あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の観光~金武町の金剛寺・鍾乳洞古酒蔵~東海岸のドライブ

2009年12月14日 11時16分57秒 | Weblog
 
真言宗金剛寺の参道。
小さなお寺であるが樹木に囲まれた静寂さがいい。

 
参道を下った右手にある。
案内の看板を撮影。


 地図は中心を動かさずに、拡大する。
プラスに目盛りを上げるとよい。

 先週、友人に誘われて昼食がてらコスモス畑を見ようと出向いた。
レストランで食事をした後、店の前のこんもりした小さな森にふと心が動いた。
何かしら立て札が立っている。
近づいてみるとお寺であることがわかった。

 掲示板を通読して興味が沸いた。
お釈迦様と弟子の問答。
バラモン教徒お釈迦様の逸話。
人生の示唆に富んだいい話だった。
そして、もうひとつ。
<当寺の鍾乳石(または酒だったか定かでない)は雑誌などで〇〇〇に効くなどと紹介されていますがそういうことは一切ありません>と明言している案内板があった。
昨今、珍しい心温まる感動を受けた。

 友人はレストランに残したままであったのだが、かまわず、参道を下りていった。
参道といっても、本堂まで車道から30メートルほどしかない。
本堂の広い前庭だけが冬の陽射しを受けて明るかった。
本道の右手に並んで売店がある。
棚やウインドウには泡盛が並べられていた。
<へえ、酒売っているお寺はめずらしいな>と店の中を見回して外にでた。

 売店を出ると左手に小さな洞窟の入り口がみえる。
近づいてみると入り口に「鍾乳洞古酒蔵」とあった。
ちいさな階段が地下に向かっていた。
入場料が要るところから察すると中はかなり広いのだろう。

 下りてみたい衝動に駆られたが、時間も気になっていたので再訪を期して引き返した。
参道には「金武町指定天然記念物ふくぎ」の大木があった。
<樹齢350年、樹周り2.8m、樹高12m>とある。
 
 名前は失念したが、この寺の前のレストランは値段も手ごろで昼食にはお勧めだ。
料理のメインが金武町名産の田芋(タイム)がいい。
コーヒーは好みでなかった。

 金武の鍾乳洞は有名で、ここに寝かせた酒は何度かいただいたがうまい。
書き留めるには記憶がぼやけているのが口惜しいが、もう一度、ゆっくりと訪ねてみようと思う。