沖縄は亜熱帯性気候で落葉する木は少ない。
隣家の寒緋桜の冬支度をした姿。
沖縄では珍しい枯れ木の姿だ。
この桜も正月が過ぎるとひとつふたつと花を咲かせ始める。
きょうは最高気温が20℃と予測された。
2週間までは夏日が続き、30℃を越す真夏日があったというのに。そろそろ、衣替えを急がねばならなくなった。それでも日中の温度が15℃を切る事は、年内はないだろうと思っている。
もう都会では出会うことがなくなったが、ほんの10年前まで、那覇市内のスナックではボトル半分をキープできる店があった。
1年半ほど前から、浦添市の屋富祖に通うようになった。ここには、昔のそうした半分キープの面影を残す店がある。
屋富祖へは58号線屋富祖交差点から右に入るとすでに屋富祖大通である。
那覇市内からだとタクシーで1,500円くらいだ。
華やかだった頃の昔の面影はないとこの街で青春を謳歌した古老たちが懐かしげに言う。
この街でもボトル半分キープという店に出くわした事はないが、酒で勘定するといった名残がある。
泡盛のキープは3,500~5,000円、ウイスキーは5,000円から。高級な酒を注文すると10,000を越える。
キープがあるとどんなにつまみが出ても、ひとり1,000円から2,000円。長い時間居たからといってテーブルチャージを取られるわけではない。
馴染みさんが久しぶりの連中に逢うと何時間でも長居する。
沖縄に来た当初は、腰を据えたらデンとして動かない当地ウチナンチューの飲み方を結構非難したものだが、最近、この勘定の仕方も合理的と気付いた。
長くいるだけ、また、つまみが美味ければそれだけ客は長居して酒を飲む。
勘定するほうも使うほうも明朗会計だ。
「あそこにキープがあったな」
金が乏しいときでも計算が出来るからついつい足が向く。
1ケ月が経ってみたら、ずいぶんと通っている事に気付く。
100円ショップに寄って、店を出るときは1,000円くらい払っている。
そして、そのほとんどが未使用のままだ。
沖縄の事情に疎い人は注意が必要。
那覇など県外人(ナイチヤー)が集まるところは本土並みの計算をする店が増えている。混合態もある。
クラブでない限りひとり10,000円前後を覚悟してゆけば、結構、冒険できる。
法外な請求をする店もある。自分はそんな店に出くわした事はない。どうも鼻が効くらしい。
ウチナンチュウが「行くな」というところには、大体、行ってない。
あくどい店は日本中どこにでもあるが、沖縄は少ないと思っている。
「屋富祖なんかで飲んでるの」
とナハンチュー(那覇の人)はいうが屋富祖も捨てたもんじゃない。
昔は、那覇の「松山」といえば高級クラブやスナックの集まった沖縄の社交街の代表格だったかもしれないが、今じゃその面影も薄れた。
結構、屋富祖も楽しいと、自分なりに粋がっている。
隣家の寒緋桜の冬支度をした姿。
沖縄では珍しい枯れ木の姿だ。
この桜も正月が過ぎるとひとつふたつと花を咲かせ始める。
きょうは最高気温が20℃と予測された。
2週間までは夏日が続き、30℃を越す真夏日があったというのに。そろそろ、衣替えを急がねばならなくなった。それでも日中の温度が15℃を切る事は、年内はないだろうと思っている。
もう都会では出会うことがなくなったが、ほんの10年前まで、那覇市内のスナックではボトル半分をキープできる店があった。
1年半ほど前から、浦添市の屋富祖に通うようになった。ここには、昔のそうした半分キープの面影を残す店がある。
屋富祖へは58号線屋富祖交差点から右に入るとすでに屋富祖大通である。
那覇市内からだとタクシーで1,500円くらいだ。
華やかだった頃の昔の面影はないとこの街で青春を謳歌した古老たちが懐かしげに言う。
この街でもボトル半分キープという店に出くわした事はないが、酒で勘定するといった名残がある。
泡盛のキープは3,500~5,000円、ウイスキーは5,000円から。高級な酒を注文すると10,000を越える。
キープがあるとどんなにつまみが出ても、ひとり1,000円から2,000円。長い時間居たからといってテーブルチャージを取られるわけではない。
馴染みさんが久しぶりの連中に逢うと何時間でも長居する。
沖縄に来た当初は、腰を据えたらデンとして動かない当地ウチナンチューの飲み方を結構非難したものだが、最近、この勘定の仕方も合理的と気付いた。
長くいるだけ、また、つまみが美味ければそれだけ客は長居して酒を飲む。
勘定するほうも使うほうも明朗会計だ。
「あそこにキープがあったな」
金が乏しいときでも計算が出来るからついつい足が向く。
1ケ月が経ってみたら、ずいぶんと通っている事に気付く。
100円ショップに寄って、店を出るときは1,000円くらい払っている。
そして、そのほとんどが未使用のままだ。
沖縄の事情に疎い人は注意が必要。
那覇など県外人(ナイチヤー)が集まるところは本土並みの計算をする店が増えている。混合態もある。
クラブでない限りひとり10,000円前後を覚悟してゆけば、結構、冒険できる。
法外な請求をする店もある。自分はそんな店に出くわした事はない。どうも鼻が効くらしい。
ウチナンチュウが「行くな」というところには、大体、行ってない。
あくどい店は日本中どこにでもあるが、沖縄は少ないと思っている。
「屋富祖なんかで飲んでるの」
とナハンチュー(那覇の人)はいうが屋富祖も捨てたもんじゃない。
昔は、那覇の「松山」といえば高級クラブやスナックの集まった沖縄の社交街の代表格だったかもしれないが、今じゃその面影も薄れた。
結構、屋富祖も楽しいと、自分なりに粋がっている。