山口県周防大島物語

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無題 投稿者:昌行

2022年07月20日 18時09分29秒 | 亥の子歌
今日、亥の子の歌に付いて読んで思い出したことを書きたく、このHPに流れ着きました。
岡山県北部では、
「イノコの夜去 餅つかん者は鬼生め蛇産め 角生えた子産め イノコ イノコ」
という歌があり、地域ごとに細部で変化がある、と書いていました。

私は、岡山県勝央町のとある地域で亥の子を10年間体験したものです。
私の住んでいた地域での歌は、
「いーのっこ、いのこ、いーのこーの、よーさ、もっつかん、ものは、おーにうめ、ちゃうめ、つーのはえた、こーうめ、えーと、えと」
です。「、」区切りで石鎚を庭の地面に叩きつけていました。
子供の頃は意味不明な呪文でしたが、こうして漢字で改めて書かれるとなんとなく意味が分かるきがします。

石鎚を持てるのは中学生のみ、たまに小学生の6年が持てることがありますが、小学生は基本的には歌を合唱するか、玄関前で行う宣言役の槍持ち、亥の子が終わった後に餅やお金を受け取る役、畑に立てる竹と紙で作るアレを渡す役だったと思います。
石鎚で出来た凹みの深さを、ジャイアン~のび太で表していたこと、火花が出るくらい全力で叩きつけろと上級生に言われたこと等思い出しました。
いまも受け継がれているのでしょうか?

亥の子をする為に、玄関前で行われる宣言「ぎょうさん(じょうさん、だった気もします)てんのういわいます」の意味が未だに不明ですが、天皇と何か関係があるのでしょうか?


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