赤穂の友人との「2人のミニ旅」、第1回は津山・鶴山公園のお花見だった。第2回は5月1日、今盛りの藤の花を見に行った。藤の名所は岡山・和気公園の藤が見事だが、もう2度も行っているので、今回は玉野・渋川公園の藤にした。ここの藤棚は900mという長さで、四角の形に藤棚が続いている。房の長さや大きさ、種類は和気公園の藤と比べると数段落ちるが、藤棚の長さは負けてはいない。
そぞろ歩いて30分、そろそろお腹の虫が鳴き出しそう。昼食は藤公園のすぐ前にある瀬戸内マリンホテルで、和食バイキングのランチである。バイキングは大食いの人はお得だが、年をとると量より質だ。たくさん種類がありすぎて、とても食べきれないので一口ずつあれこれ食べて、〆はスイーツ。これも種類がありすぎてフルーツやアイスは食べれなかった。残念!
お腹が満腹になると眠たくなる。腹ごなしに歩かなくては、と近くの渋川水族館へ。もう60年ほど昔に来たことがあるが、すっかりきれいになっていて、同じところにあったのは外の海がめのプールだけ。ババは水族館が大好き!
外に出て、前の海水浴場へ。岡山県内随一と言われる海水浴場である。まだ岡山市に住んでいた子どもの頃に1度と、20代中頃に夜の海に泳ぎに行ったことがある。その頃は瀬戸大橋はなく、宇高国道フェリーが大活躍していたころだ。はるか遠くに瀬戸大橋が見えるのが違うだけで、海や砂浜は昔とちっとも変わっていなかった。木陰にすわってぼんやりと海を眺めていると日常の煩わしさなど吹っ飛んでしまう。
広大な瀬戸の海はわが家から見る海とはまったくスケールが違う。2人の口から同時に、【海は広いな 大きいな 月がのぼるし 日が沈む】の歌が口をついて出た。ここには「渋川青年の家」というのがあり、岡山県内の小中学生はここに泊り込んで、カッターや地引き網などのプログラムと通して『力を合わせることの重要性や友達を思いやることの大切さを学ぶ』のが恒例となっている。
「ミニ旅」は、美しいものを見る旅にしたいと考えている。見知らぬ土地へ行って美しい花を眺めて…。来月はどこにしようかなあ。
備前岡山はどこでも歴史がありその上風光明媚、真に人に優しい土地柄ですね。羨ましい
どの写真も楽しませて貰いました
Shirousagiも水族館大好き人間です
岡山は四季折々の美しさを満喫できるところがたくさんあり、月1回と決めても2、3年くらいは掛かりそうなくらいです。
美しいものを眺め、命の洗濯をして明日への活力とする。幸い良い友人に恵まれ、楽しいミニ旅ができることを幸せに思います。
さあ、足腰鍛えておかなくては…。