北海道の温泉施設で、顔に入れ墨(民族の伝統)のあったニュージーランドの先住民族マオリ族の入浴を入れ墨を理由に拒否したという話がありましたが、
これからのオリンピックを控え、プールも含めて全国一律的な「入れ墨入場お断り」では対応出来なくなるのではないでしょうか。
この話では北海道のある市で先住民族の言語の勉強会が行われ、マオリ語の先生として招待されていたそうです。
主催者としては温泉にでも入ってリラックスしてもらおうと思ったのでしょうがそうはいきませんでした。
入浴を拒否された本人にはいやな思いをさせてしまいましたが、
拒否されるかもしれないという場所に連れて行った方にも配慮が足りなかったと思います。
予想できたことなのでこうなる前に事前に確認すべきでした。
施設としては“民族文化だ”とか“人種差別だ”とか言われても現時点では残念ですが
しゃくし定規での対応しかできなかったと思います。
後になって、あれは良くてこれがなぜ悪いのか、とかになることを避けることもあったでしょう。
日本の“刺青”にしても中には芸術の域に達しているものもあり、これも彫り師を含めて1つの日本文化です。
東京オリンピックでは民族伝統以外にもファッションで入れ墨をしている外国人が多く来ます。
これをきっかけとして施設側はどう対応して行くか知恵を出すことになるでしょう。
ところで以前は銭湯に行くと入れ墨さんをよく見かけたものでしたが、いつ頃から入れなくなったのでしょうか。
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