「カバー写真 2018.5.7 6:00 見事な牡丹だネ!」
連休に美織がやってきた時のこと。美織を膝に抱っこしていたら、私のデジカメで自撮りして遊んでいた。その画像をあとで見てギョギョ! 美織の後ろにいるのは何? お化け? あれが私? すぐに消去したが、ショックもショック、大ショック!
あれ以来、気分的にも体力的にも一気にガタが来たようで最悪! 気持ちだけは若いつもりでいたが、現実はシビアである。
毎朝、鏡に映る顔のシワをみてはため息をつく。お風呂に入って鏡に映るわが体型にガックリ! お尻は垂れてお腹はポッコリ、まるで前うしろが逆で、背中にオッパイがついているみたい。
若いころと今と体重が同じで、15年以上前のロングスカートやスラックスが今でも履ける。が、鏡に映る姿に若き日の面影はまったくない。ガックリ!
立ち上がるたびに「どっこいしょ」は年寄りの合言葉。つまずき転倒しそうになってヒヤリハット。足元がおぼつかなくなってさっさと歩けない。
顔のシワに、体型の醜さに、動作の緩慢さに、それに頭の回転もヤバくなって、いやが上でも実年齢を認めざるを得なくなってきた。そう、来月には77歳の喜寿になるのだ。
もう無駄な抵抗は止めようと決めた。何事にも抗わず、現実を現実としてあるがままを受け入れよう。「誰に見しょとて紅かねつけて」と頑張ったのは半世紀も昔のこと。77歳という自分の年齢を考えれば、すべて自然体でいいのだ。あるがままでOKなのだ。そう自分に言い聞かせている昨今である。トホホ!
見た目の衰えはごまかせないが、心身の衰えは自分の努力次第。一番肝心の足腰の衰えを予防するには、これまで通りウオーキングと朝夕の運動は何があっても続けなければ…ネ。
あるサイトに、老化により肺活量や心肺機能、そして筋力も低下する。それを測るのにちょうどいいのが階段の昇降で、休まずに何階まで登り続けられるかが年齢の基準になる。40代なら5階、50代なら4階、60代なら3階。登る速度は関係ないが、途中、踊り場で休まずに登り続けられたら、その年代の平均的な体力だとあった。
私は1日に1回、ウオーキングに出かけるときと帰ったときは階段を使う。ウオーキングと終わりの体操で約1時間、そのあとの階段はきつい。が、どうにか4階まで休まずに上がれるから私の体力は50代? そんなことあるはずないよ!
体力の衰えは自分が一番よく知っている。これ以上頑張ってもそれほど効果があるとは思えない。今の体力を維持できればよしとせねば…。
ウオーキングコースを変更してからお地蔵さまにはご無沙汰だ。近くに行った時はお賽銭をはずんで拝んでいるが、たまにしか来ないのにお願いするほど厚かましくなれない。
願わくば薄汚い年寄りにはなりたくない。寝たきり老人にはなりたくない。などなど、たくさんお願いがあるのだけど、今度はどこの神さまにお願いしようかしら?
現実の姿に目を背けていたけど、いよいよあるがままを受け入れざるを得なくなりました。そうすると一気にガタがきたように思えてちょっと落ち込んでます。が、命に関わる病があるでなし、好きなものが食べられるだけでも幸せかと。
それに足腰だけでも達者でなければ、お独りさまは困りますものネ。
喜寿なんてめでたくありません。もっとも祝ってくれる人もいませんけど…。トホホ!
左足膝はもう自由に使えません。それでも寝たきり状態にはなれないと毎日リハビリで筋肉を!
オールドレデイさんの階段上りに敬意を払い前向き思考を参考に頑張りますは。
誰でも到達できる昨今、本音を言えば喜寿なんて全然嬉しくありませんがね。