「カバー写真 2017.12.25 7:10 散り始めた山茶花」
相も変わらず盗撮で逮捕されるアホな男の多いこと。盗撮をやって何が楽しいのか、その心理はまったく理解不能である。逮捕された人物の職業はというと、教師、警察官、自治体職員、医師、弁護士、自衛官などなど、ある程度の社会的地位にある人が多いというのにも驚く。
盗撮でも万引きでも、それが公になるとどうなるか。仕事や人間関係、あるいは家族さえも失うかもしれないのに、どうしてそれが分からないのだろうネ。すべてを失ってみて初めて、その代償の大きさに気づくのだろうがもう遅い。「後悔先に立たず」である。
10~12月初旬の間に発生した盗撮事件を列挙してみた。
10月――小型カメラを設置し、着替え中の女性を盗撮したとして、群馬県職員の60歳の男が逮捕された。取り調べに対し、容疑者は「性的欲求があった」と容疑を認めている。
10月――和歌山県新宮市のパチンコ店で女性店員のスカートの中を盗撮しようとした疑いで40代の消防士の男が逮捕された。容疑者は今年1月にも同じ容疑で逮捕されているそうで、警察は余罪を調べている。
10月――勤務先の学校で女子生徒を盗撮したとして、43歳の秋田県の中学教諭が逮捕された。教諭は端末を初期化し、当初は学校や市教委の聞き取りに否認していたが、警察から任意で事情を聴かれ、校長に盗撮したことを申し出た。
11月――北九州市のJRスペースワールド駅で、電車内で盗撮を疑われた男がホームから線路に飛び降りて逃走したが、その後、福岡県警の30代の警察官だったことが分かった。
11月――電車内で女性のスカートの中を撮影したとして、59歳の神戸市の男性校長が兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された。市教委などによると、「数年前から複数回やっていた。やめられなかった」などと説明した。
12月――千葉県内を走行中の電車内で女子高校生のスカートの中を盗撮したとして、46歳の医師の男が県の迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された。男は4年前にも同じ容疑で逮捕されていて、厚生労働省から3カ月の業務停止命令を受けていた。
この他にも盗撮事件はまだたくさんある。盗撮する人の特徴だろうか、職業はさまざまだが、なぜか年齢は中高年がほとんど。これってどういことだろうネ。性癖というか、秘められた欲望が顔をのぞかせるのは中年を過ぎてからということだろうか。
人間は感情の動物である。その感情をコントロールし、怒りや欲望など、諸々の感情を押し隠すことができるのは自制心があるからだ。
先日、暴力事件で引退した日馬富士もそうである。見かけは真面目で温和な人という印象が強かったが、突然、自制心が効かなくなり、何かのスイッチが入ったように怒り狂う。自制心が効かない人は人間的に未熟だという。また、自制心の効かない人はプロ失格、日馬富士が引退に追い込まれたのも自業自得と言えよう。
盗撮はその人の肉体を傷付ける訳ではないのでちょっとした気の緩みがそうさせたのでしょう。それより男の目を誘惑するような服装をしている方にも問題があるのでは。社会的な被害者は女性ばかりではないですよ。
仕事でのストレスが盗撮などで解消できるのでしょうか。ネットや雑誌にはそれなりの写真はたくさんあります。が、自分でやるからいいのかも…。それにしても代償は大きいでしょう。
公になって家族の信頼を失うことが一番辛いことでしょう。馬鹿げてますね。
おっしゃるように女性の露出した服装に誘惑されるのでしょうが、その誘惑に踏みとどまる自制心があれば…。言っても詮無いことですね。