翌朝6時半に露天風呂へ。この宿のお風呂はミネラルたっぷりの地下水を沸かしたもので温泉ではありません。でも、満開の桜や霧が立ち上る山並みを眺めながらの入浴は情緒たっぷりでした。
この宿は創業40年とか。古い宿なのに大浴場も露天風呂もお掃除が行き届いていて清潔でした。お部屋は控えの間付きの広いきれいな部屋で、とても気持ちよく過ごすことができました。これで増税前の13,500円(4名利用)は納得できるお値段でした。
今日の予定は遊覧船で大歩危峡観光です。あいにくの雨ですが、船には屋根があるそうで、少々の雨なら大丈夫とのこと。3人には傘を忘れないようにと前日にメールしておきながら自分は忘れるという笑えない話。宿の女将さんが「こんなのでよかったらお持ちください」と傘を出してくださって助かりました。
8時半にタクシーで出発。山の天気は変わりやすいというが、青空が見えたり雨風が強くなったり、めまぐるしく変わります。遊覧船乗り場に着いたころにはまた雨風が強くなってきましたが、船は出発しました。
川の上空にはたくさんのこいのぼりが泳いでいます。風雨に濡れながら右や左の景色を撮っていたら、デジカメの調子がおかしくなってきました。レンズがうまく動かないのでピントが合いません。それでも何枚かは撮れました。吉野川の水も青くてきれいですが、前夜からの雨で少し濁っています。
タクシーで大歩危駅へ。珍しいことに外人観光客を10数人見かけました。この地は観光ミシュランに載るほど、海外では有名な絶景スポットらしいです。次は丸亀城へ行きますが、どうやらお天気も回復、青空が見え始めました。
丸亀駅に到着。「うどん県」に来たのだからうどんをたべなくては…と、昼食は“さぬきうどん”にしました。麺は固めでコシがあって、お出汁は少し甘みがあって美味しかったです。
またお天気が悪くなりました。曇り空で風が強く、城公園の桜が降るように散っていました。
丸亀城の天守閣までは長い坂道が続きます。天守閣のある広場から眺めると、遠く山側には「讃岐富士」が、晴れていたらもっと美しいでしょう。
天守閣はそれほど立派ではありませんが、新しいのか白壁がきれいです。反対側の海のかなたには瀬戸大橋が見えました。
今回は歩くところが多かったので足が痛くて、いまだに筋肉痛が治りません。年ですねえ。
心も身体もリフレッシュ出来たことでしょう
おこぼれ頂いてsirousagiも元気が湧きましたよ
筋肉痛も旅の記念と、おおように構えてお過ごしください。
旅を振り返ってこうしてブログにできる間はいいのですが、その内、何も思い出せないというようになりはしないかと心配です。
おいしい食事と温泉があれば十分、これからはあまり歩かないところへ行かなくては…。
とうとうデジカメに寿命が来たみたいです。今回の旅は高くつきました。