大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラントオペの静脈内鎮静法が福音と信じている方への警鐘

2007年06月23日 | Weblog
インプラントオペに対する恐怖感を拭い去る為に、静脈内鎮静法が宣伝されていますね。
しかし、本来的に重要な問題が敢えてぼかされているので、注意を喚起したいと思います。

インプラントに限らず、オペの一番重要な事は、麻酔が切れた後の痛みや腫れのコントロールです。
オペはどんな場合でも、体に傷を付けるものです。
止むを得ずするものなので、当然局所に麻酔をしてオペをします。

当然麻酔が効いているので、オペ中痛む事など全くありませんし,あってはいけません。
痛むなら麻酔の効果が弱いのですから、追加するなり何なりしないといけません。
充分に麻酔が効いているなら、オペの痛みはありえません。

表面麻酔から順番を守り、キチンとしていけば腕の良いDRなら痛みなど感じさせません。
と言う事はオぺそのものは、痛みがないと言う事なのです。

麻酔が効かないと言う事も、まず有り得ません。
恐怖症の方で敏感な方でも、確認しながら進めば聴いている事が実感出来て、安心されてオペを受けられます。

問題は、実は麻酔が切れた後なのです。
その時にどれだけ痛くないかは、オペのやり方でしかありません。

静脈内鎮静法しても、オペのやり方が悪ければかなり痛むし腫れも出ます。
逆に言えば術中はなんともないのに、冷めてからズキズキ痛み出し、腫れて来たら、その恐怖感はいかばかりかのものでしょう。

現に、私自身の患者さんで静脈内鎮静法の経験者は、怖かったと言っています。
そりゃそうです。
なんともなくオペが終わったのに、冷めて帰宅してから痛いは腫れるはなのですから。

その情報を正確に出している所が全くない事に、強く違和感があります。
美味しい話ばかりで、拙い面を伝えないのはどうなんでしょうか。

皆目が覚めたらオペが終わってて楽だった、でしかありません。
その後は、暫くして歯が入って終わりました、です。
こんなんじゃ、正確な情報開示とは言えないでしょう。
途中経過がすっ飛ばされていますから。

今静脈内鎮静法が夢のような方法として取り上げられているので、敢えて問題点を指摘しました。
因みに私は即時荷重を主に用いていますので、鎮静法は使えません。
意識のハッキリしていない方のかみ合わせの調整は出来ないからです。
つまり、即時荷重では沈静法は不可能と考えています。

楽な治療を受けたいなら、何よりもDRの腕です。
その事を、はっきりと認識して下さい。