地方銀行に入行時は、全く会計の知識はなかったが、仕事をしながらコツコツと勉強を続け、44歳で地方銀行を退職し、47歳で公認会計士試験に合格したオッサン公認会計士です。
継続の法則の考え方14 「まだ間に合う。まだ成果は出せる。」が、今回のテーマです。
私は、44歳で地方銀行を退職して公認会計士を目指そうと決意したのですが、もし、「今さら勉強しても合格できる訳がない。」とか、「仮に合格しても仕事があるはずがない。」等と考えていたのなら一歩を踏み出すことはできませんでした。
44歳の時点で、公認会計士試験に合格できるという絶対的な知識があった訳ではありません。不安もありました。しかし、自分の人生、一生を考えたときに、平均年齢まで生きられたとしたら、まだ、半分を少し過ぎたところです。まだ、できることは数多くあるはず、まだ間に合うはず、まだ成果は出せるはず、と考えて行動に移したのです。
この継続の法則の考え方14 「まだ間に合う。まだ成果は出せる。」は、試験勉強の途中でも、活用して、自分に言い聞かせました。試験前の時間がないときに、今さら、こんな基礎的なことをするか、今さら、こんな時間のかかることをするか、などと考えることもできましたが、そうは思わず、「まだ間に合う。まだ成果は出せる。」と考えて、少しでも前に出るようにしたのです。
私のような凡人だけでなく、世の中には、中年以降に何かを始めて偉業を成し遂げた方が数多くいます。拙著「意志が弱い人のための勉強を続ける技術」では、「大器晩成 成功のヒント 有名人に学ぶ7つのキーワード」櫻井光行著 実業乃日本社刊から引用して次の方々を紹介させて頂いています。
神近義邦(ハウステンボス創業者) 37歳
松本清張(小説家) 41歳
池森賢二(ファンケル創業者)42歳
井植歳男(三洋電機創業者)43歳
青木雄二(漫画『ナニワ金融道』作者)45歳
安藤百福(日清食品創業者)48歳
ハインリヒ・シュリーマン(トロヤ遺跡発掘)49歳
伊能忠敬(日本初の全国地図の作成)50歳
松岡佑子(『ハリー・ポッター』の出版社社長)54歳
カーネル・サンダース(ケンタッキー・フライド・チキン創業者)65歳
このブログを読んでくださった方も、まだ、何かできることがあります。まだ間に合います。まだ成果は出せます。
こんなかんやが書かれた拙著「意志が弱い人のための勉強を続ける技術」は、左のおススメの本をクリックして頂ければ、アマゾンから購入可能です。お知り合いの方にもお薦めください。
拙著「意志が弱い人のための勉強を続ける技術」で紹介している継続ツール「365日継続記録表」「365日勝敗表」は、右のウェブページからダウンロードできます。ご自由にお使いください。
では、また。