写真は伊計漁港から宮城島を望む。
観光客はほとんど訪れることがない海辺の町。この集落の風情が私は好きだ。
そこには、沖縄の人々が静かに自然と共生する息吹を感じることが出来る。
沖縄を訪ねてきた友人を、東海岸方面に案内する時は必ずこの集落を訪れる。
海中道路に入り、直線の道を奥へと進む。海中道路は交通量も少なく、直線であるのでいつのまにかアクセルを全開にしたくなる。油断していると80キロを直ぐに越える。ここは、50キロまで。常時、パトロールカーがいるのでスピードには要注意だ。
海中道路は「海中」を走っているのではない。浅瀬に土砂を積み、一箇所だけを海水が行き来できるようにした人造道路であったらしい。今のような、素晴らしい道路になったのはほんの数年前である。
道路の両側は大潮のときなど浜遊びで賑わう。その時は、道路脇に長々と駐車列が出来るが、これにはパトカーのお咎めはないようだ。南国沖縄警察の粋な計らいだ。
海中道路を過ぎると与那城町だ。右に与那城漁港をみて進むと、やがて左手に広大な石油基地が広がる。直線の道路はカーレースにもってこいの道と錯覚しそうなくらい立派だ。やがて、この道は左に折れる。石油基地正門に突き当たる。門前を右にそれて小さな橋を渡る。渡り終えたら宮城島である。私は、この橋を渡る前の小さな港の集落がとても好きだ。いつか、一夜を過ごしてみたいと思っているが実現していない。民宿くらいはあるはずだ。
この集落の脇を通り過ぎてゆくと、右手に海の景観が広がる。道は峠にかかり、キビ畑の道となるが、直ぐに、湾が見えてくる。
やがて、道に突き出す大きな岩が頭上に迫る辺りまでくると宮城島とは分かれることになる。道路を覆うように突き出した岩は2億年前の岩という。
ここを過ぎると目のくらむような海を下に見る橋に行き当たる。大した距離でもないので、車を橋のたもとに停めて徒歩で渡って欲しい。
昨年のブログで、古宇利大橋も徒歩で渡るように進めたが、どの橋も徒歩で渡ってみるべきだと思う。それぞれに全く違う印象と感慨を覚えること間違いなし。
橋を渡り切ると伊計島。2、4分で左手に、小さな海水浴場伊計島ビーチに到着する。西海岸の大きくて、雄大なビーチでなく、小さな波静かなこのビーチももうひとつの沖縄だ。時間があればゆっくり楽しんで欲しい。
東海岸には開かれたビーチ、即ちリゾートは皆無に等しい。
それというのも、ビーチに適した砂浜はたくさんあるけれど、夏は東風が強く、波が高いためビーチには適さないからだという。だから、ビーチのあるリゾートは西海岸に集中している。
余談だが、冬になると逆になる。冬は西海岸は北西の風が強く波も高いが、東海岸は穏やかだ。沖縄の良質なモズクが採れるのは東海岸で、海中道路のあるこの与勝地区がモズクの県内最大の産地である理由かもしれない。
伊計漁港は伊計ビーチの外れ右に折れる小さな道をに入ったところにある小さな集落だ。車でもいいが、出来るだけ歩いてみよう。静かな海辺の町だ。
「こんにちは」他所から来たものの礼儀だ、行き交う人に声をかけよう。
永住するならこの海辺がいい!
~写真をクリックしてください。拡大します~
観光客はほとんど訪れることがない海辺の町。この集落の風情が私は好きだ。
そこには、沖縄の人々が静かに自然と共生する息吹を感じることが出来る。
沖縄を訪ねてきた友人を、東海岸方面に案内する時は必ずこの集落を訪れる。
海中道路に入り、直線の道を奥へと進む。海中道路は交通量も少なく、直線であるのでいつのまにかアクセルを全開にしたくなる。油断していると80キロを直ぐに越える。ここは、50キロまで。常時、パトロールカーがいるのでスピードには要注意だ。
海中道路は「海中」を走っているのではない。浅瀬に土砂を積み、一箇所だけを海水が行き来できるようにした人造道路であったらしい。今のような、素晴らしい道路になったのはほんの数年前である。
道路の両側は大潮のときなど浜遊びで賑わう。その時は、道路脇に長々と駐車列が出来るが、これにはパトカーのお咎めはないようだ。南国沖縄警察の粋な計らいだ。
海中道路を過ぎると与那城町だ。右に与那城漁港をみて進むと、やがて左手に広大な石油基地が広がる。直線の道路はカーレースにもってこいの道と錯覚しそうなくらい立派だ。やがて、この道は左に折れる。石油基地正門に突き当たる。門前を右にそれて小さな橋を渡る。渡り終えたら宮城島である。私は、この橋を渡る前の小さな港の集落がとても好きだ。いつか、一夜を過ごしてみたいと思っているが実現していない。民宿くらいはあるはずだ。
この集落の脇を通り過ぎてゆくと、右手に海の景観が広がる。道は峠にかかり、キビ畑の道となるが、直ぐに、湾が見えてくる。
やがて、道に突き出す大きな岩が頭上に迫る辺りまでくると宮城島とは分かれることになる。道路を覆うように突き出した岩は2億年前の岩という。
ここを過ぎると目のくらむような海を下に見る橋に行き当たる。大した距離でもないので、車を橋のたもとに停めて徒歩で渡って欲しい。
昨年のブログで、古宇利大橋も徒歩で渡るように進めたが、どの橋も徒歩で渡ってみるべきだと思う。それぞれに全く違う印象と感慨を覚えること間違いなし。
橋を渡り切ると伊計島。2、4分で左手に、小さな海水浴場伊計島ビーチに到着する。西海岸の大きくて、雄大なビーチでなく、小さな波静かなこのビーチももうひとつの沖縄だ。時間があればゆっくり楽しんで欲しい。
東海岸には開かれたビーチ、即ちリゾートは皆無に等しい。
それというのも、ビーチに適した砂浜はたくさんあるけれど、夏は東風が強く、波が高いためビーチには適さないからだという。だから、ビーチのあるリゾートは西海岸に集中している。
余談だが、冬になると逆になる。冬は西海岸は北西の風が強く波も高いが、東海岸は穏やかだ。沖縄の良質なモズクが採れるのは東海岸で、海中道路のあるこの与勝地区がモズクの県内最大の産地である理由かもしれない。
伊計漁港は伊計ビーチの外れ右に折れる小さな道をに入ったところにある小さな集落だ。車でもいいが、出来るだけ歩いてみよう。静かな海辺の町だ。
「こんにちは」他所から来たものの礼儀だ、行き交う人に声をかけよう。
永住するならこの海辺がいい!
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