

5月14日(水曜日)、恒例の友人大森氏が主催するフェアが沖縄産業支援センターで開かれた。
当日は久し振りの雨のない薄曇の好天日であった。
友人のN氏が迎えに来るまでの間、近所をひと回りしている時に、いつか目にした花を見つけた。
数年前、58号線の浦添市仲西付近の並木に咲いているのをみつけたことがあるが、あれから数年、目にすることはなかった。
薄い花びらの花が好きだ。
こんなに近くにあったのかと驚き、嬉しくもなった。
このフエアを始めて18年にもなるのかと感慨深かった。
18年前はフエアを開催するのに相当の苦労があったろうと推測できる。
大森氏は愚痴や言い訳は絶対に言わない男である。
「大変だったろうなあ」といえば「大変だったよ」くらいで終わりだ。
彼は那覇マラソンを初回から休みなく完走して、今年は30回目の節目に当たる。
昨年、29回完走の慰労と30回完走の激励会を兼ねてささやかな飲み会を開いた。
詩吟をやっていると聞いたのは数年前である。詩吟は聞いたことはなかった。
席上、カラオケで歌う朗々たる歌声はさすがであった。
仕事であれ、趣味であれ、とことんまでやる男だと感激したものだ。
毎日彼のブログを観ることを楽しみにしている友人が四国にもいる。
20年ほど前、「俺が撮った写真だ」と美しい花の写真を数枚送ってきた。
今は、範囲を広げて鳥などを撮ってブログにアップしている。
今年、彼は愛媛新聞の写真投稿で一等賞を獲った。確かに、写真は格段にうまくなっていると素人目にも感じてはいたが、朗報に自分のことのようにうれしくなった。
彼も仕事は決していい加減にはしなかった。
彼等ふたりは共通の友人でもある。
九州男児であることも共通しいる。
敢えて言うなら、二人の血液はO型、因みにわたしはA型。
そんなことなどを思いながら、11時過ぎに会場に着いた。


会場となった沖縄産業支援センターと入り口の看板風景。



会場は多くの人で溢れていた。今年も成功だな、とほっとした。
展示会場はクリーナー液やモップなどのビルメンテナンスに必要な消耗品から、ロビーの床クリーナーなど業務用の商品ばかりを陳列している。
門外漢の我々にはあまり縁のないものばかりであるが、種類のアイテムの豊富さと新しいアイデア商品に溢れていて結構たのしめる。
友人の激励も兼ねて毎年訪れる。
作業服に身を固めた人々の姿もどことなく眩しい。
その生き生きとした様に活力をもらうのも又たのしみのひとつでもある。
オーモリビルメンフェアの会場:沖縄産業支援センター
帰路、58号線を挟んでの丘が「がじゃんびら公園」とN氏が教えてくれた。
那覇軍港が一望できる公園だというN氏の誘いにのって立ち寄ることにした。
