北風と太陽の話でした!旅人に外套を脱がせる話です。
別に一記事にするほどのことでもないのかもしれませんが、思い付いたのがうれしくて、書きました。
寒いですね。そういうときは鍋をいただきたくなります。おでんやキムチ鍋のような温かくなりそうな鍋が。湯気がたち具材がぐつぐつと煮えているところをみるだけで幸せな気持ちに。
しかし、鍋を作るとき、注意しないといけない事態に陥ることがあります。具材がはいったまま、ぴったりと蓋がくっついてしまい、あかなくなってしまうことがあります。実はそのような事態が昨年末の実家で起こりました。おでんのために、たっぷりの具材が入ったまま、鍋があかなくなってしまっていました。外出先から帰ってきたところそういう事態に。母は水で冷やしたりドライバーでこじあけようとしたり叩いたりと必死だったようですが、どうしてもあきません。私もいろいろやってみましたがだめ。もうこれは食べられなくても仕方ない、鍋ごと捨てるしかないかもしれない、という所にまで言っていました。しかし捨てるにしても、具材がたくさん入ったまま、「金属類」として捨てるのは非常に抵抗があります。中のものをとにかく出さなければ。だんだん雰囲気が悪くなってきていた中、ふと、私の携帯で調べてみようということになりました(母は携帯やITとは全く無縁です)。そうしたらあったのです、鍋の蓋があかないときにはどうしたらよいかという疑問に答えてくれたページが。冷やすのではなく温めたらいいのですね!感謝感激雨あられ状態でした。以下のページが救いのページでした。
そこで火にかけてみたところ、すんなりあきました!加熱すると鍋の中の水分が蒸発して気圧があがり、蒸気が鍋の外に出ようとするので、開きやすくなるのですね。それまで冷やしていたため、気圧がさがって、さらに外から空気が入りにくい状態になっていたのだと思います。リンク先のサイトによると、「ゼロ気圧と仮定して直径20センチのふたなら、314キロで引っ張らないと開きません。」とか。おそろしい~。今までそういう不毛な戦いをしようとしていたのね。携帯とホームページに心から感謝したのはいうまでもありません。
というわけで、
お鍋の蓋があかないときは、鍋を温めましょう!
ブログを書くのなら、少しは人の役に立つところのあるブログにしたいと思っているのですが、この記事は役に立つような気がしています。携帯から検索したサイトにそのとき助けられた経験からも。