ピンク色に染まった空、穏やかな朝景で一日が始まる。いいなあ!
うちのマンションはペットOK。猫はいないが、犬を飼っている人はよく見かける。犬は毎日散歩させた方がいいそうで、みなさんビニール袋を片手にお犬さまとお散歩。中には糞の始末をしないバアサンがいるって、ペットを飼うならルールを守らなくちゃあネ!
姪の家には、目がどこにあるか分からないくらい真っ黒のトイプードルがいる。名前は“ゲン”。小さい頃から子ども以上に可愛がられて、家で留守番するときは暖房・冷房は忘れない。しょっちゅうペットサロンに行ってヘアーのお手入れ。一緒に連れて出るときはきれいな洋服を着せて、「お出かけグッズ」持参だ。
子ども達が自立して夫婦2人だけになってから、お父さんはゲン一筋。自営業だから事務所へも連れてゆくし、夜も一緒に寝るから24時間一緒だ。孫が小さい時はお父さんの取り合いっこをしていたけど、今は孫も大きくなって、お父さんの相手をしてくれるのはゲンだけになった。
ゲンは私がマンションへ引っ越したのと同じ頃に姪の家に来たから、もう13年を過ぎた。ちなみに犬の年齢の換算方法は次の通り。
■小型犬・中型犬:人間に相当する年齢 = 20 + (犬の年齢 - 1)×4
■大型犬:人間に相当する年齢 = 20 + (犬の年齢 - 2)×7
この計算でいくと、ゲンは小型犬だから、人間に相当する年齢は68歳か。ずいぶんジイサンになったなあ。が、まだ私より若いわ。でも姪が言うには、最近、足がヨロヨロしてきたって…。ヤバい!
この前、姪に「もしゲンがいなくなったら、お父さん絶対にペットロスになるね」というと、「そう、それが心配なのよ」という。ペットを飼ったことがない私には理解不能だが、知人にもペットロスになった人がいて、ペットの話になると涙なくしては話ができないほどだった。
ところで先日、「犬を飼うにあたり、どれだけの費用が必要となるか」というネット記事があった。犬を飼うためにかかる一生の費用は、全種平均で「388万2754円」。また一生分の食費に関しては、全種平均「138万2776円」だそうである。犬の一生にかかる費用として、食費・消耗品・医療費・雑費・ペットサロン利用料金、そして初期費用を対象として算出したとか。
大昔の話だが、母方の叔父がシェパードを買っていた。鉄格子の殺風景な犬小屋、食事はご飯にみそ汁を掛け、おかずの残り物があれば与えるくらいだった。散歩は毎日させていたけど、特別なことは何もしていなかったように思う。もっとも犬は番犬というイメージしかなかったからそれが普通だろう。
昨今は亡くなったペットの火葬・供養は当たり前、納骨堂も用意されているとか。納骨堂に納めると年忌法要の知らせまであるそうで、こうなるともう人間さまと一緒、いや人間さま以上か…。あ~あ、お犬さまに生まれたかったなあ!🤭
いつ頃からペットフードが当たり前になったのか、今では残飯を与える人はいないようです。また昨今は大型犬でなく小さな可愛い犬がほとんど、ペットだから人間と一緒に暮らすのは当然ですが、ペットを飼っている家に入ると独特な匂いがしますね。
昔は番犬だから吠えなくてはダメ、今は吠えると隣家からうるさいと文句がでる。ペットの犬はじゃれつくけど声を出しません。衣食住には恵まれているけど、犬には自由がないような気がして…。
飼い主が下僕の様に傅いてしずしず。
競って流行のお洋服、クローゼットも準備されているのかとレインコートなど羽織る雨上がりですれ違う犬種も知らない犬たちに老女は戸惑いを隠せません
そうでしたよね。
我々が子供の頃飼っていた(我が家は何時も雑種犬)食事と散歩、これも放し飼いに近かったから
気が向いたら鎖に繋げて山道駆けっこ
猫共々空気のような存在で特別な扱いなど知らない飼い主でしたよ。
費用も知識も飼い主の心構えまで令和のペット犬猫様の存在位置は何処まで上昇するのでしょうか
ペット市場も何時か少子化のあおりを受けて
先細り❓