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Question 13:
そうしたらどう?って、アドバイスする時に使う英語教えてください。had better とかshould の違い、よくわかりません!(英会話勉強中のOL、22歳(のつもり))
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Answer:
確かにその辺の言葉の使い方は日本人には難しいですよね。ところで、had betterとかshouldのことを何と言うか(分類)知ってます?いや、あくまで確認なので、気を悪くしないでね。
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はあ~、should は助動詞ってやつですよね。でも、had betterは、動詞、かな?だって、hadはhaveの過去形だから…。
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ん~、後の方は違いますね。had betterは、一応、助動詞と思ってください。助動詞と同じ働きをするのでね。同じようなものとしては、would ratherとか、would preferとかがあります。助動詞と同じように、話し手の気持ちを表わし、また、その位置も助動詞と同じで、主語のすぐ後、動詞のすぐ前ですよね。また、助動詞と同じで、その後に来る動詞は時制を持たない、いわゆる原形です。例えば、You had better see a doctor.(医者に診てもらった方がいいよ)て具合にね。
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はあ、まあ、なんとなくわかりました。実は助動詞ってやつが本当はあんまりわかってないんですけどね。まあ、それはいいとして、shouldは「すべき」ってことだと、どちらを使ってもいいってことです?
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まあ、どちらもアドバイスをするっていう意味から言えば同じなんですけど、その意味合いは少し違うので、気持ちの入れ具合、また、相手との関係において使い分けしなくちゃいけません。ところで、アドバイスする時に使う言葉って他にもあるんですけど…。
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え、他にって?やっぱ、助動詞ですか?
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そうですね。他の助動詞で、アドバイスに使えそうなものって何でしょうね?
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え~しなければならない、で、mustかな、あとは…?
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そう、mustももちろんオッケーですが、他に、might、could、willも使えます。
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え、それ、わかんない。どう使うんですか~?
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じゃあ、さっき出た、You had better see a doctor.を使って、いろいろな文を作ってみましょうか。以下を見てください。
You should see a doctor.
You must see a doctor.
You could see a doctor.
You might see a doctor.
You will see a doctor.
さてさて、ここで質問です。これらはみんな、話している相手に、「医者に診てもらったら」っていう気持を伝える点では同じなんですが、その気持の強さに違いがあります。まあ、言う人の立場とか、確信とかからくる違いが反映されるんですけどね。had betterの文を含めて、その意味が弱いものから強いものへと、順番に並べてください。さあ、どうぞ!
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え、何々…had better は、した方がいい、でしょ。shouldはすべき。must は、しなければいけない、だから、一番強いよね。could は、出来る?ん?mightは、かもしれない?で、willは、するでしょう?え~、何かこんがらがっちゃって、超わかんないですけど~?
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では、答えです。順番は以下の通りとなります。今度はどうしてそうなるのか、考えてね。
You might/could see a doctor.
You should see a doctor.
You had better see a doctor.
You must see a doctor.
You will see a doctor.
さあ、どうかな?その意味の違い、わかるかな?
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わっかりませ~ん(お手上げ)。その違い、教えて?
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ま、何とくだけた言い方。ま、いいですけど…。では、その意味の違いをお教えしましょう。
You might/could see a doctor.
(医者に診てもらえば?/医者に診てもらうって手もあるんじゃない。)
You should see a doctor.
(医者に診てもらうべきよ。)
You had better see a doctor.
(医者に診てもらった方がいいわ。)
You must see a doctor.
(医者に診てもらわなければダメよ。)
You will see a doctor.
(医者に診てもらうのよ、いいわね。/行くのよ、絶対。医者に診てもらいに。)
こういった感じで、その概念を覚えてください。相手にやんわりと勧める場合、「した方がいい」という感じの時は、mightを使う(couldより使い易いので)。「当然そうすべき」との気持ちの時は、shouldを使う。「~した方がいい」と、ちょっと上から相手をさとすような強い感じで言いたい時は、had better を使う。「しなくちゃいけない」と、勧める気持ちの中で一番強い気持ちを表わしたい時は、mustを使う。最後のwill は、ほぼ命令口調なので、言う人は、そうですね~会社の上司が、具合が悪いにもかかわらず医者に行かない部下に向かって、「行くんだぞ。わかったな。」と言ってる感じかな。ですから、話している相手によっては使っちゃいけないものもあるわけです。いいですか?
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な~るほどね。じゃあ、上司とか、目上の人には、had betterとwill は使っちゃいけないかな?mustは、その人のことを本気で思って言うんだったら、いいんじゃないです?
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そうですね。その通りだと思いますよ。あとは、それら助動詞の感覚をしっかり頭に入れて、気持ちを十分込めて言う練習をしてください。その感覚が身に付けば、あとは、それぞれの気持ちが出た時に自然と適切な助動詞が口から出てくるはずです。そしてその時、「あっ、私も英語できるようになったわね~」て、きっと思うはずですよ。頑張って練習してくださいね。では、今回はこの辺で。Bye-bye!
(End of Story)
Question 13:

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Answer:
確かにその辺の言葉の使い方は日本人には難しいですよね。ところで、had betterとかshouldのことを何と言うか(分類)知ってます?いや、あくまで確認なので、気を悪くしないでね。
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ん~、後の方は違いますね。had betterは、一応、助動詞と思ってください。助動詞と同じ働きをするのでね。同じようなものとしては、would ratherとか、would preferとかがあります。助動詞と同じように、話し手の気持ちを表わし、また、その位置も助動詞と同じで、主語のすぐ後、動詞のすぐ前ですよね。また、助動詞と同じで、その後に来る動詞は時制を持たない、いわゆる原形です。例えば、You had better see a doctor.(医者に診てもらった方がいいよ)て具合にね。
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まあ、どちらもアドバイスをするっていう意味から言えば同じなんですけど、その意味合いは少し違うので、気持ちの入れ具合、また、相手との関係において使い分けしなくちゃいけません。ところで、アドバイスする時に使う言葉って他にもあるんですけど…。
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そうですね。他の助動詞で、アドバイスに使えそうなものって何でしょうね?
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そう、mustももちろんオッケーですが、他に、might、could、willも使えます。
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じゃあ、さっき出た、You had better see a doctor.を使って、いろいろな文を作ってみましょうか。以下を見てください。
You should see a doctor.
You must see a doctor.
You could see a doctor.
You might see a doctor.
You will see a doctor.
さてさて、ここで質問です。これらはみんな、話している相手に、「医者に診てもらったら」っていう気持を伝える点では同じなんですが、その気持の強さに違いがあります。まあ、言う人の立場とか、確信とかからくる違いが反映されるんですけどね。had betterの文を含めて、その意味が弱いものから強いものへと、順番に並べてください。さあ、どうぞ!
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では、答えです。順番は以下の通りとなります。今度はどうしてそうなるのか、考えてね。
You might/could see a doctor.
You should see a doctor.
You had better see a doctor.
You must see a doctor.
You will see a doctor.
さあ、どうかな?その意味の違い、わかるかな?
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ま、何とくだけた言い方。ま、いいですけど…。では、その意味の違いをお教えしましょう。
You might/could see a doctor.
(医者に診てもらえば?/医者に診てもらうって手もあるんじゃない。)
You should see a doctor.
(医者に診てもらうべきよ。)
You had better see a doctor.
(医者に診てもらった方がいいわ。)
You must see a doctor.
(医者に診てもらわなければダメよ。)
You will see a doctor.
(医者に診てもらうのよ、いいわね。/行くのよ、絶対。医者に診てもらいに。)
こういった感じで、その概念を覚えてください。相手にやんわりと勧める場合、「した方がいい」という感じの時は、mightを使う(couldより使い易いので)。「当然そうすべき」との気持ちの時は、shouldを使う。「~した方がいい」と、ちょっと上から相手をさとすような強い感じで言いたい時は、had better を使う。「しなくちゃいけない」と、勧める気持ちの中で一番強い気持ちを表わしたい時は、mustを使う。最後のwill は、ほぼ命令口調なので、言う人は、そうですね~会社の上司が、具合が悪いにもかかわらず医者に行かない部下に向かって、「行くんだぞ。わかったな。」と言ってる感じかな。ですから、話している相手によっては使っちゃいけないものもあるわけです。いいですか?
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そうですね。その通りだと思いますよ。あとは、それら助動詞の感覚をしっかり頭に入れて、気持ちを十分込めて言う練習をしてください。その感覚が身に付けば、あとは、それぞれの気持ちが出た時に自然と適切な助動詞が口から出てくるはずです。そしてその時、「あっ、私も英語できるようになったわね~」て、きっと思うはずですよ。頑張って練習してくださいね。では、今回はこの辺で。Bye-bye!
(End of Story)
