大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

生意気なインプラントDRな私の悩み

2007年05月22日 | Weblog
患者さんは、何故かインプラントオペが終了すると、それで終わったと安心して、オペ部位が落ち着くと(オペ後4,5日)安心し切ってしまって、油断するようです。
だいたいがオペ直後の翌日にメインテナンスで来て下さった時に、何とも無くて患者さんは安心しています。
そのまま、3日くらい何ともない感じが続く事で、気が緩むようです。

これが大きな落とし穴です。
かなり過激な、抜歯即時植立・即時荷重同時GBR骨造成歯肉再生・審美治療をしているにもかかわらず、その綺麗な仮の歯と治りかけの骨、歯肉を確実なものと信じてしまうようです。
この思い込みに嵌る原因は、上手く説明出来ない私共にある事は間違いありません。

しかし、それでもオペしているのだからと言う、常識の範囲内を飛び越えたトラブルには驚きます。
いきなり焼肉食べに行かれた方、ピーナッツを食べ捲くった方、ラッキョウを食べる方、あっついオジヤを食べて火傷をする方、綺麗にしなければいけないからと歯間ブラシ使って縫合糸を切る方、思い起せば、色んな事をした患者さん達がいます。

それもこれも余りにも辛くないオペをしてしまったからなのか、と自分自身を責めてしまったりもします。
皮肉な現象です。
患者さんに苦痛を味合わせたくないから、腕を上げて、今では本当に何ともない、こんなオペ内容までしてこんなに何ともないなんて奇跡だ、とまで誉められても、こう言うトラブルが起きると、悲しく成ります。

もっと下手に成った方が、良いんじゃないかと思うくらいです。
そうすれば、患者さんはオペをした事を何時までも気にして、傷口を庇って下さるでしょうから。

MIの時代に、理想のオペを提供出来ていても、理想の結果を導き出すのには、患者さんの協力は非常に重要な因子です。
オペ後僅か2ヶ月、頑張って庇って下されば、どれ程皆さん治りが良いか。
その事を必死で訴えたいと思います。