この白い雲と青い空をみていると、危険な暑さなど想像できない。先日発表の3カ月天気予報だと、気温は9月から10月にかけて全国的に「平年より高い」と。特に、西日本や東日本は9月になっても真夏日や猛暑日、熱帯夜の観測される所があるそうで残暑が長引くらしい。11月に入ると急に秋風が涼しく感じられたり、上着が必要なくらい肌寒く感じられたりする日が増えるという。やはり秋はなしか?
日中の酷暑は相変わらずだが、最近は夕方になると暑さが少し和らぎ、涼しい風が吹いてくる。おかげで夜が過ごしやすくて助かる。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」というが、やはり昔からの言い伝えは信じるに値すると思う。
11日の日曜日、姪の夫が、帰省中の長男一家と三男坊と7人で、岡山市で開催中の「ジブリ展」へ行った帰りだと、回り道して来てくれた。姪は先祖墓19基の花やお供え物の準備で忙しいそうだ。主婦は正月とお盆はいろいろと忙しいみたい。また次男夫婦も帰ってくるというから計10人、料理が得意でない姪は三度三度の食事メニューを考えるだけでも頭が痛いだろうネ。
長男家族とはコロナ禍以来で5年振りか。長女の美織はもう小学2年生、長男は年長さん、次男は2歳、初お目見えである。3人のちびっこ台風は凄まじい。ベランダへ出て、「あっお船だあ!」とはしゃいでいるうちはいい。慣れてくると他の部屋のドアや押入れの戸を開け閉めしながら走り回る。次男は勢いよく戸を締めて指を挟んで泣きだす。3人とも汗びっしょり、でも楽しそう!
「いつもこんな騒ぎ?」と聞くと、お嫁さんは「はい」と笑っている。平気なはずだ! お嫁さんは長男と次男が通っている保育園の保母さんだ。2人連れて登園し、一緒に帰るそうだ。自宅は古い公務員宿舎、それもエレベーターなしの5階だ。いくら家賃がタダといっても、よく子どもたちも我慢しているものだと感心する。
保母さんだから子どもの教育はお手のもの。ちびっこたちはみんな、脱いだ靴をそろえて前に向ける。大人でもなかなかやらないのに…。アイスやジュースを上げると必ず「ありがとう」と礼を言う。母親に教えられたのだろう、2歳の次男は「お世話になります」と丁寧にお辞儀をする。これには参ったなあ! しつけはバッチリ!
いつもはエアコンは29℃で使っているのに、リビングに8人もいたら暑い。ちびっこたちが戸を開けっ放しにして遊ぶので、エアコンを23℃にして扇風機を2台回してももちっとも効かない。
2時間ほどいただろうか、「またね!」と言って帰っていった。日ごろ一人で静かに暮らしているから疲れた。よく「孫は来てよし 帰ってよし」というが、分かる気もするわ! でも私がいつ居なくなるかわからない。そう思ってちびっこたちの顔を見せに来てくれたのだろう。ありがとうね。
嬉しいですね、もう小学2年生ですか
保母さんのママの奮闘ぶりも久しぶり、何時聞いても
スマートで格好いいですね。
思いやりあるご親族の皆さん
2時間の賑やかな触れ合いをオールドレデイさんに
プレゼント。
心温まるお話に感激しています。
子どもの成長の速さには驚きます。私も若かったころにはよく姪や甥の面倒を見たものですが、今はとてもとても…。
最近の子どもはテレビゲームやスマホで一人遊びに慣れているからおとなしい子が多いそうで、姪の孫のように、汗をかいて走り回るような元気な子どもは少ないのでは? 家ではじーじがトラクターやショベルカーに乗せて遊んでやるそうで、珍しいから喜んでいます。姪の子ども団子3兄弟も仲が良く、しょっちゅう実家へ帰っているようです。「仲良きことは美しきかな」ですね。