
7月というのに百日紅の大木は蕾がいっぱいである。
ふた月あまりも遅い気がする。
15時過ぎ、夏空に夏雲が発生した。
本格的な夏の到来だ。
この雲は空全体を覆うことは少ない。
このような雲が発生すると雨雲がやがて現われる
午後2時から3時にかけて、南の空からやってくる。
そして、にわかに大粒の雨が落ち始める。
30分もすると雨は遠のいてゆく。
振ったところと振らないところとがはっきり路面に表われる。
当地の人は「カタブリ」という。「片降り」かなとは勝手な字を想像した。

花がちらほら見える「ゆうな」の木々には蕾がたくさんあった。

車の行き先に雲が発生した。
5分も車を走らせると、突然、車窓に雨粒が落ちてきた。
500mも走らせぬ内に雨雲は後方へと去り、乾ききった道が続いた。
沖縄の夏はこういう天気があるのだが、最近はメッキリ減った。
福岡からの友人を観光に案内しているときの7月15日の午後のことである。
友人曰く、
「福岡でも夕立がなくなった」
と。
確実に気象は異変を起こしている。

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