内容紹介
いまこそ読まれるべき怪物的傑作、「完結版」となってついに復刻!!
【本書収録内容】
●新たに描き下ろされたエンディングを含む『デメキング』最終完全バージョン!
●幻のプロトタイプ版『DEMEKING』も18ページ分、フル収録!
●いましろたかしがすべてを語りつくす、1万5千字インタビュー!(聞き手・大西祥平)
●『20世紀少年』との意外な関係とは!?――浦沢直樹氏による『デメキング』解説
出版社 / 著者からの内容紹介
月刊コミックビームにて連載されていた「ラララ劇場」の単行本。数々の熱心な読者や、現役一線級の漫画家に圧倒的な支持を得る著者の、久々のコミック。
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/I/31C0346QXPL.jpg) | 初期のいましろたかし―ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他 (Big comics ikki)いましろ たかし小学館このアイテムの詳細を見る |
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いましろたかし最初期の連載作品である「ハーツ&マインズ」と「ザ☆ライトスタッフ」を一挙再録。さらに、単行本未収録だった短編4本と、松本大洋、糸井重里、新井英樹、松尾スズキ、呉智英といった多数の著名人からの祝辞を追加収録した、題名どおりの豪華な作品集。
「ハーツ&マインズ」では、若者、というには少しだけ年をとってしまった登場人物たちの、なさけなくてかっこ悪い日常がギャグタッチで描かれる。安アパートで夜ごと「もてたい」とうめく日払いバイトの男。はっきりと人にものが言えず小心者で、いつも貧乏くじを引かされるまじめな青年。あまり深くは考えないが行動力だけはある、焦燥感むき出しの自称硬派…。
いましろたかしの描くこれらの男たちは皆、「おかしいなら笑えよちくしょう、こういう風にしか俺は生きられないんだよ!」という魂の叫びを発している。だから、他人とのかかわりあいや世間との折りあいについて、少しでもつまづいたり悩んだことのある人なら、彼らの行き様に胸を打たれるところがあるに違いない。あまりにも自分の本音に素直で、嘘をつけない彼らは、社会的にははみ出し者だが、実はとても男らしいとすらいえるのだ。せつなくも熱い男気が、おかしくも胸にしみる。
「ザ☆ライトスタッフ」は「ハーツ&マインズ」と登場人物が一部重複しているので、ある意味続編といえるが、前作のヒリヒリした緊張感が緩和されている分、枯れた穏やかさがたち込め、こちらもまた実に味わい深い。追加収録の短編では、どうでもいいように見えるけどやっぱり深い人生の隙間が垣間見える。この一連の作品群の中には流行も幻想もカリスマもいない。ここにはただ、男の真実のブルースがあるのみだ。(横山雅啓)
面白そうな「ワールド」がここにある。また楽しみが増えた。
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