早朝の日の出前、西の空には名残の月、すぐに見えなくなったけど。
木曜日は3カ月おきの内科と整形外科の診察日だった。今回はいつも通り健康保険証を提出した。マイナカードを病院で利用するためには健康保険証利用登録の初回登録をしなければならない。
受付嬢の手がすいた頃、手伝ってもらってやってみた。最初、カードリーダーのスタートボタンを押して、マイナカードを挿入、顔認証か暗証番号のどちらかを選ぶ。顔認証を選び、画面にある点線の四角のなかに顔が治まるように立った。が、タイムアウトになって認証できない。何度やってもダメなので、今度は暗証番号を入力したがそれもダメ、これは私の記憶違いだったようだ。帰って調べたら4ケタの末尾が1違っていた。
なぜ顔認証ができないのか。私がマイナカードを取得したのは2016年(平成28年)、交付が始まってすぐだからもう7年も前だ。当時の写真の私は毛髪は黒々として、今よりはすこしは若く見える。今はというと前髪はほとんど白髪だし、顔はシワだらけ。だからカードリーダーは写真とは別人と誤認したのかも…。さもありなん!
「何度かやってみて下さい」と言われたが、今回は認証されても次回はどうなるか。そのたびに何回もタイムアウトになったら恥ずかしい。次回から暗証番号入力にしよう。こんなにめんどくさいなら健康保険証を提出する方がよほど楽だわ。
内科は投薬だけ、次回6月に血液検査や心電図など色々検査するという。整形も同じだが、最近たびたび腰痛が起こると担当医に告げた。私の腰痛の原因は「腰部脊椎管狭窄症」だそうである。
ちなみに腰部脊柱管狭窄症とは、神経の束である脊髄を保護する役割を持つ脊椎(特に腰骨に当たる部分)に変形が生じ、脊髄を圧迫している状態を指す。私のレントゲン写真をみると、腰から上の脊椎は等間隔に並んでいるが、腰から下は狭いところがあったり広くなったり、間隔はガタガタ。おまけに腰のあたりが少し歪んでいる。
私は40歳半ばに発症、完治しないが予防に背筋を鍛えるとよいと聞いて、水泳と腰痛体操を始めた。おかげでこの歳まで大した痛みもなく、何とか過ごしてきた。が、最近はキッチンで立ち続けたり、掃除機をかけるとき中腰になると腰が痛くなる。が、腰の屈伸運動を何回かやると治まるからまだましだ。
カラダは骨で動いているのではなく、骨の周りにある筋肉によって動いている。筋肉は体中に張り巡らされており、特に腰は脊椎(背骨)と腹筋で上半身の体重を支えているため、筋力が低下すると腰椎(腰の辺りの背骨)に負荷がかかり、腰痛の原因になる。「しっかり運動してください」と言われた。
若い担当医は何を質問しても丁寧に説明してくれる。呼ばれて入室すると「お待たせしましたね」。帰るときは「気をつけて帰ってね」と。この優しい声掛けに好感度はさらにアップする のである。
認証出来ないがオチだはきっと
私のマイナカード収得は2015年だから
顔写真と現在のご本人!との差!
そりゃ読み取り機クンの腕が悪いのではなく
我が老化が原因になろう。
器械相手に文句も言えないし、戸惑いながらも社会の変化についてゆくしか仕方ありませんね。
「確り運動」は肝に銘じておきます。
顔認証で画面に映るわが顔にびっくり。これでは機械が誤認しても仕方あるまい、そう納得しましたわ。カードリーダーの前であたふたしているのが恥ずかしかったです。
毎回これをやらなければならないとは、なんとめんどうな、受付で保険証を提示する方が簡単です。これでメリットがあるのは医療側だけかと。
顔つきの変化が早い乳幼児は写真不要だとか。年寄りだって顔が変わるけど、最初のままで大丈夫なのかしら?