この発言は、北朝鮮が米国に「まず非核化」の主張の撤回を求めつつ、年末を「新たな計算法」の期限として提示する中で出たものだ。

2019-11-04 21:41:14 | 米朝協議の成功のために
ポンペオ氏「北朝鮮非核化、数カ月以内に良い結果得られるよう」
登録:2019-11-04 04:11 修正:2019-11-04 07:49


「非核化進展、遅すぎたが努力続ける」 
北朝鮮の放射砲射撃にも「前と同じ」

          

          マイク・ポンペオ米国務長官=資料写真//ハンギョレ新聞社

 北朝鮮が今年の年末を「新しい(北朝鮮核の)計算法」の期限として提示してきた中、マイク・ポンペオ米国務長官は1日(現地時間)、北朝鮮の非核化に関して数カ月以内に良い結果が得られることを願うと語った。

 ポンペオ長官はこの日、カンザス州の地元ラジオ局KQAMとの電話インタビューで、北朝鮮が先月31日に超大型放射砲を試験射撃したことについての質問に「彼らが前からやっているものと同じロケットだったと考える」と語った。このかん北朝鮮の短距離ミサイル試験発射に対して行ってきたように、今回の試験射撃についても意味を縮小した。

 ポンペオ長官はさらに「私たちはドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長による北朝鮮を非核化するとした昨年6月の合意を実行すべく、依然として非常に努力している」とし、「それは世界のために重要な任務」だと述べた。ポンペオ長官は「金委員長は当時、非核化すると約束したし、われわれはそのような結果が出るように交渉しようと努力している」と語った。そして「進展が遅すぎた。私は我々がこのプロジェクトに引き続き取り組み、今後数カ月以内に良い結果が出ることを望んでいる」と述べた。

 この発言は、北朝鮮が米国に「まず非核化」の主張の撤回を求めつつ、年末を「新たな計算法」の期限として提示する中で出たものだ。先月のスウェーデンでの朝米非核化実務協議が決裂するなど、進展が遅い状況に対してもどかしさを示しながらも、対話を継続して成果を出したいという意思を再確認したかたちだ。ポンペオ長官は先月31日、トランプ大統領が国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表を副長官に指名した直後にも「ビーガン代表は、北朝鮮関連の努力の実質的リーダーであり、今後もそうだろう」と力を込めている。
ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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日米韓には米国を介して情報を共有する取り決め(TISA)もあるが、「良い代替策でない」ないと明らかにした。

2019-11-04 05:12:02 | 米国は、「世界の憲兵」をやめろ!

「米国、GSOMIA維持に集中」日本のメディア通じて韓国圧迫する米国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.03 09:26

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マーク・ナッパー米国務副次官補。[中央フォト]
22日の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の実際の終了を控え米政府の核心高官らが日本メディアとのインタビューを通じてGSOMIA維持を促した。

マーク・ナッパー米国務副次官補(韓日担当)は2日付の日本経済新聞とのインタビューで、GSOMIA問題を含めた韓日両国の対立長期化が韓日米共助に悪影響を及ぼしているとし、「北京、モスクワ、平壌(ピョンヤン)には喜ぶ人がいる」と強調した。

日本訪問中に日経のインタビューに応じた彼は、特にGSOMIAに対し「3カ国間の特に危機の際の調整に重要なツールだ」と述べたほか、日米韓には米国を介して情報を共有する取り決め(TISA)もあるが、「良い代替策でない」ないと明らかにした。

ナッパー副次官補はロシアと中国の軍用機が7月に独島(ドクト、日本名・竹島)周辺上空で共同訓練をしたことについて「タイミングと位置は偶然でない。韓日が解決策を見いだせない限りこの種の挑戦は続くだろう」と主張した。

彼は「我々3カ国は自由民主主義や自由市場経済を共有する特別な関係だ。これらの権利を強化し守るために協力する責任がある」として対中関係の側面からも韓日間の関係改善が不可欠だという点を強調したと日経は伝えた。

ナッパー副次官補は「(米国は)GSOMIAに限らず他の問題についても解決策を見いだすよう働きかけている。最終的に、道を見つけるのは日本と韓国だ」と述べた。

「韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権下での韓米同盟弱体化」と関連した質問には、「近く経済担当次官が訪韓する。(米国の)インド太平洋戦略と韓国の新南方政策を擦り合わせようとしている」としながら(第三国での)インフラ整備、開発支援、エネルギー分野での協力案を話し合うと明らかにした。

ナッパー副次官補だけでなくジョセフ・ヤング駐日米臨時代理大使も読売新聞とインタビューをした。

ヤング臨時代理大使は、GSOMIAが終了すれば米国の国益に悪影響を与えだろうと韓国政府に明確に伝えているとし、米国は協定を維持させることに集中していると話した。

韓国に対する事実上の圧迫だ。

ヤング駐日米臨時代理大使は、米国は韓日間の仲裁人や審判になりたくはなく、対話を促す触媒としての役割を尽くしていくだろうと話した。

米国政府内事情に明るい日本の高位消息筋は「米国政府内には韓国のGSOMIA終了決定に対し『同盟関係ではあり得ないこと』という不信感が広まっている。22日の終了時まで韓国に対する圧迫はますます強くなるだろう」と話した。
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