大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラントは産業と化していますね

2007年06月14日 | Weblog
今歯科業界では、インプラントが物凄い勢いで伸びています。
しかし、アメリカではそれが行き過ぎて、反省の時期に成って来てしまいました。
今回参加したPRDはまさしく、それを象徴していたと言えるでしょう。

つまり具体的に言うと、インプラント自体が非常に良いものであるという認識が高まって、DR達がこぞってやりたがって、実際にやりだしてしまったのです。
そこには、充分に習熟しているDR達であるかどうか、は問題にされませんでした。

その結果何が起きたかと言うと、失敗の連発、大増加です。
インプラント自体の伸びよりも遙かに上回る、失敗率の増加が、大問題に成ってしまったのです。
これは当然の動きと言えます。

商業的に拡大を続け、インプラントを売る事に邁進してしまったメーカーが、それを助長してしまった事は、確かに否定出来ません。
又、そのメーカーがインプラントの創始者とも言えるメーカーで、ガリバーでもあって、日本でもシェアNo1だから尚更の如く、問題は大きかった訳です。
その反動でかなりメーカーがAO以来標的にされて、攻撃されています。

私自身は決して悪くないとは言いませんが、最終的なDRの判断、責任の方がやはり重い、と考えます。
思うに責任転嫁をしているのではないでしょうか。
私は、このメーカーをメインで使用していませんが、敢えて擁護したい位の変な雰囲気だと感じます。

何故そう感じるかというと、科学的ではなく、感情的な動きばかりであるような気がするからです。
インプラントはあくまで科学的・生物学的でなければ、と私は主張します。
雰囲気に流されて、メーカーを攻撃する気には私は、なれません。
DRとしての矜持としておかしいと感じるからです。

しかし、これがこれから日本国内でも頻発する可能性が非常に高いと危惧しています。
何故なら、日本は必ずアメリカの後追いをしているからです。

つまり、簡単に言うと日本国内でもインプラントの失敗が多発してくるであろうと言う事です。
安易に取り組むのは、大変に危険です。
何故ここまで強調するかと言うと、ネットの検索が意外に危険だからです。
インプラントの選択をするのにネットで検索される方が非常に増えています。

が、ネットで良い事をHP上で話していても、本当に気を付けなければ成らない事を明白にしているものが少ないからです。
然程勉強してないで、上位に出て来ている輩がいる事に注意をして欲しいのです。
ですから、強調して置きます。
生涯1回のインプラント治療です、よくよく選んで決めるように助言します。

アメリカで起きた事の二の舞に成らない為に、充分に調べてインプラント医を決めるようにして下さい。