継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

目標、正しい理想に向かってコツコツ自助努力を継続する人を応援するブログ

需要を作る あか~ん チン No75

2025-02-14 14:38:30 | 会計



需要を作る
バレンタインデー
 昭和11年(1936年)、神戸のモロゾフが、英字新聞に「バレンタインデーに智子レートを」とう広告を掲載した。
 昭和33年(1956年)、東京のメリーチョコレートが、「バレンタインデーに女性から男性にチョコを贈ろう」とキャンペーンを始めた。
 当初は、苦戦したが、1960年代から1970年代に急速に広まった。

恵方巻
 関西地域の古くからの風習であったようである。
 昭和7年(1932年) 大阪鮓(すし)商組合後援会 宣伝
 「節分の日に丸かぶり・・・」
 昭和15年(1940年) 同組合、チラシ
 「・・・毎年節分の日に、その年の恵方に向かって・・・」
 その他、いろいろあったようだが、全国的に広まったのは、平成元年(1989年)セブン・イレブンの広島の店舗で発売したことがきっかけ。
 平成10年(1998年) 「丸かぶり寿司 恵方巻」という名前で、全国のセブン・イレブンで発売となった。
      (「日本の伝統」の正体 藤井青銅著 柏書房 参照)

 経営、販売促進、マーケティングといった分野では、需要を作る、需要の創造、顧客の創造等と呼ばれます。

 医療分野でも、この需要を作ることは行われています。

生活習慣病、健康診断、治療薬
 いつのころからか生活習慣病という病名が、さかんに言われるようになりました。
 健康診断をして、数値を測り、基準値を超える場合には、生活習慣病として、改善するための薬を服用するように勧めらます。
 健康診断も進められます。(健康診断を受けなければならない仕組みができてしまっています。)
 これらの薬は、一度、服用すると継続して服用しなければならないものが多いと思われます。
健康診断、生活習慣病の基準値、治療薬の服用
 これらに懐疑的な医療関係者もいます。
 私は、医療関係者ではありませんが、懐疑論者の意見に納得しています。
 日本では、生活習慣病等の基準値に関して、男女別、年齢別のものが示されておらず、外国の基準値と比べて厳しいものとなっています。
(いずれ、関係する動画を紹介するつもりです。)
生活習慣病
 運動や食事で改善するのは、面倒くさい。
 治療薬は手っ取り早い。
 薬代も保険が効くし。
 多くの方の本音ではないでしょうか。
 しかし、生活習慣病の治療薬の服用が、かえって、健康を害すると知れば、どう考えるでしょうか。
 薬代が高額になってしまう場合は、どうでしょうか。
 これらは、作られた病気、作られた需要ではないでしょうか。
 誰のために?
 誰が得をしている?
 誰が儲かっている?

新型コロナワクチン(mRNA型ワクチン)、
 通常、治療薬というのは、病気になった方に投与されるものです。
 ワクチンは、違います。
 ワクチンは、健康な方に投与されます。
 病気の予防を目的として。
 新型コロナウィルス感染症の被害。
 過度に、恐怖心をあおるような報道、政府発表等では、なかったでしょうか。
 恐怖を植え付けることで、需要を喚起したのではないですか。
 しかも、新型コロナワクチン接種は、無料でした。
 代金は、政府が支払いました。
 新型コロナワクチン禍は、まだ、終わっていません。
 ロシアンルーレット、ステルス兵器、時限装置

 正しい方向で、需要を作ってもらいたいものです。










 ジョウビタキです。
 最近、近くに現れます。
 すぐに、逃げますが。
 早くブログにアップしないと、春になったら、行っちゃうよ、とでも言っているようです。

 このブログを見てくださった皆さんに、
 神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


伊藤博文と大日本帝国憲法 歴史さいこう 四

2025-02-12 18:54:49 | 歴史さいこう



 CGSというユーチューブ動画の中で、日本の歴史に関する動画を見つけました。
 私たちが、学んだこと、現在の日本の常識的なもの、テレビ、新聞、教育(歴史教育)で言われていることとは、違ったものですが、私たち日本人が、知っておくべきことだと思います。
 斎藤武夫さんという方が講師をされ、参政党の神谷宗幣党首が進行役のような感じです。
 中学生向けの授業ですので、分かり易いと思います。
 以下、内容です。
 今回のテーマ「大日本国憲法」は、教科書では、ひどい扱いになっている。
 まるで、天皇の独裁政治だったような、そういう思い込みを持たせるような、民主主義以前のものだったというようなニュアンスで書かれている。
 しかし、「大日本国憲法」こそが、日本の民主主義の土台を作ったスタートだった。
 なんで、「大日本国憲法」を悪く教えているかというと、現在の「日本国憲法」が素晴らしいもので、過去のものは、ひどくて悪かったから、否定された、というような政治的な思惑が、歴史教育の中に入ってしまっている。

19世紀、当時の独立国(植民地ではないところ)の政治
A.君主専制性…君主の独裁政治(ロシアなど)
B.共和制…王がいない立憲政治(王を殺したフランス、王にバイバイしたアメリカ)
C.立憲君主制…伝統ある君主が統治する立憲政治(イギリスなど西洋の本流)
 藩閥政府も自由民権も「C.立憲君主制」を支持していた。
 公民教育では、日本は、現在、共和制とされている。

 立憲共和制という言い方はタブーである。
 天皇がいる共和制という言い方をする。
 国民主権という言葉で語られている。
 伊藤博文は、ドイツに留学して、立憲君主制の憲法を学んだ。

シュタイン先生の教え
・憲法は、国の形を表す。
・ドイツ憲法はイギリスに学んだが、ドイツの伝統を生かしている。
・古い伝統のある日本には、日本にふさわしい憲法があるはずです。
・日本の歴史と伝統に基づいた日本の憲法をつくりなさい。

伊藤たちが考えた日本の政治の伝統
1. 天皇中心にまとまる国だった。天皇の前では、貴族も民衆も皆平等という考えがあった。
2. 大昔から国民は「大御宝(おおみたから)」と呼ばれ、政治は国民の幸福のために行われるという伝統があった。
3. 朝廷・幕府の政治のほとんどが合議制だった。

グナイスト先生の教え
・国民は利己主義で、自分たちの利益のために投票する。
・国全体のことを考える議員は選ばれない。
・議会(国会議員)は政府のやることに反対する場合が多い。
国会には話し合いだけさせて、予算も法律も内閣が決めるのが良い。
議会の力を小さくする → 政府の政治が協力に推し進められる → 西洋列強と対等な独立国日本が実現する

立憲政治の下では、政治(内政・外交・軍事)=法律+予算
法律と予算を誰が決まるか(国会か内閣か)で、立憲政治の内実が決まる。
Q. 皆さんが伊藤博文だったら、グナイスト先生のアドバイスに従いますか?
A.従う(政治は、政府=内閣が決める)
B.従わない(政治は、国民が選ぶ国会が決める)

明治22年(1889年)2月11日 紀元節
大日本帝国憲法発布
 第37条 すべての法律は帝国議会が決める
 第64条 毎年の国家予算は帝国議会が決める
 国民の人権は、当時の西洋人が心配するほど十分に認められた。
 日本の歴史と伝統を生かした憲法になった。
 第1条 大日本国憲法は万世一系の天皇これを統治
となっているのですが、実際、天皇は、政府と議会が対立したときは、それをまとめる役割を担った。

「グナイスト先生は、アジア人には、立憲政治・民主政治は無理だろうとお考えのようだったが、私は、このように考えた。
 日本人は、私の利益だけでなく、国のことを考えて投票できるだろうと。
 だから、法律も予算も国会で決める真の立憲政治にしたのだ。」伊藤博文

 大日本国憲法は、法律案の最終議決権を議会に持たせない・国民の人権規定がないドイツ憲法よりも、はるかに、立憲制度の理想を実現した憲法でした。

憲法の評価 板垣退助「自由党史」より
「ひとたべ憲法が発布されると、国中あげてまるで戦争に勝って凱旋するような気分になり、皆、永年の望みがついにかなったことを喜び、お互いに慶賀しあい、一晩で、藩閥政府対民権運動の抗争を忘れたかのようなありさまであった。」
「前の日まで死を賭して争ってきた人々も、すべて忘れて、和気真にあいあいたるものがあった。」

Q.西洋列強も大日本国憲法を高く評価しました。では、不平等条約を改正したでしょうか。
A.改正した
B.改正しなかった
答えは、改正しなかった。
なぜでしょうか。
ビスマルクの言葉
「欧米列強は、国際法にルールに従うように見えるが、本当は、弱肉強食の世界だ。最後は、軍事力がすべてを決める。」
つまり、不平等条約の表向きの理由は、文明国=立憲制度だったが、真の理由は、欧米の国益だったということ。

第1回総選挙の結果
政府支持議員 84名 自由民権派 171名

Q.大日本国憲法は、天皇の独裁制なのか(大日本国憲法下で、明治、大正、昭和の天皇陛下が、内閣・議会・裁判所が決めたことを、変えさせたことは何回あったか? 政府が機能しない有事のときは例外です。
A.1回もなかった。
B.8回あった。
C.68回あった。
正解は、A.1回もなかった、です。

教育に関する勅語(1890年明治23年10月30日
 立憲政治・民主政治を支える国民の育成を目指した。
 起草した井上毅は、原案の宗教色を取り除き、「君主(天皇)は、国民の良心の自由に干渉しない」ことが重要であるとし、国際的にも普遍性のある徳目をしめすこととした。
 日本の近代道徳の始まり。
 教育勅語の徳目
 親孝行、兄弟、姉妹は仲良く、夫婦はいつも仲睦まじく、友達は信じあう、慎み深くおごることなく、人々をあまねく愛する、勉学に励み職業に精進する、知識を養い才能を切り開く、徳を養い人格を磨く、公のため世のために働く、憲法を重んじ法律を守る、万一非常事態になったら、正義と勇気の心を持って、公のためにつくす
その後、この教育勅語は、義務教育の重要な内容となり、日本の国民精神の背骨となったということです。
以上です

 私は、全然の憲法や教育勅語に戻すべきという考え方は持っていません。
 正しい歴史を知った上で、これからの日本のあるべき姿を考えるべきではないかという考えです。
 約20分の動画です。
 早送りでも構わないので、是非、ご覧になってください。

 

伊藤博文と大日本帝国憲法【CGS 斎藤武夫 歴史の授業 第55回】


 このブログを見てくださった皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


共和党対中強硬派3人で読み解くトランプ革命 ひとり会議 六拾壱

2025-02-11 16:58:44 | ひとり会議



「今日の議題は、『共和党対中強硬派3人で読み解くトランプ革命 どうする日本?』です。
 前回と同じく、幸福実現党、釈量子党首とキャノングローバル研究所、研究主幹、杉山大志さんの対談の動画です。」
「ちょっと待って。
 3人ちゃぁ、誰と誰と誰な?」
「マルコ・ルビオ国務長官
 J.D.ヴァンス副大統領
 エフブリッジ・A・コルビー国防総省のNO3
の3人です。」
「わからん。」
「あなた大体、トランプ大統領しか知らんでしょ。」
「そうやな。」
「以下、内容です。
 トランプ氏とアメリカの共和党の気候変動に対する見解は、気候危機説を信用していない。
 嘘だと分かっている。
 そう信じている理由の一つは、データを見せてもらっている。
 世界で発生したハリケーン総数の推移のグラフが動画にあり。(0:30くらい)
 横ばい → 災害は激甚化していない。
 気候危機を言っている人は、シミュレーションを使って主張している。
 観測データはない。
 共和党は、脱炭素よりも、経済、安全保障を重視、中国との対峙を重視している。

共和党の対中姿勢 マルコ・ルビオ国務長官
 ウィグル自治区の人権問題を基に、中国製の太陽光パネルの輸入を禁止した。
(日本が、その分、買っている。日本も買うのを止めてもらいたいわぁ。)

共和党の対中姿勢 J.D.ヴァンス副大統領
 ドイツに対して、間違ったエネルギーを批判している。
 グリーン政策の限界・・・世界では、グリーン補助金が打ち止めになっている。
 日本は、まだ、大盤振る舞いを続けている。
(電気代が高くなるだけやけん、早くやめてくれんかなぁ。)

エフブリッジ・A・コルビー国防総省のNO3・・・「アジア・ファースト」の著者

 アメリカの軍事戦略はアジア(中国)に集中すべきという考え。
 アメリカも日本も軍事力強化が必要だが、アメリカだけでは間に合わない。
 アメリカも日本も産業が空洞化している。
 アメリカでは、船が作れない。世界の造船業、中国、韓国、日本。
 日本の工業化を示唆している。
(日本の製造業、復活してくれ。そのためには、エネルギーが必要)

 日本は、太陽光発電、風力発電を増やす方針である。
 発電コストの比較表が動画にあり。2040年に、いくらかかるか。
1キロワット1時間当たり円の比較
① 既存の原子力・火力発電所の利用
 原子力発電 1.9円
 既存石炭火力 4.2円
 既存LNG火力 6.0円
② 原子力・火力発電所の新設
 新設石炭火力 8.7円
 新設LNG火力 10.0円
 新設原子力発電 12.5円
③ グリーン電力
 アンモニア発電 25.1円
 CCS石炭火力 27.6円(出てきた二酸化炭素を地中に埋めるやつ)
 事業用太陽光 36.9円
 洋上風力 25.2円
 日本政府は、高い③グリーン電力を計画している。
 誰が、日本で製造業をするか?

 日本の自動車産業とEV政策の影響
 アメリカでは、元々、EVは民主党支持層が多いカリフォルニア等の一部のみ。
 バイデン元大統領のEV政策が覆ったので、今後は、ガソリン車やハイブリット車が多くなると思われる。
 ドイツもEV車への補助金が尽きた。
 中国は延びるかもしれないが、他の国は、もうEV車へは向かわない。
(日本は、どうでしょうか? 与党も野党も、グリーン政策支持のような気がしますが・・・。
 改心してもらいたいものです。)
 以上です。」
「わかった。そやけど、日本は、どうなるんかぇ。
 あんたが言うように、与党も野党もグリーンや。つまり、中国製品購入べったりや。」
「多くの国民が意識を変えれば、ひょっとするとひょっとするかもしれません。」

 20分くらいの動画です。
早送りしても、是非、ご覧になってください。

共和党対中強硬派側近3人で読み解くトランプ革命。どうする日本?(杉山大志氏×釈量子 対談②)【言論チャンネル】

 このブログを見てくださった皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


心の在り方が、死後の行き先を決める

2025-02-09 06:47:50 | 継続の法則



死んで持って還れるのは、心しかない。

人間には心があります。
いや、この「心がある」という表現は適切ではありません。
「人間には心しかない」と言っても間違いではないのです。
みなさんが死んで持って還れるものは心しかない。
これしか持って還れないのです。
ゆえに、人間の使命としては、この心を良くしていくしかない、
修行としては、これを良くしていくしかないのです。
この「心の探求」ということを決して忘れてはならない。
それを、幸福の科学では、「正しき心の探求」という名前で呼んでいます。
この「正しさ」、そう簡単には、分からないでしょう。
それは、別名において、「神の心の探求」であるからです。
人間である我らが、神の心の探求をしているからこそ、
その正しさは一様でなく、その正しさに限界がなく、
深めても、深めても、
完全に分かり切るということはできませんが、
しかして、そうした永遠の向上の過程に、また、私たちがあることも真実であります。
ゆえに、皆さんが、人間として、優れた者になっていくために、
この「正しき心の探求」において、
どうしても確認しておかねばならない部分を
今日、言っておきましょう。
第一は、マイナスの考えは持ってはならない。
マイナスの考えとは、例えば、他人を害する思いです。
また、自分を、自身を害する思いでもあります。
愚痴とか、不平不満とか、嫉妬、猜疑心、いろいろあるでしょう。
これを、考え付けば、無限に出てくるはずです。
このマイナスの思いを持たないように、コントロールせよ、
これが、正しき心の第一点です。
第二点は、もし、それが、マイナスの思いが力を得て出てしまったときに、
口から、手から、足から、行動から、出てしまったときに、
すぐ、これを反省せよ、ということです。
ただちに、間違った思いが具体化したら、
ただちに、反省をせよ。
そして、二度と同じ行為は、
二度と同じ言動は取らないように心せよ。
これが、第二番目のチェックポイントです。
そして、第三番目に言っておきたいことは、
心の垢を落とすという作業は、
一回きり、一瞬だけでは決して終わらない、
どのような立場になっても、
自分が、どのように偉くなったとしても、
どのように悟ったと思ったとしても、
その段階から曇りが生じるということを忘れてはならない。
常に、心は磨かねばならないということを忘れてはならない。
これは、永遠の修行として、やっていかねばならないのです。
人間である限り、終わることはないということ、
そして、この永遠の作業を続けていく過程において、
また、人間は完成の道を歩んでいるということ、
これを忘れてはならない、と思います。

 分かっているつもりですが、実行するのは、そう簡単では、ありません。
 こんなことを考えている私の2月1日から2月8日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。


 試行錯誤、思考錯誤、反省・修正の繰り返しですが、なんとか白星を継続できています。
 元気出して、がんばるぞ。

 上記のお話が収録された動画です。

 3分30分くらいの長さです。
 是非、ご覧になってください。

心のあり方が、死後の行き先を決める 【大川隆法説法集 Vol.7】

 正しい目標を持ち、正しい方向で、努力を継続している皆さん。
 未来は、あなた方の手の中にあります。
 がんばれ。
 負けるな。
 皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


薬漬け長寿国 日本? 健康異説 弐

2025-02-07 08:23:10 | 健康異説



 常々、現代の保険医療、保険調剤等に疑問を持っていたときに、ある動画を見つけました。
 「薬漬け長寿大国 日本の医者は薬漬けを進める? “世界一の長寿国”その実情とは」というテーマで、田中善医師が講師を務める動画です。
 以下、内容です。
<講師の紹介>
 田中 善(たなか よしむ)医師 
 医療法人仁善会 田中クリニック 理事長
 クリニック開設以降、癌の先進・保管医療を開始し、日本で該当する医師は、1%以下とも言われる統合医療に従事。腸内フローラ改善による免疫療法、栄養療法、点滴療法など、様々な治療・予防医学で、患者さんのQOL(人生の質)向上を支援している。

 日本では、1980年ごろを境に、それまで見られなかった多くの現代病が増加してきた。
 それまでは、欧米人にしか見られなかった炎症性腸疾患が急増、大腸がんは、この40年で7倍、乳がんも5倍ほど増え、うつ病といった精神疾患も増加傾向にある。
 これら様々な疾患の一つの原因として、腸内フローラの悪化が関係していることが、海外の研究によって明らかにされてきた。
 戦前の日本人は、世界一と言われる最高の腸内環境であったにも関わらず、現代では、ある要因によって、日本人の腸内フローラは悪化の一途をたどっている。
 また、海外では、腸内フローラを整えるなどして、病気を発症前に抑える予防医学を重要視している一方、日本では、病気が発生してから対応する対処療法ばかりに特化している。
 その結果、日本以外の先進諸国では、がん患者が減っているが、日本だけが増加している。

 田中医師のお父さんが、がんで亡くなられた。
 田中医師は、標準治療・保険治療以外できなかった。
 悔しい気持ちがあった。
 標準治療・保険治療以外でも全世界でやっている治療を日本に持ち込みたいと思った。
 そこで、統合医療の部門に入っていった。
 今、日本は医療が発達しているとか、言っているけれど、
 病気は、どんどん増えている。
 その理由は、対処治療に、その症状に応じて単に薬を出しているとか、そういうことをやっている。
 それでは、根本的に治らない。
 だから、いくら治療をしても病気が減らない。
平均寿命と健康寿命の差 (動画に図あり)
 男性
 2001年 平均寿命 78.07歳 健康寿命 69.40歳 差 8.67歳
 2019年 平均寿命 81.47歳 健康寿命 72.68歳 差 8.79歳
 女性
 2001年 平均寿命 84.93歳 健康寿命 72.65歳 差 12.18歳
 2019年 平均寿命 87.57歳 健康寿命 75.38歳 差 12.19歳
 平均寿命と健康寿命に差がある。
 健康で長生きするというテーマから外れている。
 本当は、健康寿命が延びることによって、
 楽しい幸せな人生が、長く生きられるということが、
 人生で、一番大切なことだと思う。
 しかし、この20年間で、平均寿命と健康寿命の差が、ほとんど変わっていない。
 平均寿命と健康寿命の差、この間、なんらかの不自由を持って生きなければならないということになっている。
 医療や薬が発達したといっても、この点は解決されていない。
 寿命は延びているけれど、健康でいられなくなっている。
 国民の医療費の推移 (動画にグラフあり)
 平成37年(2025年)は、50兆円を超えると言われている。
(厚生労働省の公表資料によると、令和4年・2024年の医療費は、46兆円。)
税金が使われている。
 医療費は増加傾向である。
 ということは、今の保険医療が、どこか間違っているのではないか、ということ。
 医療費の内訳(2016年)、死因別死亡割合(2017年) (動画に円グラフあり)
 医療費の約3割(30%)が生活習慣病、死因の半分くらいが生活習慣病である。
 ということは、生活習慣を変えるだけで、医療費の削減できるのではないか。
 医師として、医療に関わっていて、臨床症状から検査をする。
 症状を改善するために、薬を出すが、根本的な改善にはなっていない。
 その原因、例えば、栄養、ウィルス、化学物質、重金属などがあるはずなのに、その原因まで辿り着かないで、途中の血液検査などで、病名を付けて薬を出している。
 例えば、糖尿病であれば、血糖値が高いから、この薬を出しておきましょうとなる。
 1カ月後、血糖値が下がりました。薬が効きましたとなる。
 ところが、患者さんは、薬さえ飲んでおけば、血糖値が下がるから、これでいいと、ラーメンとか、ファーストフードとか、一杯食べる。
 これで、いいと考える。
 栄養のこととか、運動のことは、医者も、あまり指導しない。
 薬だけ出しておけば、金儲けにもなるし、
 なんの責任も問われないですから、
 「一応、出しておきましょう」となる。
 例えば、「血圧が高ければ、血圧の薬を出しておきましょう」となる。
 ガイドラインから外れたものは、治療しておきましょうとなる。
 治療が薬だけになってしまう。
 根本的に解決されていないので、ずっと治らないまま、薬を、一生、飲み続けないといけない。
 医療は、一生かかってしまう。
 医療費は、削減できない。
 肺炎を起こしたときに、抗生物質を投与して肺炎を治そうというのは、良いこと。
 原因としている細菌を抗生剤によって治していく。
 これは大切なこと。
 しかし、今言った糖尿病を薬だけで治すのではなくて、栄養と運動とかと組み合わせることによって、根本的な解決をしていくことが重要である。
 ある程度、対処療法も必要であるが、そればかりやるのは問題である。

【薬漬け長寿国】日本の医者は薬漬けを勧める?“世界一の長寿国” その実情とは…【医療法人仁善会田中クリニック理事長 田中善先生part①】

 約14分の動画です。
 よろしければ、ご覧になってください。

 このブログを見てくださった皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。