料理は食べてくれる人がいてこそ、作る張り合いがあるというもの、お独りさまの食事作りほどたいぎなものはない。だからといっていい加減な食生活をして体調を崩したり、老化が進んで寝たきり老人になっても困る。料理は頭の体操、ボケ防止にいいというので仕方なく頑張っているババ。
昨今、お金さえあれば食事処は選り放題。また、スーパーの惣菜もお独りさま用のパック入りが選りどり見どり、何と楽な時代だろう。だが、年金暮らしの身ではそんな贅沢はできない。材料を買って料理を作ろうとすると、袋入りやパック入りの材料は量が多すぎて、同じ料理を何日も食べ続けるか、材料を余らせて捨てるかのどちらかである。昔から「一人口は食えぬが二人口は食える」と言われるように、ほんとに一人口は不経済である。
朝はパン、お昼がメインで、夕食は簡単に済ますというのが習慣になっている。10年ほど前から食材宅配の「ヨシケイ」を利用しており、何種類もあるメニューから自分の好きなものを選ぶと、レシピに必要な食材が届けられる。それこそ、ニンニクや生姜が一かけら、人参や大根が4、5cm、ネギが1本という具合に、スーパーでは決して買えないお独りさま用の量が届けられる。うれしいのはお独りさまでも冬に鍋が食べられること。すき焼きやちゃんこ鍋、鶏の水炊きなど、いろんな種類の鍋が食べられるのが有り難い。味付けは自分好みだから塩分や糖分も控えることができるし、栄養士が考えるメニューだから栄養素に過不足はないだろう。
不満を言えば、魚は冷凍魚なのであまり美味しくない。が、肉料理で我慢すれば多種多様な料理が食べられるし、材料を余すことなく使い切ってしまうので冷蔵庫の中はいつもきれいだ。魚が食べたければ、当地は漁師町だから魚屋さんに行けば朝獲りの鮮魚が手に入る。が、スーパーと違って一匹買いとなるので、これはお独りさまには不向きである。
どんな豪華な料理でも、お独りさまの食卓は味気ない。それも器ひとつで楽しくもなるだろうに、そういう面には無頓着で、ただ食べればいいという横着なババ。水切りカゴに入っている食器はいつも同じで、ごはん茶わんと汁椀、それに大皿と小皿、小鉢の一つもあれば用が足りる。
日本料理は「目」で食べるといわれるように、器と盛り付け次第でずいぶん違ってくる。外食の良さは、美しく盛られた料理の器を愛でながら、舌で美味さを味わうところにある。一方、お隣の韓国料理は「腹」で食べるといわれるとか。8年前、韓国へ行ったとき、最初に仁川空港で食べた冷麺の、ステンレスのボールにステンレスの箸には驚いた。韓流ドラマの中でも、ステンレスのボールでビビンバを作り、そのままスプーンで食べるというシーンをよく見かけるが、韓国の食文化の一つで行儀が悪いということとは違うようである。
飲食店のどこへ行ってもごはん茶わんや汁椀、箸などは金属製だった。これには戦後の小学校時代、アルミ食器で食べた味気ない給食を思い出して食欲も半減する。やはり料理は見て美しく、箸をつけるのが惜しくなる、そういう日本料理が一番である。
ババはもう食べることくらいしか楽しみがない。友人との月に一度の食事会に、次は何を食べようかとあれこれ考えるのが楽しみ。人間欲がなくなるとおしまいというけど、食欲があるからまだ死にそうにないネ。スミマセン
<食欲無くてもまだ死にそうにない>ので
さらにスミマセン。
ここまで「歯」が悪くなるとは計算外でした。自分の「歯」が少ないほど認知症にヒットする確率はダントツらしいので2重苦。
その上ジリジリ年金もカットされて3重苦
を味わう今日この頃で~す。
そう、お独りさまの食の問題!?
心身の健康直結とならば、無い智恵、袖も絞ってがんばらねばね。
工夫次第と云うけれど安価で美味しく、見た目もきれいで分量最適を続ける手持ちのレシピは皆目見あたらない。
せめて好みの萩や清水茶碗でお茶!を濁そう(^_-)-☆
私も上の歯は前歯4本だけ、おまけに右側は作った義歯があわず放置していたら肉が盛り上がって、もう義歯が作れない状態になり、左側の義歯だけに頼っている状態です。総入れ歯なんてことにはなりたくないですね。
毎日の食事の支度は認知症予防のためと思わなければ横着してしまいそうで、何とか頑張っています。
昨年末からコープを利用しだして、ヨシケイとコープで食料も日用品も事足りて、この冬はスーパーへ行かなくても冬眠できました。
自分の好きなレシピばかりで、体脂肪は上がる一方、それが目下悩みの種です。
少し料理法をかんがえなくちゃ…。
期間限定という言葉に弱く、ついファストフード店で食事を済ませたり、スナック菓子を間食したりと、肥満の原因となりがちな食生活を送ってしまいます。
やはり病気を予防しないためには、日々の健康を維持するための食事が重要ですね。
美味しいものの写真をブログでよく紹介されているのであなたがグルメ志向だと分かります。
私も体重さえ気にならなければ食べ歩きをしたいですが、この年になると量より質ですね。
美味しいものを食べると一時でも幸せな気分になれます。幸せな気分でいたければ美味しいものを食べればいいのです。
栄養が偏らなければしっかり食べて幸せな気分になりましょう。