ババ友の「2人のミニ旅」第3回は岡山市にあるRSKバラ園。日頃の行いが悪い私のせいか、その日の気温は今年最高の33.6度、暑い! でも、日陰は風が爽やかで汗をかくことはなかった。
岡山駅からバスで約40分、「下撫川」停留所で下車。撫川と書いて「なつかわ」と読む。この町は、330余年の伝統を持つ伝統工芸品「撫川うちわ」で有名な町である。かつて撫川藩の武士の内職として盛んに生産されたそうで、1本1本緻密な手作業で作られるうちわは1年間に生産できるのはわずか150本。1本最低でも8,000円くらいするそうである。
バラ園の中心には地上105mのRSKラジオ送信アンテナが立っていて、それを目じるしに徒歩10分。このRSKバラ園には400品種・15,000株のバラがところせましと咲き乱れている。バラ園はほぼ円形に作られていて、その周囲にはハナミズキ、ツツジ、フジ、山野草、ハナショウブ、ボタン、クリスマスローズ、アジサイ、スイセン、梅、桜、チューリップなどの庭園があり、1年中何かしらの花が楽しめるようになっている。
春先からの異常気象の影響で、今年は開花が早かったようだ。すでに散って剪定した枝もあるし、バラの根元には花びらがいっぱい落ちている。もう4、5日早く来れば見頃だったのに…。花の見頃を見定めるのはほんとにむずかしい。
バラ園の右半分を見たところで入口に戻り、レストランで昼食。30分ほどして、今度は残りの左半分を廻った。歩いていると、藤棚があって、その奥に、ボタン園、ハナショウブ園、大賀ハスの池があった。新緑の木陰は涼しくて、ベンチに腰掛けていると居眠りがつきそうだった。
食事の時間を含めて約2時間半、それでも全部は廻りきれなかった。バラもすてきだったが、周囲の新緑が美しくていい目の保養ができた。
美しく気高く豪華に。
プリンセス美智子とかダイアナとか世界の
「知性と美」を象徴する真に花の女王ですね。また写真が素敵、少々体調不良で滅入っていたsirousagi、花の精に力を頂けました。
感謝です。
人間で言えばアラフォーくらいでしょうか。やはり咲きはじめの勢いは感じられませんでした。写真はごまかしがきくみたい!
体調が優れないとか。季節の変わり目はとかく不調になり勝ちですが、特に今年は春がなくて一気に夏になったという異常気象、人間さまも植物もおかしくなるのは当然ですね。
どうぞくれぐれもご自愛ください。