始めにお断りしているように、これは私が書いた元原稿なので、写真等は”歯科医療”を購入する等して、拝見頂きたいと思います。
文章だけでもそれなりに分かる様に配慮をして書いているとは、思っていますが全てを出せない事をご推察頂けると有り難く思います。
又、いつも申し上げておりますが、専門家等の方、ご質問等は個人的にメールで、kmdental21_genmatsumoto@yahoo.co.jpの方に頂けますようお願いします。
ハンドルネーム、匿名の方には当方としましては、まともな対応は出来ませんので、悪しからずご了解下さい。
尚、メール、コメント等での治療相談にはお答え出来かねます。
理由は、実際のお口の状況を拝見しないで正確な事を申し上げられないからです。
プロとして、中途半端は出来ないと言う信条です。
診察・相談希望、治療希望の方は3DXを撮影して後、受け賜ります。
(撮影料は1部位10000円です。)
実際にお会いしてでないと、正確な事を申し上げる事は出来ませんので、ご了承下さい。
その際も、当院は多忙を極めておりますので、一般的に診療時間と思われる時間帯で電話頂き、ご予約下さい。
(朝8時とかにお掛け下さっても留守電です。歯科医院の通常の営業時間は10時以降です。当院はコンビにではありません。)
そして、必ず、始めに一言”今電話しても大丈夫ですか?”と言うマナーを厳守下さい。
普通ならお電話は12時位が誰かしらスタッフの手が空いていて出易いと思われます。
(10時は開けて直ぐなのでてんてこ舞いしています。)
前置きが長くてスミマセンでした。
では、本文に参ります。
「各論」
前回は第1回、総論として即時荷重の概念について述べさせて頂いた。今回からは、各論として臨床的な実際の即時荷重治療について自論を展開しようと思う。
Ⅰ、部分欠損症例への即時荷重治療(今回)
Ⅱ、1本欠損への抜歯同時植立を含む即時荷重治療(次回)
Ⅲ、無歯顎への即時荷重治療とまとめ(次々回) (図1)
以上のように予定している。
部分欠損症例への即時荷重治療
1、 基本的な概念について
現在国内においては、部分的な義歯を回避して、インプラントでの固定式の歯を入れる適応が最も多いと考えている。実情を詳しく調べている訳ではないので、正確ではないかも知れないが、欧米においては1本欠損が最大の適応で、複数歯的な欠損症への適応は少数派のようで、日本とはやや事情が異なるのではないかと考えている。(図2)
その為に欧米からのこの方面の情報は非常に少なく、入ってくる情報は無歯顎に対しての即時荷重か、1本欠損への審美的な治療を行う即時荷重ばかりのようである。
そこで、敢えて今回、私は最も情報が少なく、国内において適応が多く、又患者さんから求められる可能性が高いと思われる、部分欠損への即時荷重から述べたいと思う。
義歯治療においてもそうだが、部分欠損は非常にバリエーションが多く、カリエス、ペリオ、欠損形態と非常に複雑で、DRの腕による差が最も出るものであると思われる。その為に、シンプルなプロトコールの提案しづらい、DRなら誰でもが避けて通りたい分野だと感じる。
その根本的な難しさは、顎位の設定、咬合の問題に行き着くのではなかろうかと、個人的には信じている。1本1本の歯の状態、カリエス、ペリオ、歯の植立位置等々が、機能的に良い状態の3D立体的な歯列弓、口腔内の安定環境を設定しづらい、分かり難い。その事がその最大の原因なのではなかろうか。その為、その事を念頭において治療に取り組まれる事をお勧めする。全てを解きほぐす鍵は、やはり咬合に有り、と提言したい。(図3)
部分欠損症に対しての即時荷重インプラント治療を行うに当たって、以上のように咬合をまず最重要視して頂く事を、是非忘れないで欲しい。近年即時荷重が喧伝されながら、意外に最大の適応症である部分義歯への治療の報告が少なく、又、漏れ聞く所によると、ノーベルダイレクトによる「即時負荷」が提案され、メーカー主導により安易な商業的な展開の拡大が、問題化しだしているそうだ。(図4)
実際、元々の開発・発売元であるヨーロッパでは、リサーチをもう一度出し直す様にメーカーに指導が入る事態に成り、発売が見合わせられていると言う話も聞き及ぶ。この情報も国内では案外知られておらず、今現在でも日本国内ではノーベルダイレクトは通常通り発売されいる。
決して私は、このインプラントを責めてはいない。現に私自身が適応症に合うと考える時には、使用して、非常に良い結果を得てもいるからだ。その時に何故なのかと考え、自身の結果と比較して、どうやら成功の鍵は咬合にあるようだ、と思い到った。その為、特に最初にその事を強調致した。類書においては、どうもその事が余り触れられていないように感じていましたので、尚の事、私はそれを銘記させて頂く。
*参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
文章だけでもそれなりに分かる様に配慮をして書いているとは、思っていますが全てを出せない事をご推察頂けると有り難く思います。
又、いつも申し上げておりますが、専門家等の方、ご質問等は個人的にメールで、kmdental21_genmatsumoto@yahoo.co.jpの方に頂けますようお願いします。
ハンドルネーム、匿名の方には当方としましては、まともな対応は出来ませんので、悪しからずご了解下さい。
尚、メール、コメント等での治療相談にはお答え出来かねます。
理由は、実際のお口の状況を拝見しないで正確な事を申し上げられないからです。
プロとして、中途半端は出来ないと言う信条です。
診察・相談希望、治療希望の方は3DXを撮影して後、受け賜ります。
(撮影料は1部位10000円です。)
実際にお会いしてでないと、正確な事を申し上げる事は出来ませんので、ご了承下さい。
その際も、当院は多忙を極めておりますので、一般的に診療時間と思われる時間帯で電話頂き、ご予約下さい。
(朝8時とかにお掛け下さっても留守電です。歯科医院の通常の営業時間は10時以降です。当院はコンビにではありません。)
そして、必ず、始めに一言”今電話しても大丈夫ですか?”と言うマナーを厳守下さい。
普通ならお電話は12時位が誰かしらスタッフの手が空いていて出易いと思われます。
(10時は開けて直ぐなのでてんてこ舞いしています。)
前置きが長くてスミマセンでした。
では、本文に参ります。
「各論」
前回は第1回、総論として即時荷重の概念について述べさせて頂いた。今回からは、各論として臨床的な実際の即時荷重治療について自論を展開しようと思う。
Ⅰ、部分欠損症例への即時荷重治療(今回)
Ⅱ、1本欠損への抜歯同時植立を含む即時荷重治療(次回)
Ⅲ、無歯顎への即時荷重治療とまとめ(次々回) (図1)
以上のように予定している。
部分欠損症例への即時荷重治療
1、 基本的な概念について
現在国内においては、部分的な義歯を回避して、インプラントでの固定式の歯を入れる適応が最も多いと考えている。実情を詳しく調べている訳ではないので、正確ではないかも知れないが、欧米においては1本欠損が最大の適応で、複数歯的な欠損症への適応は少数派のようで、日本とはやや事情が異なるのではないかと考えている。(図2)
その為に欧米からのこの方面の情報は非常に少なく、入ってくる情報は無歯顎に対しての即時荷重か、1本欠損への審美的な治療を行う即時荷重ばかりのようである。
そこで、敢えて今回、私は最も情報が少なく、国内において適応が多く、又患者さんから求められる可能性が高いと思われる、部分欠損への即時荷重から述べたいと思う。
義歯治療においてもそうだが、部分欠損は非常にバリエーションが多く、カリエス、ペリオ、欠損形態と非常に複雑で、DRの腕による差が最も出るものであると思われる。その為に、シンプルなプロトコールの提案しづらい、DRなら誰でもが避けて通りたい分野だと感じる。
その根本的な難しさは、顎位の設定、咬合の問題に行き着くのではなかろうかと、個人的には信じている。1本1本の歯の状態、カリエス、ペリオ、歯の植立位置等々が、機能的に良い状態の3D立体的な歯列弓、口腔内の安定環境を設定しづらい、分かり難い。その事がその最大の原因なのではなかろうか。その為、その事を念頭において治療に取り組まれる事をお勧めする。全てを解きほぐす鍵は、やはり咬合に有り、と提言したい。(図3)
部分欠損症に対しての即時荷重インプラント治療を行うに当たって、以上のように咬合をまず最重要視して頂く事を、是非忘れないで欲しい。近年即時荷重が喧伝されながら、意外に最大の適応症である部分義歯への治療の報告が少なく、又、漏れ聞く所によると、ノーベルダイレクトによる「即時負荷」が提案され、メーカー主導により安易な商業的な展開の拡大が、問題化しだしているそうだ。(図4)
実際、元々の開発・発売元であるヨーロッパでは、リサーチをもう一度出し直す様にメーカーに指導が入る事態に成り、発売が見合わせられていると言う話も聞き及ぶ。この情報も国内では案外知られておらず、今現在でも日本国内ではノーベルダイレクトは通常通り発売されいる。
決して私は、このインプラントを責めてはいない。現に私自身が適応症に合うと考える時には、使用して、非常に良い結果を得てもいるからだ。その時に何故なのかと考え、自身の結果と比較して、どうやら成功の鍵は咬合にあるようだ、と思い到った。その為、特に最初にその事を強調致した。類書においては、どうもその事が余り触れられていないように感じていましたので、尚の事、私はそれを銘記させて頂く。
*参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/