19日、日帰りツアーで蒜山高原散策と“がいせん桜”見物へ。9時出発、最初の観光地は出雲街道の宿駅として栄えた城下町・勝山である。白壁の民家や商家の土蔵が建ち並び、各家々の軒先にはその家独特の“のれん”が掛けられ、いかにも城下町らしいしっとりとしたたたずまいの街並みである。

今は男の節句の武者人形が飾ってあるが、この町では、毎年3月1日から5日まで『勝山のおひな祭り』が開かれる。
約110軒を越える民家や商家の軒先、玄関におひな様が飾られ、他県からも多くの観光客がやってくる。この期間にはJR津山駅から臨時列車も出るほどで、どこの家を訪れてもお茶とお菓子で接待してくれるとか、そういう住民との交流が楽しみで毎年訪れるという人も多いそうである。
次は、鳥取県境に近い「蒜山高原」へ。ここから中国最高峰の大山の勇姿を見ることができるが、遠くに霞む大山の頂にはまだ雪が残っていて冬の名残が感じられる。



蒜山高原には中国四国酪農大学校があり、ここで行われるジャージー牛の放牧は春を告げる行事として有名で、高原の風物詩ともいわれている。今年の放牧は4月23日からだそうで、広大な牧草地で牛や羊が草を食んでいる情景はのどかである。


私も大昔、スキーに来たことがあるが、見渡す限りの雪景色、太陽にキラキラ輝く雪、冬の蒜山はことのほか美しかった。平地とは気温が4、5度くらい低いので、桜を楽しみにしていたのだが、やはり今年は開花が早かったようで、今は白木蓮が真っ盛り、それと八重桜がようやく蕾を開きかけていた。
最後の観光地は新庄村の“がいせん桜”である。この“がいせん桜”は、1906年(明治39年)、日露戦争の勝利を祝って植えられたもので、約800メートルに渡り樹齢100年を超える桜並木が続く。かつては本陣のあった宿場町で、通りの両側には江戸時代に作られたという水路には水車が回り、大きな鯉が悠然と泳いでいる。

今年の「さくら祭り」は19日、運がよかったと喜んだのだが…。ご覧の通り、今年は開花が1週間ほど早まり、すでにほとんどが葉桜になっていた。それでも桜吹雪の中、訪れた大勢の人たちの人いきれと、両側に並ぶ露店の食べ物の匂い、初夏を思わせる気温に、もうダウンしそうだった。今朝の新聞によれば、3万人の観光客が訪れたそうである。
岡山の夏の風物詩「桃太郎まつり・うらじゃ」常連の若者たちの連が、派手なメイクと衣装で踊りながら通りを練り歩く。それを撮影するTV局のクルーたちと大勢の見物客で、狭い通りは身動きもままならない。桜は散っていて残念だったが、「さくら祭り」の雰囲気だけは十分味合わせてもらった。

川に近い通りに出ると、しだれ桜の並木通り。ちょうど今が見ごろで、桜の下に陣取ってお花見をしている人たち、川に入って水遊びをする子ども達、日影を探して昼寝をしている人、のどかな風景に思わず、「平和だなあ」…。


“がいせん桜”は樹齢100年を超えているため衰弱が激しいので、年に5本くらいずつ治療しているそうであるが、今まで治療したのは30本にとどまっているという。今年も「さくら募金」と記された募金箱がいたるところに置かれて、観光客に延命への協力を呼びかけている。樹木医によって行われる治療費用は1本18万円、腐った部分を取り除いてピートモスを詰め、布テープなどで巻いてあるのは昨年治療した桜木らしい。

樹勢は3~4年で戻るそうだが、桜のトンネルが回復するまではまだまだ…。露店で牛の串焼き800円を買ってお釣りの200円を募金箱に入れたら喜ばれた。桜には長生きしてほしいものネ。
5時には帰宅、日帰りは荷物がなくて簡単に出かけられるのと代金の安いのがいい。今回のツアーは2990円で交通費のみ。昼食は、蒜山観光センターであれこれ試食をしたり、評判の牛肉一杯のコロッケバーガーを食べたり、新庄村では、地元名産の和牛の串焼きにかぶりついたり、アイスクリームを食べたり、まるで遠足にきた子ども(ひねた子ども
)みたい。色々好きなな物が食べられるこんな昼食も悪くないネエ。岡山発でバスが3台、みんな安いのはよく知ってるわあ。




今は男の節句の武者人形が飾ってあるが、この町では、毎年3月1日から5日まで『勝山のおひな祭り』が開かれる。
約110軒を越える民家や商家の軒先、玄関におひな様が飾られ、他県からも多くの観光客がやってくる。この期間にはJR津山駅から臨時列車も出るほどで、どこの家を訪れてもお茶とお菓子で接待してくれるとか、そういう住民との交流が楽しみで毎年訪れるという人も多いそうである。
次は、鳥取県境に近い「蒜山高原」へ。ここから中国最高峰の大山の勇姿を見ることができるが、遠くに霞む大山の頂にはまだ雪が残っていて冬の名残が感じられる。



蒜山高原には中国四国酪農大学校があり、ここで行われるジャージー牛の放牧は春を告げる行事として有名で、高原の風物詩ともいわれている。今年の放牧は4月23日からだそうで、広大な牧草地で牛や羊が草を食んでいる情景はのどかである。


私も大昔、スキーに来たことがあるが、見渡す限りの雪景色、太陽にキラキラ輝く雪、冬の蒜山はことのほか美しかった。平地とは気温が4、5度くらい低いので、桜を楽しみにしていたのだが、やはり今年は開花が早かったようで、今は白木蓮が真っ盛り、それと八重桜がようやく蕾を開きかけていた。
最後の観光地は新庄村の“がいせん桜”である。この“がいせん桜”は、1906年(明治39年)、日露戦争の勝利を祝って植えられたもので、約800メートルに渡り樹齢100年を超える桜並木が続く。かつては本陣のあった宿場町で、通りの両側には江戸時代に作られたという水路には水車が回り、大きな鯉が悠然と泳いでいる。


今年の「さくら祭り」は19日、運がよかったと喜んだのだが…。ご覧の通り、今年は開花が1週間ほど早まり、すでにほとんどが葉桜になっていた。それでも桜吹雪の中、訪れた大勢の人たちの人いきれと、両側に並ぶ露店の食べ物の匂い、初夏を思わせる気温に、もうダウンしそうだった。今朝の新聞によれば、3万人の観光客が訪れたそうである。
岡山の夏の風物詩「桃太郎まつり・うらじゃ」常連の若者たちの連が、派手なメイクと衣装で踊りながら通りを練り歩く。それを撮影するTV局のクルーたちと大勢の見物客で、狭い通りは身動きもままならない。桜は散っていて残念だったが、「さくら祭り」の雰囲気だけは十分味合わせてもらった。


川に近い通りに出ると、しだれ桜の並木通り。ちょうど今が見ごろで、桜の下に陣取ってお花見をしている人たち、川に入って水遊びをする子ども達、日影を探して昼寝をしている人、のどかな風景に思わず、「平和だなあ」…。



“がいせん桜”は樹齢100年を超えているため衰弱が激しいので、年に5本くらいずつ治療しているそうであるが、今まで治療したのは30本にとどまっているという。今年も「さくら募金」と記された募金箱がいたるところに置かれて、観光客に延命への協力を呼びかけている。樹木医によって行われる治療費用は1本18万円、腐った部分を取り除いてピートモスを詰め、布テープなどで巻いてあるのは昨年治療した桜木らしい。

樹勢は3~4年で戻るそうだが、桜のトンネルが回復するまではまだまだ…。露店で牛の串焼き800円を買ってお釣りの200円を募金箱に入れたら喜ばれた。桜には長生きしてほしいものネ。
5時には帰宅、日帰りは荷物がなくて簡単に出かけられるのと代金の安いのがいい。今回のツアーは2990円で交通費のみ。昼食は、蒜山観光センターであれこれ試食をしたり、評判の牛肉一杯のコロッケバーガーを食べたり、新庄村では、地元名産の和牛の串焼きにかぶりついたり、アイスクリームを食べたり、まるで遠足にきた子ども(ひねた子ども


枝垂桜の並木 綺麗ですね。
蒜山高原へは、過去に一度だけ行ったことがありますが、道が走り難いのか2、3度交通事故現場に出会ったのとジンギスカンの看板を多く見かけたのを思い出します。
今の観光シーズンは人が多いのでしょうねぇ。
桜の見ごろを逸してちょっと残念でしたが、戸外へ出て美しい景色をみるのは心が癒されますね。
蒜山高原へおいでになったことがあるのですか。あまりよい印象をお持ちでないのは残念ですね。
昨今はどこへ行っても人が多くて、人が居ない時に写真をと思ってもうまくチャンスに恵まれません。
もうすぐGWです。多分ETCのおかげで超満員になるのではないでしょうか。
それはそうとあなたのブログは毎日拝見しているのですが、どうも私は嫌われたのかURLを外してもコメントを拒否されます。
一昨日も今日もダメだったので、暫くしてまた入れてみたのですが、やはり拒否されます。何故でしょうか、不思議ですね。
そういえば、gooブログの方からのコメントにはURLが無いか、登録しているeditaの方に多くいただいていますが、ライブドアとgooブログは相性が悪いのかも^^;
でも、毎日ご訪問いただいていると知っただけで励みになります。 ありがとうございます。
nanaさんの“相棒”さんのブログでも時々あるんですよ。
だから、きっとライブドアとの相性が悪いのかもしれませんね。