山口県周防大島物語

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大島宰判の支配層 歴代代官

2022年07月19日 20時11分59秒 | 江戸期に大島を支配した人たち
萩藩宰判の代官とは藩庁の郡奉行の下にあって直接庶民に接する立場でした。
大島宰判代官は藩主へのお目見え順序は18宰判代官中九番目と記録されます。
代官所のことを勘場と云い、代官の下には、勘定役、算用方役、寺社方、山方、
普請方、記録方、番所役等の諸役があり、代官は通常は藩庁に詰めており、春
秋、冬に出張で代官所へやってきて執務したとされます。

記録に残る、大島宰判代官


 歴代代官名            就任時

野原 勘左衛門           寛永2年頃(1625)

吉原 傳左衛門           正保元年頃(1644)

粟屋 五郎兵衛           承応3年頃(1654)

坂井 喜左衛門           仝    (1654)

久坂 五郎兵衛           元禄元年中(1688)

天野 右衛門            元禄16年頃(1703)

八木 又兵衛            宝永5年 (1708)

蜷川 新左衛門           正徳2年 (1712)

厚母 惣右衛門           享保年中 (1716~)

竹内 正兵衛            享保10年8月(1725)

小野 新右衛門           享保17年頃(1732)

藤井 庄右衛門           不詳

吉崎 作右衛門           元文元年8月(1736)

田巻 太郎左衛門          元文4年11月(1739)

伊藤 半右衛門           寛保元年2月20日(1741)

堀  八郎兵衛           寛保4年2月28日(1744)

馬屋原 直人            寛保年中(1744)

長嶺 喜右衛門           延享2年3月2日(1745)

高橋 九郎右衛門          寛延2年2月5日(1749)

境  忠左衛門           宝暦3年2月28日(1753)

伊藤 源左衛門           宝暦4年7月12日(1754)

矢島 作右衛門           明和3年正月25日(1766)

重見 太郎左衛門          明和3年7月6日 (1766)

  以下つづく・・・


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