今年はどうしたことだろう。1月中旬というのに、この木(クワディサー)は未だ葉を落とさない。
ひょっとしたら、このまま春を迎えるのかなと気にかかる。
台所のヒヌカン
明日(1月17日)は御願解(ウガンブトゥチ)という行事を行なう。
沖縄では非常に大切にされている火の神様(ヒヌカン)が家庭で起こった事を天の神様に報告するために昇天する日である。
年始めにお願いした事どもを取り下げるとともに、
「良いことだけを報告してください」
とお願いする。
旧暦1月4日(1月26日)は火の神迎え(ヒヌカンウンケー)といい、昇天した火の神を迎える。
火の神(ヒヌカン)は一般的には台所に祀り、女性が世話をする。
沖縄ではヒヌカンをとても大事にする。
旧暦1月1日元旦は1月23日となる。
沖縄に着任した25年位前までは旧正月や旧盆は那覇あたりでも盛んだった。
旧盆は結構盛んであるが、年々旧正月を祝うことは都市部では少なくなってきている。
しかし、御願解(ウガンブトゥチ)と火の神迎え(ヒヌカンウンケー)は、今でも大切な祭事として執り行なわれている。
料理や供え物などはスーパーなどで売られている。
数日春日和でした。
明日は5度以上も下がるそうです。
でも、元気で春を待ちます。
母などは火の神様とか竈の神様とかいって大切にしていました。
来週月曜日23日が正月です。
沖縄の都市部では旧正月を祝う家はめっきり少なくなりました。
20年以上も前は会社や役所も休みだったのに。
いつまでも昔の風習は忘れないように大切にしたいものです。
特に台所のヒヌカンは大事ですね。
良いことを教わりました。
ありがとうございました。
noratan、お元気で春を待ちましょう。
鳥撮りも好調のようですね。
毎日、愉しんでいますよ
久し振りに沖縄の伝統ある行事の記事を読ませていただきました。
ありがとうございました。