先日、わが購読紙に掲載された飛鳥圭介氏のエッセイ『おじさん図鑑』がおもしろかった。
今年は新型コロナウイルスのまん延によって、世界中が“めちゃくちゃ”にされてしまった。そこで、おじさんは暑中のつれづれに、こんなことを夢想した。「もう今年1年はなかったことにしたらどうか」ということ。あと数ヶ月かは淡々とやり過ごし、来年は一から出直すのだ。つまり、今年の2020年はカウントするのはやめて、来年をもう一度2020年としてしまう。当然、令和も2年だ。閏年だけは仕方がないから、みんなで見て見ぬ振りをする。干支は来年もネ年。なかった年だから、誰も年をとらない。今年に予定されていたことはすべて来年にそのまま移行し、実行する。すべての人間がまるで「初めて」のように振る舞えば、なんとかやりおおせるのではなかろうか。
バカな夢想を得々として知人に話したら、「だけど亡くなった人は、一から出直しても生き返らないけど。そこはどうすんの?」―後略―
今年の2020年をなかったことにしたら、コロナ騒動もなかったことにできるのかな? ドラえもんの「どこでもドア」ではないけど、「開けたら別世界に…」そうなれたらどんなにいいだろうね。
わが国の安倍さんを始め、トランプさんや習さんたち世界のトップ連中がみんなコロナに振り回され、もうお手上げ状態のようにも…。こうなったらどこの国が一番にワクチン開発に成功するか、これによっておのずと “お山(世界)の大将” も決まるだろう。自国優先だろうが何だろうが、この際、米中のワクチン開発競争は大いに歓迎するよ。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まって、半年以上が経過したが、今もなお新たな感染が急増している。わが岡山県も7月上旬までは25人だったのが、たった10日余であっという間に増えて、27日現在64人となった。感染源は他の自治体同様、“夜の街” 関連が多いそうで、25日には接待を伴う飲食店でクラスターが発生。感染はさらに広がりそうである。
都会だけでなく地方でも再三再四、 “夜の街” への外出を控えるよう呼びかけている。なのに、なぜ? 自分だけが感染するのならいい。が、家族や友人、知人、同僚など多くの人に感染させるかもしれない、そう思ったら怖くならないか?
先日、街頭インタビューで「僕はコロナより強いから」と、ぬけぬけと言うアホな若者がいた。こういう輩が一番始末に悪い! ならばコロナ菌をばらまいた部屋に放り込んでやったらどうなるか、見てやりたいわ。
またあるクラブでは、お客の接待の仕方を指導する人が登場、その様子をカメラが追っていた。入店の際の検温と手の消毒は当たり前。ソファに座るときれいなおねえちゃんが2人、手を伸ばせばどうにか届く距離にいて、おまけにマスク姿だから色気もヘチマもない。おねえちゃんの手でも握りたいから、高いお金を払ってでも飲みにゆくのだろうに、こんな雰囲気で何が楽しいのか、殿方の気持ちはどうにも測りかねる。
普通の飲食店でもそうだ。入店時の検温と手の消毒、3密を防ぐためテーブルの前にも横にもアクリル板の仕切りがあり、おしゃべりしながら食べるのはダメ。こんな雰囲気でランチが楽しめるわけがなかろう。でも行く人がいるんだから…ネ。
昔から言うではないか、「二兎を追うものは一兎をも得ず」で、感染拡大の防止と経済活動の両立なんて、どだい土台無理な話だろう。経済が少々回復したくらいでは、コロナ感染対策や治療費に要する金額にはとても追いつけないのにネ。
1人が感染すれば多くの濃厚接触者の検査が必要となる。そして感染が確認されて、全員が回復するまでには多額の治療費が必要となる。だが “夜の街” 関連の店を一斉に休業させれば感染者は減るし、治療費も減る。それを休業補償に充てればいい。とは素人考えだが、先ずは感染者を減らすのが先ではないかと思う。
また「Go Toキャンペーン」などを無理して実施せずに、休業補償や経済補償で対処した方がいいと思う。だが今朝の記事に、政府は介護施設や保育所など向けに布マスク約8千万枚を配る予定だという。何を考えているのか、政府のやる事はどうにも納得がいかない。
叫べばやる気が満ちる魔法の言葉
現実はなんと惨い事!
敵はウイルス、無策としか言えない政府の対応に緊張感が全然感じられなくて腹立たしい。
それに
日々治療に従事されている関係者の方々に少しは思いを馳せ、寄り添う想像力を持ちたいは。
今元気ではしゃいでいる若人や接待伴う夜の街でニヤニヤのろけている中年男性?にこそ感染症の怖さを知らしめたい
マスコミもこんな時こそ興味本位のニュースばかり流すのではなく
エビデンスに基づいた感染症対策をしっかり発信するべきだ
誰でも家族や友人知人、同僚に迷惑かけたくないし自分が濃厚接触者にもなりたくないはず!!!😡
バカにつける薬はない。何度言っても止めないのだから夜の街で感染したら罰金刑に処すか、最初に「感染しても治療はしなくてもいい」という覚書でも書かせたらいい。それくらいはやらなければダメだろう。
一人ひとりの行動如何で感染は防げるはずです。
コロナに水害に、国のお金は出て行くばかりです。中途半端な施策では本当に財政破綻もありうるかも? なぜみんな危機感が無いのでしょうね。
夏でこの有様では、寒くなれば・・。この一年消してしまいたい・・と世界中で思っているでしょう。
武漢ウィルス。なんとしても責任を問いたい。
とうとう岩手県もノックアウト、最後までゼロでいてほしかったのに。関東までキャンプに行ってコロナを土産に、不注意と言えなくもないが、アウトドアスポーツでも安全ではないと分かりました。
コロナは熱に弱い、とか言ってましたが、ウソのようです。この上、冬にはインフルエンザも…、考えると恐ろしくなります。ひとり者はいいけど、家族がいれば家の中でも安心できない。一体、どこにいれば安心できるのでしょうか?