大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント臨床医が考える補綴義歯治療、最後まで歯を大事にする臨床⑧

2007年11月05日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラントを新しい歯根としようと考えた場合、骨の状況・歯茎の状況が悪くなってしまっている場合、それらを再生させて治療するのが、今流行のGBR骨造成とか歯肉移植です。

何故、私がこれらの技術を嫌うのか、その理由を述べましょう。

GBRを世界で一番初めに報告したのは、かのブーザーです。
彼は、細くなってしまった骨の幅を増やして、インプラントを植立出来る幅を獲得出来たと報告しました。
その当時は画期的な事だったからです。

ところが、この造成した骨は結局の所、相当量が失われてしまう事が、現在では分かっています。
60%が失われてしまい、インプラントを骨の真ん中に植立していたつもりが、何の事はない一番大切な頬側、唇側がなくなる事が3DXとかで判明してしまったのです。
これは骨をブロックで移植する治療でも、さして変わらない事も知られています。

それを補う為に、今はなくならない人口材を混ぜて、ボリュームを維持するように工夫していたりします。
つまり元来人工物を積み上げればそれで済むものが、回り道をしてしまった、それがGBRだと考えているのです。

歯肉移植が嫌いなのは、患者さんが痛がられるからです。
今流行りだしている、上顎の口蓋の歯茎を中削ぎして、それが繋がったまま前に翻して歯肉の量を増やす治療等、正にその例でしょう。

たった1本の歯肉を造るのに第一大臼歯の所まで切り開かねば行けないなんて、可哀想です。
プロ中のプロがやるなら良いですが、そうでないDRがしだそうとしているとしたら、怖いものです。

ですから、私はこれらのオペをすべきでない、と明言するのです。
習熟するまでは相当に時間が掛かります。
出来るDRについて何度も何度も手伝い、介助をして始めて身に付くものでしょう。

それを講習会を1度聞いただけで、出来ると甘く見てしてしまう事は、恐ろしい事です。

実は、この事はインプラント全般に言えているのです。

某大学病院、某指導医、某有名DRがGBRや即時荷重出来る筈ないと診断した方が、当院では普通に骨も増え、歯肉も増え、しかも即時荷重で審美的に手術直後に歯まで入っています。
これらの事実が、何を意味するのか。

答えの一つは3DXです。
後の答えは、DRラム+独自の工夫です。

真剣に悩んでいる患者さんへ。
最新最善非侵襲即時荷重インプラントは現実です。

参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
   http://www.implant.ac/implant_html/tokyo/matsumoto/










インプラント新情報を求めて、学会で仙台に行きました。

2007年11月05日 | ニュートンドクター見て下さい。
ドイツから著名なDRキルシュと並ぶ実力者と言うので、DRアッケーマンのAIAIの学会で、仙台に日帰りで行って来ました。
内容は、予想されてもので、真新しい感触のものは特にありませんでした。

骨とか歯茎が難しい状況になり、審美的機能的に治すにはどうするかと言うもので、例によって例の如く、骨を作り歯肉を移植して盛り上げて、治すと言うものでした。

しかし、あそこまでしないでも治せるのになー、と言う感想を持たざるを得ませんでした。
ただ、大変に評価出来るのは、合併症を大きく取り上げて写真まで出していた事です。

合併症とはオペに伴う患者さんに出てしまう、不快な症状の事です。
薬で言う副作用と言えば分かり易いでしょうか。
結構腫れさせているし、血腫が出て青痣が出ているのを隠さず出していたのです。

この話を、インプラント治療で、正面から具体的にしてくれるDRは、信頼が置けます。
大体のDR達が言葉上では何となく話し、患者さんも納得の上で治療に入るのでしょうが、現実の患者さんの写真を見てしまったら躊躇してしまう方が相当出てしまうのではないでしょうか?

国内の学会でも、雑誌でも、セミナーでもそうですが、合併症に関して逃げずに堂々と出しているDRは本当に少ないからです。
そう言う点からも、このアッカーマンは依頼して大丈夫と思われます。

これからはこう言ったインプラントの合併症の問題も知られ、それをどう超えてゆくかを患者さんのみならず、一般の方々に向けて、プロに向けて発信して行かねばならないようになるのでしょう。

正しい情報を伝える事を目指す我がブログ。
身を守る為、快適な世界最新最善治療を受ける為、これからも発信し続けます。
因みに私ならあんな腫らせないですし、痛ませないし、青痣も作らせません。

参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
   http://www.implant.ac/implant_html/tokyo/matsumoto/