたって追いつづけた集大成です!!
内容(「BOOK」データベースより)
犬猫達は私達の税金で窒息死させられ、九百度もの熱で骨が灰になるまで焼かれて、遺骨はゴミとして産廃業者に引き取られているのです。年間数十万頭にも及ぶ、処分される犬達。その実態を著者が十年にわたって追いつづけた集大成!ペットブームの陰に迫る真実の物語。
内容(「MARC」データベースより)
捨てられた犬猫達は税金で窒息死させられ、骨が灰になるまで焼かれて、遺骨はゴミとして産廃業者に引き取られている。年間数10万頭にも及ぶ、処分される犬達。その実態を10年にわたって追いつづけた集大成。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
篠原 淳美
1963年栃木県宇都宮市生まれ。1995年ボランティア開始、篠原ドッグスクール設立。篠原ドックスクールOB会設立。保護の会・アニマルピース代表。茨城県動物指導センター主催「動物愛護フェスティバル」躾方教室講師(1999年~2004年)。茨城県動物指導センターと共に「収容犬の譲渡及び不妊手術を推進する会」(のちアニマルサポートネットワークに改名)を設立、茨城県動物指導センター長の要請で会長に就任(2000年~2005年)。茨城県動物愛護推進員、茨城県代表、茨城県動物愛護推進計画策定委員、茨城県動物愛護推進員協議会委員(2001年~2005年)。動物愛護功労者として茨城県動物指導センター長賞、茨城県保険福祉部長賞を受賞。日本動物愛護協会より表彰。茨城愛犬ビジネス学院動物愛護講座講師。「施設で暮らしている子供たちの笑顔を守ろう・命を考えるフェスタ」主催。ひたちなか市獣医師会主催フェスタ・愛護団体主催セミナー・ペット関係専門学校講師。NHK出演、フジテレビ「感動の奇跡体験」出演。その他講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容(「BOOK」データベースより)
人間に捨てられ、動物収容施設で命を絶たれていったどうぶつたち彼らの瞳が、声なき声がこの悲しい現実を訴えています。多数の写真と総ルビの簡潔な文章で小学生にも理解できる内容です。
内容(「MARC」データベースより)
ペットブームの陰で、人間に捨てられた犬や猫が動物収容施設で命を絶たれている悲しい現実を、多数の写真と簡潔な文章で訴える。総ルビつきで小学生にも理解できる内容。桜桃書房2000年刊の再刊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
児玉 小枝
1970年広島県生まれ。大阪成蹊女子短期大学児童教育学科を卒業後、広告代理店、動物病院、タウン誌編集部勤務を経て、「人と動物との共生」をテーマに取材活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容(「BOOK」データベースより)
保健所や動物愛護センターで出会った犬たちのおちゃめで、かわいくて、ちょっぴり切ない写真絵本。
内容(「MARC」データベースより)
ページをめくるごとに、犬たちの気持ちが少しずつわかってくる。そして、だんだんやさしい気持ちになってくる…。保健所や動物愛護センターで出会った犬たちのかわいくて、ちょっぴりせつない写真絵本。
出版社 飛田淳子
ささやかな心の震え 犬も猫も命あるもの。性格だって考えていることだってそれぞれに違います。
私たち人間と同じようにうれしかったり、悲しかったり。飼い主のことが大好きだったり、近所に苦手なワンコがいたり、ご機嫌だったり不機嫌だったり。好きなおもちゃがあり、好きなおかずがあり、毎日お散歩がとっても楽しみ。犬を飼われたことがある方は、わかりますよね、犬がその小さな「ココロ」でいろんなことを感じていること。
悲しいことに、そんな尊い命を「モノ」として扱い、簡単に手に入れ、簡単に捨ててしまう人がいます。
「飽きたから、いらなくなったから、他の犬がほしいから」そんな理由で。
そして捨てられた犬や猫たちは、全国の動物愛護センターや保健所で殺されてしまいます。その数なんと年間65万頭。あまりに多く、そしてあまりに知られていない現実です。
この写真集に登場する犬たちは、タイトルの通り捨て犬です。ただ、多くの捨て犬たちに比べて少しだけ恵まれているのは、もらい手がある「譲渡犬」と呼ばれる犬たちであること。彼らは、動物愛護センターで保護されたあと、新しい飼い主にもらわれていき、今は幸せに暮らしていることと思います。
身近にある小さな命のことを考えてみること、そして少しだけ優しい気持ちになること。ささやかなことですが、毎日の暮らしの中でとても大切なことではないかと私は思います。
犬好きな人はもちろん、疲れて神経がトゲトゲしている人、意地悪な気持ちになっている人、「捨て犬のココロ」をぜひ開いてみてください。ささやかな心の震えを感じられることと思います。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤本 雅秋
1956年生まれ。日本大学法学部卒。東京写真専門学校卒。動物写真家・田中光常氏に師事後、フリーとして独立。日本国内をはじめ、南極、アフリカ、カナダ、オーストラリアなど世界各地の野生動物から犬・猫まで愛情豊かに撮る
坂崎 千春
1967年生まれ。東京芸術大学デザイン科卒業。ステーショナリーデザインの仕事を経て、現在フリーのイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社/著者からの内容紹介
捨てないで、殺さないで! あなたを見つめる犬や猫のまなざしを受けとめて
捨て犬や捨て猫の命を何とか殺さずに救おうとする街、サンフランシスコ。かたや年間65万頭の犬猫をガス室で殺処分する日本の自治体。不幸な犬猫を一匹でも減らすために私達は何をすべきか、渾身のルポルタージュ!
内容(「BOOK」データベースより)
カバー写真の子犬、巻頭写真の子犬たち。みんな保健所などに収容された子犬たちです。犬だけでなく猫もたくさん収容されます。これらの施設では責任を持って育ててくれる人たちに譲渡を斡旋しています。それでも年間五十三万頭もの罪のない犬猫が殺処分されているのです。こうした不幸な犬猫を一頭でも減らすために踏み出した著者の、希望を見つけるための旅。
内容(「MARC」データベースより)
ペットブームの現在、ペットの数は犬と猫だけで1800万頭にものぼる一方、日本では年間65万頭もの、何も罪の無い犬や猫の命が失われている。ペットブームの陰のタブー、「殺処分」問題を真正面から捉えた渾身のルポ。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺 真子
東京都渋谷区出身 東京女学館短期大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容(「BOOK」データベースより)
ペットブームの裏側で年間およそ40万匹の犬猫が見捨てられ、“ドリームボックス”と呼ばれる殺処分装置に送られている―。大宅賞作家が描く“ペット大国”ニッポンの現実。
内容(「MARC」データベースより)
「助けてください!」「私をもらってください!」 ペットブームの裏側で、年間およそ40万頭の犬猫が見捨てられ、「ドリームボックス」と呼ばれる殺処装置に送られている。「ペット大国」ニッポンの現実を描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林 照幸
1968年、長野県生まれ。明治薬科大学在学中の1992年2月、奄美・沖縄に生息する毒蛇『ハブ』の血清造りに心血を注いだ医学者・沢井芳男を描いた『毒蛇(どくへび)』(TBSブリタニカ)で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999年4月、佐渡で終戦直後からトキの保護に尽力した在野の男たちを描いた『朱鷺(トキ)の遺言』(中央公論新社・中公文庫)で、第30回大宅壮一ノンフィクション賞を同賞史上最年少で受賞(=当時)。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社/著者からの内容紹介
動物福祉のために活躍したイギリス人女性アン・ロスとの出会いを描く。
内容(「BOOK」データベースより)
犬の涙、犬の悲鳴…を知っていますか?実験動物との対話を通して生命の尊厳に光を当てた一冊。動物実験の現場で悩み闘いつづけた生命の物語。
内容(「MARC」データベースより)
日本の実験動物たちが置かれるひどい環境に驚き、苦しみ、多くの関係者に動物の命の大切さを訴えながら、志半ばで天国に召された英国人女性アン・ロス。彼女とのエピソードを通して生命の尊厳に光を当てる。要約英語訳付。
著者からのコメント
五十歳半ばで初めてパソコンの操作を覚え、面白さも手伝って色々なサイトを訪れた。特に仕事に関係した動物福祉の関係サイトは興味があって、ある文筆家が運営しているサイトにお邪魔した時、その掲示板で私のことが触れられていた。「昔、大阪大学の佐藤さんと言う人が出版された本でアンと息子のためにというのがあったね?確か英国人女性のアニマルナースと出合って、その人の影響を受けて動物福祉をライフワークに取り組んだと言う内容だったけど、絶版になっているのか、どこの本屋さんでも見付からない」と言う内容だった。嬉しかった。今でもあの本のことを覚えている方がいらっしゃるのだ。確かにそんなことがあった。昭和も終わりを告げようとした年に、自費出版で500部作り、実験動物関係者に配ったが、回りまわってたぶん、その方の耳に入ったのであろう。アンとの出会いは唐突であった。そして唐突に帰国し、亡くなってしまった。例え、実験動物といえど「命」あるものを慈しみ、医学の裏側で死んでいく運命の犬達を自分の生命に変えても守ろうとしたアンの壮絶な半生であった。言葉もままならない他国でどんな察
カバーの折り返し
私達は動物との共生を考えています。
著者について
1949年、堺市に生まれる。 アンと出合って動物福祉に目覚め、ライフワークとして 彼女の語り部になることを決心する。 昭和55年、実験動物部門では日本人として初めて 動物愛護功労賞を受賞。 現在、大阪大学歯学部中央研究室技術専門職員。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤 良夫
大阪府堺市生まれ。大阪大学医学部で、長年動物実験にたずさわる。アン・ロスに出会って、実験動物に対する福祉に目覚め、環境整備の改善、福祉精神の普及などに活躍する。現在、HP『カタカナの墓碑』を運営すると同時に、講演活動などにも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
1964年、日本で初めてオリンピックが東京で行われました。 その二年後、それまで勤めていた会社の経営悪化が理由で退職し、大阪大学医学部付属病院で実験助手として働くことになりました。 仕事内容は犬に半減期の短い放射性同位元素を注入して、排便中に含まれる放射性物質の量を測ることでした。
一年間も同じことをしているといい加減に飽きて来て、同じ地下にあった外科の研究者から声が掛かったのを幸い、そちらで働くことにしました。この頃の大学病院はまさに山崎豊子氏が名著「白い巨塔」で書いておられたように、教授の力が絶大で、俗に大名行列と呼ばれる総回診では助教授以下のすべてのスタッフを引き連れて、入院患者さんの部屋を見て回りました。事前に教授の回診があると知らされた患者さんは婦長の命により、服を着替えて正座して待っている方もおられ、滑稽と言うより、哀れでした。教授室の看板には「**内科」」「**外科」と教授の名前が書いてあり、国の施設なのにおかしな所だと思ったものでした。
外科の実験助手になってからは最先端の実験技術を学ぶことも出来ましたが、その頃は大阪大学の外科医が日本でも指折りの心臓外科医だとは気付きませんでした。夜は憧れだった夜間高校に通い、4年間を休まず続けて、卒業後に運良く、総合実験室の管理者になることが出来ました。一応、国家公務員でしたが、制度的に実験動物の担当者は最下層に属する職員で、ずいぶん、非人間的な差別を受けました。実験室も患者さんの遺体安置室の上層階にあり、いつも線香の匂いが充満しておりました。管理者になって毎日、掃除に明け暮れていたある日、一人の外国人女性と知り合いました。 この人がこの本の主人公であり、私の人生に最も影響を与えた人です。
「犬」は「人間に忠実な動物」。何故、簡単に捨ててしまうのか?「赤ちゃん」でさえ、捨ててしまう時代だから・・・仕様が無いのか?