(湯島天神の白梅)
以前は“かすみ”は風流なものでしたが、今はきたない空気のイメージとなってしまいました。
先日テレビで紹介されていたことですが、大学の研究で東北地方の山頂で樹氷を集めてきてそれをろ過したところ、ろ紙がまっ黒になってしまいました。
それを分析したら排気ガスとか石炭を燃焼させた時の成分が出てきたそうです。
風上にはそのような物質を出すようなところはないので、中国の汚染大気が気流に乗って流れて来ているのではないかということでした。
東北地方でこのような状態ですから中国に近い九州は更に酷いことになっていると思います。それこそナマで来ますから。
数日後には黄砂が来るとニュースで言っていましたが、黄砂に付着した汚染物質は空気中に漂い、雨になるとそれらを吸収したものが降ってきます。
村上春樹さんの小説の中に、雨水しか飲まない妖精が出て来ますが、今の時代では妖精も病気になってしまいそう。
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