ワクチン接種の予約が10日から始まった。私は白内障手術を予定しているので、眼科の担当医と相談してから申し込むつもりだった。
11日、手術医の説明があるそうで病院へ。看護師から入院手続き書類や術前術後の注意事項やケアについての書類を渡された。あれやこれや禁止事項や注意事項が多い。手術日を含めて6回も通院しなければならないのは大儀だ。
「白内障手術なんて簡単」と聞いて、安易に考えていたがとんでもない。色々面倒だ。が、一つ良いことがある。入院当日に新型コロナウイルス検査をしてくれるという。陽性で手術はダメなんてことになったら最悪だけど…ネ。
眼科は終わったので、院内のワクチン接種予約受付へ行った。私の前に一人いたが、「備前市ではもう予約できない。岡山の高島屋会場なら…」という声が聞こえたが、何のことか理解できなかった。が、私の番になって受付の前に座るやいなや、担当者から「もうどこもいっぱいで予約はできません」と言う。そんなバカなことがあってたまるか。
「送付された書類には、希望するすべての高齢者に、2回分のワクチンが確保されるのであわてることなく、予約を取って下さいと書いてある。これはウソですか?」「政府は高齢者への2回の接種を7月末までに終えると言っている。なのに予約さえできないとは、どういうことですか?」「こんな無責任なことってありますか。予約ができないなら、私はワクチン接種を止めます」だまって引き下がるわけにはゆかない。
担当者に腹を立ててもしかたないとは思うが、何とも腹の虫が収まらない。「予約できない人はどうすればいいのですか」というと、担当者は返事に窮した。よくよく聞いてみると、「ワクチンはあるのだが、ワクチンを打つことができる医師や看護師がいない」というのである。ワクチン接種体制が十分に整ってもいないのに予約を開始。そしていっぱいになったからと予約を打ち切り、以降の計画も示せない。こんないい加減なことが許されるのか。この春の市長選で返り咲きしたばかりの市長がなんてことだ。ババの怒りは沸点を超えた。
うるさいババに閉口したのか、しばらく待たされた結果、「6月12日に1人分空きがありました」と予約完了。これって、もしかして忖度された? 私の後にまだ2人いたが、あの人たちはどうなっただろうか。予約が取れても何だか後味が悪い。素直に喜べないのよね。
マンションの同年代の住人に聞いたら「10日朝にネットで取れた」という。また県北の友人の話では、ある医院では自分のところの患者優先か、すぐに取れたという人もいれば、「何ヶ月先になるかわからないけど予約しておけば、日時が決まったら連絡してあげる」という医院もあるとか。国や県のお偉いさん方は、こういう地方の状況を把握しているのかね?
大体、ここまで感染が拡大したのはワクチン接種が遅れたからだ。政府は性懲りもなく3度目の非常事態宣言、まん延防止等重点措置を発出。外出は自粛せよ、夜遊びはするな、飲みに行くな、スポーツは無観客で開催と、あれもダメ、これもダメという。国民はワクチン接種を頼みの綱と、政府の言うことを聞いて我慢してきたのに、予約の段階でこのザマだ。もう開いた口が塞がらない。
今朝の新聞に「高齢者へのワクチン接種で、岡山県内27市町村のうち、政府方針である7月末までの完了を見込む自治体は18市町村にとどまる」とあった。その中にわが備前市の名もあった。市の発表だろうが、実態は大違い。報道を鵜のみにしてはいけないということだよ。
大都会ならいざ知らず、こんな片田舎でさえ満足にワクチン接種ができないのに、政府はオリンピックのために医師約200人、看護師500人の派遣を要請しているとか。もうオリンピックなんて止めちまえ! 菅総理よ、「国民の安全が第一、命と暮らしを守る」などと、きれいごとはもうたくさんだ!
よろこんでいました。
医者がいないってって、足らないなんて嘘。近くのクリニックが急に閉院になりおかしいなぁと思ったら
コロナで患者が来ない・・。それと来てもコロナであれば・・などあれこれ考えて校医以外は止めたって。
医者でしょ!と文句も言いたいです。
でもオールドレディーさんの予約が取れたのはもしかして忖度だったかも(笑)
我が市もいったいどうなってるのか、まあ、全国的にこりないというか、ネットでの予約開始数十分で予約数終了
電話受付は六日間一度もつながらず(笑)
政府がすべてを把握するのは無理だとしても大きな都市であればもう少し小分けして万遍なくできないものだろうかとつくづく思います
あれこれ聞いていると、なかなかよい方法で予約のできるところもあり、少なくとも開業医での接種はその先生の考え方や、親切さで大きく違っていると思わずにはいられません
いつかホームドクター(と、私が勝手に思ってる)のところで受けられるとは思う物の、持病のない私はずっと後回しになりそうです
1番乗りでのワクチン接種6月12日のご報告を楽しみにお待ちしています。
自治体任せのこの件には言いたいこと山ほどありますが、この1年のコロナ対策に関しての政府の取り組みには失望有るのみ、ワクチンも変異型には効果有るのかどうかも?と言われているので愚痴は飲み込んでおきましょう。
国民の安全、安心、が第1』と何時も同じお念仏を唱える前に
オリ、パラ中止の英断に向かって対策練ってくださいと訴える気弱な老女です。
パチパチ拍手とは面はゆい気がしますが、ありがとうございます。
お役所仕事って机上プランで、実際にはどうなるかなんて考えもしないのですかね。この予約騒動は想定外だったようで、河野外相が「僕の責任」と謝罪したとか。
7月末で終了は無理、8月か9月という自治体もあるそうです。もうオリンピックどころではないと思いますが、さてどうりなりますかね。
スギHDの会長夫妻ほどの地位も経済力も影響力もありませんが、やはり忖度でしょうか。私は「ごね得」ではないかと…。まあいずれにしても後味はよくありません。
名前は忘れましたが、ある芸能人が「スマホで簡単に予約が取れた」とネットで言ってました。電話での予約はもう中止らしいですが、スマホを持たない一人暮らしの高齢者など、どうすればいいのでしょうね。何ひとつスムーズに進まないようです。
忖度というより、うるさいババの口をふさげということかと。これを「ごね得」というのでしょうね。
予約を巡る騒動は想定外、河野外相が「自分の責任だ」と謝罪したそうですが、何でも部下ませにする市町村の幹部連中にも責任がありますね。
こんな状況下でオリンピックを開催したらどうなるか、考えただけでも分かりそうなものなのに。日本かIOCか、どちらが中止を言い出すか様子を窺っているのかも。結局は面子と金銭的損得の問題でしょう。ああイヤだイヤだ!