私が鼻炎を発症したのは30歳になる少し前で、冬でも真夏でも季節を問わず、鼻水とくしゃみと涙の３拍子。目は充血するし、季節外れのトナカイでもあるまいし、鼻をかみ過ぎて真っ赤っか、…。とても見られたものではなかった。
その頃は花粉症だ、アレルギー性鼻炎だと、今ほどにぎやかではなかった。が、症状がひどくなると市販の薬を飲んでいたから、すでに治療薬はできていたのだろう。が、どこのメーカーの何という薬だったか、まったく覚えていない。
そういう症状と付き合いながら15年ほど経った頃か、突然、ぜん息を発症。検査で自分が初めてアレルギー体質だと知った。アレルゲン検査をすると「ヨモギ」だといわれ、担当医に「ヨモギだなんて、ヨモギ餅を食べても何ともないのに…」と言って笑われたことを思い出す。
日本で花粉症といえばスギ花粉症だが、他にもアレルゲンはたくさんあるらしい。私は春の花粉症の時期は目がかゆいくらいで、鼻炎はそれほどひどくはない。が、秋のヨモギ花粉では、鼻水とくしゃみと涙の３拍子が10月から12月末ごろまで続く。今も「水も滴るいい女」ならぬ「鼻水が滴るババア」で、ティッシュを抱え込んでいる。
最近、「寒暖差アレルギー」という言葉をよく聞く。寒暖差アレルギーは、急激な温度変化が原因となって、風邪やアレルギーのような症状（鼻水・鼻づまり・クシャミなど）が出る。春先や秋の終わりに発症するので花粉症と間違えられることが多いが、今では、真夏や真冬の冷房や暖房による、屋内外の温度差も寒暖差アレルギーを引き起こす誘因となっているという。
まさにそれだ！ 私は真夏でも冷房の効いた所にいて、「寒いなあ」と思ったとたんに「ハックション」。そうなると、お決まりの鼻水・涙のオンパレードが始まる。また冬も同様で、気温の差が激しいと発症するというのは「寒暖差アレルギー」に違いない、と自己診断した。
ネットからの抜粋だが、『一般にアレルギーには、たとえば、花粉、食べ物、金属といった、原因となる「アレルゲン」があって発症する。が、寒暖差アレルギーにはアレルゲンはない。また、風邪のような感染症は、鼻水から始まってのどの痛みや発熱など、免疫による防衛反応が起こるが、寒暖差アレルギーでは熱が出ることはまれで、鼻水は水のようにサラサラしているのが特徴である』
寒暖差アレルギーの治療については、おもな症状の鼻水・鼻づまり・クシャミなどで受診するなら耳鼻咽喉科へ。症状の鼻づまりなどへは点鼻薬などを処方してくれるが、念のため血液検査やレントゲンで、免疫や自律神経の状態を調べることもあるとか。だが、寒暖差アレルギーかと思ったら、実はアレルギー性鼻炎だったという例もあるそうだから、徹底的に検査した方がいいかも。
鼻炎に悩まされ続けて50年近くになるが、すぐに命に関わる病気でもなし、今更、病院へ行こうとも思わない。ただ一つ困るのは点鼻薬を常用していると副作用で嗅覚異常になって、毎朝飲む香ばしいコーヒーの香りや美味しそうな料理の匂い、いい匂いもイヤな臭いもすべての匂いが分からなくなること。点鼻薬を中止してしばらくすれば元に戻ることもある。まあ、嗅覚はなくても味覚があるから食欲はますます旺盛、寝正月でますます豚になったらどうしようかしら？
風邪症状？かと思えばアレルギー反応だとか
素になるのが植物も鉱物も気温まで！
ほんとこの世の中健康に生きてゆく事の難しい事よ！！！
いずれにせよこの年まで生き永らえたのだから善しとしておきましょう。
オールドレデイさまも食欲で全てをカバー
不快症状が最小に抑えられますようにお祈りしています。
来春もお元気パワーでステキなブログを。
鼻炎だけはどうしても治りませんね。まあ命に関わる病気でもないし、食事に鼻水が垂れても自分の鼻水だから我慢しなければ…。塩分の過剰摂取になるかしら？
鼻水を垂らしながらでもしっかり食べてますから、まだまだあの世へは逝きそうもありません。
今日はクリスマスイブ。齢をとるともう縁がなくなって、とっくの昔にサンタさんも素通りするようになりました。